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動画共有サイト・アプリを開発するポイントとは?構築の手法や注意点も解説

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アプリ開発専門のプロ「株式会社 Pentagon(ペンタゴン)」

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YouTubeのような動画共有サイト・アプリを開発する場合、費用相場は既存基盤(動画配信プラットフォーム)を活用する方法で数百万円〜、スクラッチ(ゼロから独自開発)の場合は1,000万円以上が目安です。構築の手法は大きく「既存基盤の活用」と「スクラッチ開発」の2通りに分かれ、必要となる中核機能は動画のアップロード・配信(エンコード/ストリーミング)/視聴/検索/コメント/会員管理/収益化(課金・広告)です。動画サービスはストレージ・通信(CDN)コストや著作権の権利処理など、一般的なアプリにはない論点が成否を分けます。

アプリ開発専門の株式会社Pentagonの実務視点では、最初から全機能を作り込むよりも、配信方式と収益化モデルを先に固め、必要最小限の機能でリリースしてユーザーの反応を見ながら拡張していく進め方が、投資のムダを抑えられます。

この記事でわかること

  • 動画共有サイト・アプリ開発の費用相場(既存基盤活用/スクラッチ)
  • 構築の2つの手法と、サイト・アプリどちらを作るべきかの判断軸
  • 動画のアップロード・配信・視聴・検索・コメント・収益化など必要な機能
  • 動画配信特有の論点:エンコード/CDN・ストレージ/通信コスト
  • 著作権・権利処理の注意点と、広告・課金・サブスクなどの収益化モデル

動画共有サイトとは?

動画共有サイトとは、ユーザーが動画を投稿することで、不特定多数のユーザーに共有できるサイトです。動画共有サイトは、2000年代前半から世界各国でさまざまなサービスが登場しています。まずは、代表的な動画共有サイトやさまざまな使い道を見てみましょう。

代表的な動画共有サイト

代表的な動画サイトには、以下のようなサービスがあります。

(1)YouTube

動画共有サイトの中でも最大手である「YouTube」は、全世界で月間約25億人以上がログインしており、知名度の高い動画共有サイトです(2023年1月現在)。YouTubeは動画の再生回数に応じて収益が発生するのが特徴です。YouTubeの収益で生活する、いわゆる「YouTuber(ユーチューバー)」という職業も誕生しており、画期的なサービスと言えるでしょう。

参考:Most popular social networks worldwide as of January 2023, ranked by number of monthly active users

(2)ニコニコ動画

ニコニコ動画は、株式会社ドワンゴが運営する動画共有サイトです。ニコニコ動画の最大の特徴は、「視聴者のコメントが動画上に流れる」点にあります。この機能により、視聴者がコメントをしながら、視聴者同士で一体感を持って動画を楽しめるのです。

(3)Dailymotion

Dailymotionは、フランスで誕生した動画共有サイトで、現在ではヨーロッパを代表するサービスとなっています。Dailymotionは、動画の長さは最大1時間と限定されているものの、比較的収益化しやすいのが特徴です。

(4)TikTok

TikTokは、中国の企業であるバイトダンス株式会社が運営する動画共有サイトです。SNS型であることが特徴で、音楽に合わせたダンス動画など短い動画を撮影し共有します。TikTokは若者を中心に流行しており、現在ではさまざまな世代に利用される、最も勢いがある動画共有サービスと言えるでしょう。

動画共有サイトのさまざまな使い道

動画共有サイトには、以下のような使い道があります。

(1)動画コンテンツによる販売促進

最近では、YouTubeなどの動画共有サイトを活用した販売促進も一般的になってきました。動画コンテンツによる販促は、紙媒体などと違って視覚・聴覚両方に訴求できるうえ、印象に残りやすいため販促効果が期待できます。

(2)動画コンテンツの販売

動画共有サイトを通して、動画コンテンツの販売も可能です。また、サブスクリプション方式でサービスを提供したり、e-ラーニングビジネスなどを行ったりもできます。

e-ラーニングのアプリ開発について興味がある方は、以下の記事もぜひご覧ください。

(3)社内向けの研修やマニュアルに活用する

動画コンテンツを社内向けの研修に活用することも方法の一つです。動画による研修には、以下のような効果があります。

・日時や場所に捉われず実施できる

・対面による研修より品質が安定する

・対面による研修よりコストや時間を削減できる

・反復学習できるので理解を深めやすい

また、動画コンテンツは社内向けのマニュアル作成にも活用できます。動画コンテンツに具体的な手順を収録すれば、紙によるマニュアルより具体的なイメージがつかみやすいため、理解しやすくなるでしょう。

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動画共有サイト・アプリが持つ主な機能・特徴とは?

