アプリ開発はリリース後の費用にも注意!アプリの運用コストとは?

今や私たちの生活に欠かせないスマートフォン。電話やメールといった従来の携帯の機能だけに留まらず、アプリを駆使してさまざまなことができるようになりました。チャットや各種SNS、ゲームといったものから、メモ帳・ToDOリスト・乗り換え検索など生活に役立つものまで多種多様です。こうした背景もあり、近年はアプリ開発が盛んに行われています。

一般的にアプリ開発は「リリースがゴール」という考え方が多いですが、実はそうではありません。実際には、リリース後の運用やユーザーに対するサポートこそが重要なのです。

例えば、新たな機能を追加したり、ユーザーの意見を元に改良を重ねたりすれば、よりユーザーのニーズに合致したサービスが形作れます。

そこで今回は、リリース後にかかるアプリの運用コストや相場について解説します。アプリの運用費用について知りたい方は、ぜひご参考ください。

アプリはリリースして終わりではない

冒頭でご紹介したように、アプリはリリースして終わりではありません。

基本的にどのようなジャンルのアプリであっても、リリース後の修正や機能改善は必要です。

分かりやすいのがゲームアプリですが、リリース後にバグを修正したり、新機能やキャラクターを実装したりすることは何ら珍しいことではなりません。

逆に、リリースした後に不具合が生じても修正が行われず、新たな機能追加がなければ、ユーザーは離れていってしまい、継続的な利用は見込めません。

そのため、アプリ開発はリリースまでを一区切りとするものの、リリース後の運用フェーズを念頭に入れておくことも重要です。

仮に、ユーザーの声を反映して修正を行おうとしても、現場のエンジニア・プログラマーなどの空きがなければ修正作業は行えません。また、運用後にかかるコストをあらかじめ予算に組み込んでいなければ、会社としてプロジェクトを進めることが困難な場合もあるでしょう。

とはいえ、ユーザーの要望に対応し、指摘を受けた不具合を修正することでアプリの人気は着実に伸びていきます。アプリの人気が伸びることで、より多くの収益が期待できるので、アプリ開発後も自社またはパートナー企業で、リリース後も継続して開発ができる体制を整えておくようにしましょう。

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アプリのリリース後に必要となる主な運用コストとは?

アプリのリリース後に必要となる主な運用コストは、次の5つになります。

  • サーバーのレンタル費用
  • ドメイン
  • アプリの不具合対応
  • アプリのアップデート
  • OSのアップデートへの対応」

これら5つの運用コストについて解説していきます。

サーバーのレンタル

まず、アプリを運用している限り、毎月のサーバー代が運用コストとしてかかります。Webサイトと同様に、スマホアプリもインターネット上にデータベースを持つ必要があるため、サーバー利用料金が毎月発生します。

サーバーはなるべくお金をかけずに、低価格のサーバーを選びたいところです。しかし、質や耐用性にこだわらずに安いサーバーを選んでしまうと、アプリの利用が集中した際に制限がかかり、一部のユーザーが通信エラーになってしまうなどのリスクがあります。

例えば、大規模な広告キャンペーンやTV・ラジオなどのメディアに取り上げられると、アクセス集中の可能性があります。単にサービスの安定性を考慮するだけでなく、マーケティングも絡む部分なので、そうした観点からも最適な性能を持ったサーバーを利用するようにしましょう。

しっかりと対策しておけば、サーバーダウンなどのトラブルを避けることができるので、既存の顧客との信頼関係を維持することができるでしょう。

基本的に、サーバー代は接続するユーザー数に応じて値段が上がるので、小規模なアプリであればあまり大きな金額にはなりません。しかし、サービス順調に成長したときには、増強の判断をして、コストをかけていく必要があります。

ドメイン

次に必要な運用コストとして挙げられるのがドメインです。

ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、サービスの看板と言えるでしょう。サイトやWebサービスに触れるとき、あまりドメインやURLを意識しない方もいるとは思いますが、目に触れる機会が多かったり、近年はSNSでリンクをシェアする機会も高まったりしていることから、注意が必要なポイントです。

