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アプリ審査落ち対策|10年以上リジェクト対応してきた弊社が気をつけていること

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結論からお伝えすると、AppleのApp StoreやGoogle Playでリジェクト(審査落ち)される原因の大半は、特定のガイドライン違反に集約されます。主な原因を事前に押さえておけば、審査落ちの多くは回避・解決できます。本記事では、アプリ開発会社『株式会社ペンタゴン』の代表が、当社が実際に経験したリジェクト事例をもとに、主な理由と対策を2026年最新版で解説します。

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結論:リジェクトの主な理由と対策の要点

「Apple(App Store)の審査が厳しい・通らない」と感じる場面の多くは、ガイドライン違反が原因です。リジェクトの大半は以下の要点を事前に押さえておけば回避・解決が可能なので、まず要点を整理します。

◆ リジェクトの主な理由と対策の要点(2026年版)

  • 多発する代表的リジェクト
    ①Appleサインイン未対応(Guideline 4.8)
    ②ユーザー投稿の安全機能不足(1.2)
    ③サブスク表記の不備(3.1.2)
    ④プライバシー/不要な個人情報取得(5.1.1)
    ⑤UI/UXの作り込み不足(4.0)
    ⑥情報の重複・スパム(4.3)
  • 対策の基本
    審査前に最新のガイドラインを確認し、「審査基準を満たす設計・実装」を開発の最初から前提にすること。リジェクト後はメッセージのGuideline番号を特定し、該当箇所のみを的確に修正・補足説明して再申請する。
  • 近年(2025〜2026年)の傾向
    プライバシー(App Privacy/プライバシーマニフェスト)、トラッキング許可(ATT)、未成年保護、生成AI関連の表現など、プライバシーと安全性に関する審査が年々厳格化しています。
  • 再申請の流れ
    Resolution Center(App Store Connect)で指摘内容を確認
    → 修正 or 異議申し立て(Reply / Appeal)
    → 再提出。Apple・Googleで申請手順や審査傾向が異なる点に注意。

当社では数多くのアプリを審査通過させてきた実績とナレッジがあり、リジェクト解決のご相談にも対応しています。審査に強い開発パートナーをお探しの方は、こちらからお気軽にご相談ください

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【2026年最新】近年の審査ガイドライン変更と最新の注意点

「Appleの審査が以前より厳しくなった」と感じる方が増えていますが、これは体感だけではなく、実際にAppleとGoogleが審査基準(特にプライバシーと安全性)を年々アップデートしているためです。2025〜2026年時点で特に注意すべき最新ポイントを整理します。

  • プライバシー関連(最重要)
    App Storeの「App Privacy(プライバシー情報の表示)」の正確な申告が必須です。実際の挙動と申告内容に食い違いがあるとリジェクトされます。さらに、特定のSDK・APIを使う場合はプライバシーマニフェスト(PrivacyInfo.xcprivacy)と必須理由API(Required Reason API)の宣言が求められるようになり、未対応だと審査でブロックされます。
  • トラッキング許可(ATT)
    広告ID等でユーザーを追跡する場合、App Tracking Transparency(ATT)の許可ダイアログが必須です。許可なくトラッキングしている、またはダイアログの実装が不適切だとGuideline 5.1.2でリジェクトされます。
  • Guideline 4.3(スパム・重複)
    機能やデザインが他アプリと酷似している、または中身の薄いアプリの量産は「スパム」と見なされリジェクトされます。テンプレートを流用しただけのアプリは特に要注意です。
  • アカウント削除要件(Guideline 5.1.1(v))
    アプリ内でアカウント作成ができる場合、アプリ内からアカウントを削除できる導線の提供が義務化されています。退会導線がない、または分かりづらいとリジェクト対象です。
  • 外部決済・サブスク表示
    法規制(各国のストア外決済リンク許可など)の影響でルールが流動的です。アプリ内課金(IAP)と外部決済の使い分け、自動更新サブスクの請求額表示は最新ガイドラインの確認が必須です。
  • 生成AI・ユーザー生成コンテンツ
    生成AIや投稿機能を持つアプリでは、不適切コンテンツのフィルタリング・通報・ブロック機能(Guideline 1.2)の実装が一層厳しくチェックされます。

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【当社の経験談】審査落ちが続くアプリと、当社の乗り越え方

「何度も審査に落ちる」というご相談が多く寄せられます

私たち株式会社ペンタゴンには、「アプリの審査に何度も落ちてしまい、数ヶ月、悪い時には1年以上も公開できずに困っている」というご相談が頻繁に寄せられます。原因を詳しく伺ってみると、多くの場合、スマートフォンアプリの開発に不慣れなシステム開発会社に開発を依頼してしまっているケースがほとんどです。

スマホアプリを開発する際には、AppleおよびGoogleの審査ガイドラインを厳守することが求められます。ところが、Webシステム開発のノウハウはあっても、これらのモバイルガイドラインに精通していない開発会社では、ガイドラインを見落とした設計・実装になり、審査に通らない結果を招いてしまいます。