動画共有サイトを開発および企画するにあたり、既存の動画共有サイトがどのような機能や特色を持っているかを把握しておくことは重要になります。理由として、動画共有サイトに持たせる機能が多いほど開発費や期間が長くなり、どのような特徴を持たせるかによって開発内容も大きく変わってくるからです。

動画共有サイトが持つ基本的な機能は以下の通りです。

  • 会員データ管理機能
  • 動画のアップロード機能
  • ライブ配信機能
  • アップロードした動画の管理機能
  • 動画視聴機能
  • 動画検索機能
  • 決済機能
  • コメント機能
  • 違反動画の報告機能
  • 違反ユーザーのブロック機能

など

このうち動画の「配信」部分についてもう少し掘り下げてみましょう。

動画共有サービスの「配信」は方法の選択も重要

動画共有サイトの開発は、保存動画を共有するのみなのか、生配信を行うかどうかによっても大きく変わります。そのため、構築する動画共有サービスにどの機能を持たせるか、方法の選択が重要です。

動画共有サービスの配信方法には、以下のような種類があります。

(1)ダウンロード型の配信

デバイスに動画データを全てダウンロードしたうえで、再生を行う配信方式のことです。ダウンロード配信には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・動画を一度端末にダウンロードしてしまえば、オフライン環境でも再生可能

・サーバーへの負荷が少ない

・コストが安く済む

デメリット

・動画がコピーされるリスクがある

近年の動画共有サイトには、後述のストリーミングやライブ形式と合わせてダウンロード機能も備えたものが多数あります。例えばYouTubeの場合、有料会員になると動画の一時保存機能が使えるようになり、オフライン環境でも視聴が可能です。

(2)ストリーミング配信

ストリーミング配信とは、動画ファイルのデータを小さな単位に分割し、受信した分から順次再生していく配信方式のことです。ダウンロード配信と違い、動画ファイルを受信しながら順次再生できるため、少ない待ち時間で視聴できます。ストリーミング配信のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・再生開始が早い

・ライブ放送が可能

・コピーされるリスクが少ない

デメリット

・配信コストが大きくなる

また、ストリーミング配信には、大きく2つに分けられます。

・オンデマンド配信

サーバー上に事前に用意された動画ファイルにアクセスし、動画を見る形式のことです。視聴者は、自分の見たいタイミングで見たいコンテンツを視聴できます。

・ライブ配信

ライブ配信とは、視聴者がリアルタイムで配信される動画を見る形式のことです。配信者と視聴者の間でコミュニケーションが可能で、臨場感を伝えやすいといったメリットがあります。

(3)プログレッシブダウンロード配信

プログレッシブダウンロード配信とは、動画データをダウンロードしながら、同時に再生できる配信を言います。ストリーミング配信に似ていますが、プログレッシブダウンロード配信では、動画データをデバイスに一時ファイルとして保存しながら再生するのが特徴です。プログレッシブダウンロード配信のメリット・デメリットは、それぞれ以下の通りです。

メリット

・一度ダウンロードされたところまでの動画ファイルは、オフライン環境でも再生可能

・ストリーミング配信に比べ配信コストが低い

デメリット

・デバイスに動画ファイルがダウンロードされるため、コピーされるリスクがある

配信方法によってメリット・デメリットは異なるため、目的に合った形式のものを選びましょう。


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動画共有サービスはサイトを作るべき?アプリを作るべき?