また、ドメインはユーザーに信頼感を与えたり、サイトの力に影響を与えたりする重要な要素でもあります。例えば、サービス名に紐づいたドメイン名であれば覚えやすく、たどり着きやすくなります。

また、所在が明確な国内のサイトであることを表す「.jp」ドメインは、信頼性のある組織であるというイメージをユーザーに与えることが可能です。webサービスとしてドメインを取得する際には、多少費用がかかっても信頼性のある独自ドメインを取得するのが一般的です。

このドメインの費用は、取得した時と更新する時に発生します。相場は年間1,000~2,000円程度ですが、取得するドメインによってはこれよりも高くなる場合もあります。

アプリの不具合対応

アプリの不具合への対応費用も必要です。

実際にアプリをリリースして、はじめて不具合や機能の改善点が分かるというケースは少なくありません。アプリの利便性の向上のためにも、不具合とトラブルは早急に対処しましょう。トラブルの対応が遅れると、ユーザーからのアプリへの信頼が損なわれてしまいます。

放置しておくと、結果的にアプリのユーザー数が減ってしまい、売上の減少にも影響するでしょう。売上が減少すると、さらに改修に回せる金額が減ることにもなりかねないため、あらかじめ不具合対応には相応の運用コストを見積もっておくと安心です。

アプリのアップデート

機能追加や改善などを含めた、アプリのアップデート費用も発生します。

アップデート費用は、アプリを一から全部作るスクラッチ開発と、そうでない場合で工数・金額が大きく変わります。また、自社開発か外注開発かによってもコストは変わるでしょう。

例えば、外注開発を依頼していたり、システム保守サービスに加入していたりする場合でも、追加開発費が組み込まれていないケースは多々あります。加えて、iOS・Androidの相違によって開発言語も多少異なります。単にエンジニア人数を確保するだけだと想定していると、予想以上の金額になる可能性もあるので注意しましょう。

OSのアップデートへの対応

最後に、OSのアップデートへの対応も運用コストとして発生します。

アプリと同様に、スマートフォン自体もより便利になるように、Apple社(iOS)とGoogle社(Android)によって定期的にOSがアップデートされています。スマートフォンそのものを動かすOSがアップデートされると、様々な機能の追加や、不具合の改善が行われます。

利便性が高まる反面、今まで問題なく動いていたアプリが正常に起動しないなど、予期せぬ不具合が起きることもあります。具体的には、起動エラーが発生してアプリが落ちてしまう、ブラックアウトする、画面のフリーズなどが挙げられます。

このように、OSのアップデートによって不具合が起きる場合は、アプリユーザーの多くが影響を受けるものです。そのため、不具合への素早い対応が求められます。

素早く対応するためにも、あらかじめOSのアップデートへの運用コストも見積もっておく必要があります。

アプリの運用費の相場は?

冒頭でも触れた通り、アプリは開発して終わりというわけにはいきません。リリース後に不具合が生じる場合もあれば、ユーザーのニーズに合わせて新機能を追加する場合もあります。そして、その度に保守・運用費が発生します。

この運用費を見誤ると、トラブル対応が十分に行えずアプリの信頼性を落としたり、ニーズに合わないアプリに陥ったりしてしまう可能性があります。とはいえ、どの程度の予算を見積もっておくのが妥当なのでしょうか。ここからは、アプリの運用費の相場についてご紹介します。

各種保守にかかる費用はいくら?