動画共有サービスの開発を検討する際、「Webサイト」と「アプリ」のどちらを作るべきなのか悩むケースもあるでしょう。ここでは、サイトとアプリでサービスを展開するメリット・デメリットを紹介するとともに、選ぶ際のポイントを解説します。

Webサイトでサービスを展開するメリット・デメリット

動画共有サービスをWebサイトで展開する場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・アプリのダウンロードが不要でアクセスすればすぐに利用できる

・ページ内の情報量に制限がない

・サイト側に加えた変更はユーザー側にも素早く反映されるため、いつでも最新情報を表示できる

デメリット

・頻繁に通信を行う必要があるため、インターネット環境の影響を受けやすい

・動画のダウンロード機能の提供が難しい

・Webプッシュ通知は個人情報と紐づけられず、できることが限られる

Webサイトは、情報を検索して到達したユーザーに対してアプローチする使い方になるでしょう。

アプリでサービスを展開するメリット・デメリット

アプリで動画共有サービスを展開するメリット・デメリットは次の通りです。

メリット

・ホーム画面からすぐにアクセスが可能

・Webサイトに比べて通信の頻度が低く、結果的に通信が早い

・ユーザー情報を活用した多機能なプッシュ通知ができる

・動画のダウンロード機能を提供しやすい

デメリット

・ユーザーが利用するにはアプリのダウンロードが必要になる

・Webサイトに比べ掲載できる情報が少ない

・Webサイトに比べ導入コストが高くなるケースがある

・定期的にアップデートが必要で、ユーザー側にも更新をしてもらう必要がある

企画内容やユーザー層によって展開方法を判断しよう

アプリ、webサイトのどちらで動画配信サービスを作るかは、アプリの内容やターゲットとなるユーザー層が判断基準となります。

新しくサービスを立ち上げるのであれば、新規ユーザーに気軽に触れてもらいやすいWebサイトでの展開の方が適している場合があります。一方、アプリが適しているケースとしては、すでに会員を持っている動画共有サイトのリピート顧客維持に活用する場合や、移動中に気軽に見てもらえるようなサービスにする場合などが当てはまります。ターゲットとなる世代がスマホ所有率の高い若年層が中心となる場合も、アプリ展開の方が向いているかもしれません。

新規ユーザーとリピーターの比率や年代といったユーザー層を分析し、企画内容も踏まえたうえでサイト・アプリのどちらにするか判断しましょう。

ちなみに、コストはかかりますが、サイトとアプリを併用する方法もあります。サイトとアプリを併用すれば、新規ユーザーをWebで獲得しながら、アプリ取得を訴求してリピート率向上も見込めます。もし予算に余裕があれば、サイトとアプリの併用も選択肢に入れてみるとよいでしょう。

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動画共有サイト・アプリの開発方法

流れを押さえて動画共有サービスの開発を進めれば、成功する確率は高まるでしょう。ここでは、動画共有サイト・アプリの開発方法を解説します。

企画を作成する

まずは、企画を作成します。搭載する機能やターゲットとするユーザー層など、どんな方向性で企画を進めていくのかを明確にしましょう。例えば、「YouTube」では世界中の人が無料で登録でき、誰でも気軽に投稿できます。一方、「ニコニコ動画」では日本国内をメインに、視聴者のコメントが動画上に流れるなど独自の文化が根付いているのが特徴です。こうしたターゲット層や搭載する機能を明確に決めることは、競合との差別化に欠かせません。

アプリの企画書の作り方についてはこちらの記事にてテキスト・動画で解説していますので、ぜひご覧ください。

開発の外注先を決定

次に、開発の外注先を決定します。動画共有サービスを開発する会社はいくつかありますが、それぞれ得意とする分野は異なります。例えば、パッケージの提供をメインとする会社もあれば、ゼロの状態からシステムを構築できる会社などです。

そのため、開発の外注先を選定する際は、過去の実績を調べたうえで求める開発会社を選びましょう。システム構築には高い技術力が必要になるため、条件に合いそうな開発会社をいくつかピックアップしておきます。ピックアップした会社の中から、相見積もりや実際の相談内容を踏まえて、信頼できる開発会社を選ぶと安心です。

外注先の企業を選ぶときのポイントについて、こちらの記事でも解説しています。

要件定義

外注先の決定まで終わったら、要件定義を進めていきます。要件定義とは、システム開発の前段階で、必要な機能や要求などをまとめる作業のことです。具体的には、以下の項目でまとめていきます。

・使用するサーバー

・システム全体における設計

・システムに搭載する機能やデザインなど

要件定義が不明確な状態で外注先と打合せを始めてしまうと、希望するイメージが正しく伝わらず、希望する動画共有サイトの方向性に狂いが生じるでしょう。そのため、求めるイメージを正確に伝えられるように、できるだけ細かく文書や画像で仕様書をまとめることが大切です。

開発・実装

いよいよ開発と実装を進めます。開発会社に依頼してから実装までの期間は、既存のプラットフォームによるパッケージを利用した場合では約2ヵ月が目安です。一方、ゼロからシステムを開発し独自の機能を実装する場合は、さらに長い期間がかかります。そして、実装が終わった後は、動画共有サイトの動作テストを行う段階に移ります。

リリース

ここまできて、ようやくリリースの段階に移ります。リリースに必要な作業内容をよく確認し、万全の体制で臨みましょう。また、動画共有サイトは、リリースして終わりではありません。リリース後にバグが発生することも十分に考えられるため、動作確認を念入りに行う必要があるのです。

このとき、開発会社だけに任せるのではなく、依頼者側もしっかりとチェックしましょう。依頼者側もチェックを行うことで、詳細なフィードバックを開発会社に伝えられ、より良いサービスにつながります。

動画共有サイト・アプリ開発の費用相場と2つの構築手法

動画共有サイト・アプリの開発費用は、「どの手法で構築するか」と「どこまでの機能を持たせるか」で大きく変わります。構築の手法は、大きく次の2通りに分けられます。

(1)既存基盤(動画配信プラットフォーム)を活用する

動画のアップロード・エンコード・配信といった「重い処理」を、既存の動画配信プラットフォームやパッケージに任せ、その上に自社のサービスを組み立てる手法です。配信周りを一から作らずに済むため、開発期間が短く、費用も抑えられます。目安としては数百万円程度〜、シンプルな構成であればより低コストで立ち上げられるケースもあります。一方、配信基盤の仕様に縛られるため、独自性の高い機能や大規模なカスタマイズには向きません。まず小さく検証したい、早く市場に出したいという場合に適した手法です。

(2)スクラッチ(ゼロから独自開発)で構築する

配信の仕組みも含めて独自に設計・開発する手法です。機能やデザインを自由に作り込めるため、競合と差別化したい本格的なサービスに向きます。その反面、開発期間が長く、費用も1,000万円以上になることが一般的です。搭載する機能が増えるほど、また同時視聴者数やライブ配信への対応など要件が高度になるほど費用は上振れします。

なお、ここで挙げた金額はあくまで初期開発費の目安です。動画サービスはリリース後も後述のストレージ・通信(CDN)コストといったランニングコストが継続的に発生する点が特徴で、ここを見落とすと運営が立ち行かなくなります。費用を試算する際は、初期費用と運用費用の両方を必ずセットで見積もりましょう。

アプリ開発全般の費用相場や内訳について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

動画配信ならではの論点:エンコード・CDN・ストレージ/通信コスト

動画共有サービスが一般的なWebサービス・アプリと最も異なるのが、扱うデータが「重い」ことに起因する技術的・コスト的な論点です。企画の段階で押さえておくべきポイントを整理します。

エンコード(変換)処理

ユーザーがアップロードした動画は、そのままでは多様な端末・通信環境で快適に再生できません。そこで、画質やファイル形式を最適化し、視聴者の回線速度に応じて画質を自動で切り替える(アダプティブ配信)ためのエンコード処理が必要です。アップロード量が増えるほどこの変換処理の負荷とコストもかさむため、自前で持つのか、クラウドの変換サービスを使うのかは初期設計で決めておくべき重要ポイントです。

CDN(配信ネットワーク)と通信コスト

動画は視聴のたびに大量のデータが配信されるため、視聴者が増えると通信量(データ転送量)が急増します。これを安定・高速に届けるために、世界各地のサーバーから配信するCDN(コンテンツデリバリネットワーク)を利用するのが一般的です。動画サービスのランニングコストの大半は、このデータ転送にかかる通信コストが占めます。視聴回数が増えるほど収益も増えますが、同時に通信コストも比例して増えるため、後述の収益化モデルとあわせて採算が取れる設計にすることが欠かせません。

ストレージ(保管)コスト

アップロードされた動画は削除されない限り蓄積され続けるため、保管に必要なストレージ容量とコストは時間とともに増加します。元データに加え、前述のエンコードで生成した複数画質のファイルも保持するため、容量は想定以上に膨らみがちです。長期運用を見据え、視聴の少ない動画の画質を下げる・アーカイブするといった運用ルールも併せて検討しておくとよいでしょう。