まず、各種保守にかかる費用はどの程度なのでしょうか。

アプリの規模や要件にもよるため一概には言えませんが、保守にかかる費用の一般的な相場は、年間あたりアプリ開発費の15%程度になると言われています。

例えば、200万円かけて開発したアプリの保守費用は約30万円、1,000万円かけて作ったアプリの保守費用は約150万円が目安となります。

この中から、前章で触れたサーバーのレンタル費用・ドメイン費用・アップデート費用などをまかなっていきます。

アップデートや機能の追加にかかる費用

次に、アップデートやアプリの機能追加の場合にかかる費用の例をご紹介します。

追加する機能によって、金額は大きく異なります。それぞれ一般的な相場を見ていきましょう。

まず、ユーザーのメールアドレスからログインができる機能を追加するには、およそ20~40万円かかります。

一方、SNSなどのアカウントと連携してログインを行う機能のみの追加であれば、若干コストを抑えることができ、およそ10〜25万円が相場となります。

ただしiOSアプリの場合、SNSアカウントを使ったログイン機能を導入する際は「Sign in with Apple」も併せて導入する必要があります。この分の開発費を加えると、コスト削減の効果はほぼなくなりますので、その点はご注意ください。

次に、ショッピング系アプリで利用される決済システムです。既存のシステムを活用する場合と新規開発する場合によって異なりますが、およそ20~50万円かかります。

また、実店舗を持っている場合にも役立つGoogleマップの搭載には、約10~20万円必要です。

続いて、ソーシャルゲームアプリ課金制システムの設置費用です。実装にはおよそ10~20万円かかります。ゲーム全体の調整や機能追加などを行うと、トータルで300~1,000万円程度かかるケースも珍しくありません。

最後にデザインの変更についてです。外注した場合は50~100万円程の費用がかかります。

このように、アップデートやアプリの機能追加にかかわる費用だけでもかなりの金額がかかることが分かります。

外注の場合は、依頼先の会社によってもまちまちなので、必ず相見積もりをとっておくようにしましょう。

対応するOS数によっても変動

最後に、対応するOSの数によっても運用費が変わることを押さえておきましょう。

基本的に、OSごとにアプリを開発するため、例えばiPhoneとAndroid版のアプリを同時にリリースしている場合、それぞれに保守費用がかかるので、運用費は倍増することとなります。

また、iOSとAndroidアプリどちらも登録料金がかかります。iOSアプリの場合は、「Apple Developer Program」に開発者登録が必要で、年間およそ1万円(99US$)の登録料金がかかります。一方、Androidアプリの場合は、「Googleディベロッパーアカウント」の作成が必須で、およそ2,700円(25US$)の登録料金が必要です。アプリにはこのようなランニングコストが発生するので、念頭に入れておきましょう。

さらに、旧バージョンのOSに対応する場合にも別途費用がかかります。したがって対応バージョンを増やすと、開発コストが膨らんでしまう可能性があります。特に、対応機種が多く、最新以前のバージョンも多く使われているAndroidアプリでは、相場よりも費用が高くなる可能性があり、注意が必要です。

アプリ開発を外注するなら、運用コストも事前に確認を

アプリ開発を外注する場合、運用コストを事前に確認しておくことが重要です。

外注する際には、開発費用につい目が行ってしまいがちですが、リリース後の保守体制やコストもしっかりと説明してくれる開発会社を選びましょう。

その他、きちんとコミュニケーションが取れるか否かも、外注先の選び方のポイントの一つになります。コミュニケーションが上手く取れない業者を選んでしまうと、依頼者と外注先とで、アプリの開発イメージの共有が上手く行かず、アプリの目的や事業の方向性などにそぐわないものが出来上がってしまう可能性があります。

無駄なくアプリ開発をするために、より精度の高いアプリを作るために、事前の確認は徹底して行いましょう。

まとめ

今回はアプリ開発に関する、リリース後の運用費についてご紹介しました。

アプリは継続的に利用してもらう必要があるため、より良いものを目指してアップデートを繰り返すことが肝心です。しかし、そうした運用をスムーズに進めていくためには、あらかじめ運用にかかる費用を想定しておき、予算と工数を確保しておくことが欠かせません。

今回ご紹介したように、運用には維持にかかる費用のほか、機能追加やOSアップデートの対応などにかかる費用も押さえておく必要があります。

この運用コストを事前にしっかりと確認しておき、アプリの開発だけではなく、リリース後の保守体制を万全のものとしましょう。

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