動画共有サービスの収益化モデル

動画サービスは前述の通り運用コストが継続的にかかるため、どう収益を上げるか(マネタイズ)を企画の初期段階で固めておくことが成功の前提になります。代表的な収益化モデルは以下の通りです。

  • 広告モデル:動画の前後や途中に広告を挿入し、広告収入を得る方式。視聴者は無料で利用でき、YouTubeが代表例です。多くの視聴回数(トラフィック)を集められることが前提になります。
  • サブスクリプション(月額課金)モデル:定額を支払った会員が見放題で視聴できる方式。安定した継続収益が見込め、e-ラーニングや専門コンテンツと相性が良いモデルです。
  • 都度課金(PPV/レンタル・購入)モデル:個別の動画やライブ配信ごとに課金する方式。プレミアムなコンテンツやイベント配信に向きます。
  • 投げ銭・ギフトモデル:ライブ配信中に視聴者が配信者へ金銭的なギフトを送る方式。配信者と視聴者のコミュニケーションが活発なサービスで機能します。

これらは単独ではなく組み合わせて採用するケースも多くあります。重要なのは、選んだモデルの収益が前述の通信・ストレージなどの運用コストを上回る見通しを、開発前に立てておくことです。

著作権・権利処理の注意点

ユーザーが自由に動画を投稿できる動画共有サービスでは、著作権をはじめとする権利侵害への対策が避けて通れません。投稿された動画に、第三者が権利を持つ映像・音楽・画像などが含まれていると、サービス運営者が責任を問われるリスクがあります。最低限、次のような仕組みを企画・開発に織り込んでおく必要があります。

  • 権利侵害コンテンツの通報・削除(テイクダウン)の窓口と運用フローの整備
  • 利用規約への、投稿者が権利処理に責任を負う旨や禁止事項の明記
  • BGM等で楽曲を使う場合の、音楽著作権(JASRAC等)の利用許諾の確認
  • 違反を繰り返すユーザーのアカウント停止・ブロックの仕組み

大規模なサービスでは、アップロード時に既存の権利コンテンツと自動照合する仕組みを導入することもありますが、まずは通報対応と規約整備を確実に行うことが現実的な第一歩です。権利処理は法務的な判断を伴うため、必要に応じて専門家への相談も検討しましょう。

動画共有サイト・アプリを開発する場合の注意点

動画共有サイト・アプリを開発する際は、「サーバー」が必要です。サーバーとは、「情報やデータといったコンテンツを提供するコンピュータ―」を指します。

一般的なサーバーでも動画配信は可能ですが、回線の送信データ量が少ないため、配信が途中で止まってしまうなどのトラブルが起きる恐れがあります。また、一般的なサーバーは同時にアクセスできる数も限られるため、視聴者が多いとサーバーがダウンしてしまう場合もあるでしょう。

配信形態にもよりますが、動画配信を行う場合は、ストリーミングに特化したサーバーを利用する必要があります

ストリーミングサーバーを選ぶ際は、「転送量」と「ディスク容量」が大きなものを選ぶことが大切です。転送量とは「アクセスがあった際、サーバーからアクセス元に送られる文字・画像・動画といったデータ量」の合計を表します。つまり、転送量が大きいほど、視聴者が動画を視聴する際の回線の混雑が軽減されるのです。一方、ディスク容量とは、「動画や画像などのデータを保管するスペースの大きさ」を指します。動画ファイルはデータサイズが大きくなりやすいため、ディスク容量も一定以上の大きさが求められるのです。

サーバーの転送量やディスク容量が大きいほど性能が高くなる一方で、運用コストが高くなる点には注意が必要です。必要な規模に応じて、コストパフォーマンスの良いものを選びましょう。

まとめ

動画共有サイトは、マーケティングにおける販売促進や社内向け研修への活用など、さまざまな使い方があります。動画共有サイトにはいくつか種類があり、それぞれ機能や特徴、配信方法が異なるため、動画共有サイトの開発を検討する際は目的に合ったものを選びましょう。また、実際に動画共有サイト・アプリの開発をする際は、手順を一つひとつ理解することが大切です。開発には多くの手間や時間、コストがかかるため、スムーズに開発ができるよう、ポイントや注意点を押さえておきましょう。

アプリ開発において知っておくべきポイントについて、こちらの記事に詳しくまとめています。ぜひチェックしてみてください。

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Posted by 山本 真矢

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