たとえばSNSアプリやCtoCマッチングアプリなどでは、不適切なユーザーをブロックする機能や、違反報告を行う仕組みが審査の条件として求められます。また、課金機能を設ける場合には、アプリ内課金を使うべきか、外部決済を導入すべきかを、提供するコンテンツやサービス内容に応じて判断しなければなりません。

このように、アプリを「とりあえず作る」だけでは不十分であり、最初から審査基準を満たすことを前提とした設計・実装が不可欠です。スマートフォンアプリの開発は、ガイドラインに精通した専門チームに依頼することで、初回審査通過の確率を大きく高めることができます。

審査リジェクトは「先を読んだ計画」で乗り越える

アプリの審査対応で本当に大切なのは、リジェクトされたときに一手・二手・三手先まで読み、あらかじめ計画を立てて対応することです。落ちてから慌てて場当たり的に直すと、再申請のたびに別の指摘を受け、公開が大幅に遅れてしまうことも少なくありません。

当社では、開発前に「この仕様で審査に落ちないか」というチェックはもちろん行っています。とはいえ、審査にはどうしてもリジェクトのリスクが残ります。仕様上どうしても踏み込まざるを得ず、リスクを承知のうえで開発した結果、落ちてしまうケースもあります。

そうした場合でも、当社は対応のパターン・案を複数ご用意します。「まずはこの案でいきましょう。もしそれでも通らなければ、次はこの案で進めましょう」というように、先を見越したリカバリー計画を立ててご提案します。だからこそ、審査のリスクがある案件でも、安心してご対応・ご依頼いただけます。

審査に通るか不安なアプリや、リジェクトでお困りのアプリがありましたら、審査通過の実績豊富な当社までこちらからお気軽にご相談ください

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まだまだある、注意が必要な審査落ち原因と対策

アプリ審査において重要なのは、審査基準を満たすことだけではありません。仕様変更や法規制への対応、AppleやGoogleの方針の変化など、リジェクトされるリスクは常に存在します。特に金融や位置情報、懸賞などの機能を含むアプリは、厳格なルールが定められており、ちょっとした説明不足や設定ミスでもリジェクトの原因になります。そこで本記事では、そうした「見落とされがちだが注意すべきポイント」も余すことなく解説しています。それでは審査落ち詳しく解説していきます。

理由① ユーザー投稿コンテンツの安全性

App Store審査ガイドラインに基づくリジェクトメッセージ

Guideline 1.2 - Safety - User Generated Content

Your app enables the display of user-generated content but does not have the proper precautions in place.

ユーザーが不適切な内容を投稿できるので、ダメですよ、という内容です。

対応としては以下の通りです。

  • 不快なコンテンツをフィルタリングする方法を用意
  • ユーザーが不快なコンテンツにフラグを立てる仕組みを用意
  • 不適切なユーザーをブロックする仕組みを用意
  • 開発者は、24時間以内に問題のあるコンテンツを対処しないければならない

これらの機能が実装されていれば、その旨をApp Store Connectで報告することで通過するケースがほとんどです。未実装の場合は、機能追加が必要です。


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理由② Appleサインイン未対応

App Store審査ガイドラインに基づくリジェクトメッセージ

Guideline 4.8 - Design - Sign in with Apple
We noticed that your app uses a third-party login service but does not offer Sign in with Apple.

FacebookやTwitterなどサードパーティのログイン機能を実装している場合、「Sign in with Apple」の実装が義務付けられています。
対応策は以下のいずれかです:

  • サードパーティのログインを廃止する
  • 「Sign in with Apple」を追加実装する

こうした対応は開発予算に大きな影響を与えるため、Appleのガイドラインを事前に把握しておく必要があります。

理由③ AppleサインインのUIガイドライン違反

App Store審査ガイドラインに基づくリジェクトメッセージ

Guideline 4.0 - Design
Your app uses Sign in with Apple as a login option but does not use the appropriate Sign in with Apple button design, branding, and/or user interface elements as described in the Sign in With Apple Human Interface Guidelines. Specifically:

- Your Sign in with Apple button is not displayed as prominently in your app as other sign in buttons. Sign in with Apple buttons should not be placed on separate pages or otherwise hidden.

Appleのガイドラインに準拠したデザイン・配置がされていない場合、審査に落ちます。特に以下のような指摘がよくあります:

  • 他のログインボタンより小さい・目立たない
  • ページを分けて表示している(=隠していると見なされる)

対応方法としては、AppleのHuman Interface Guidelinesを確認の上、ボタンサイズ・配置を見直すことです。

ガイドラインには、以下のようにどんなデザインが許容されてどんなデザインがダメなのか記載されています。

◆参考イメージ

エンジニアやデザイナーは実装する前に、目を通しておくと良いでしょう。

理由④ サブスクリプション表記の不備

App Store審査ガイドラインに基づくリジェクトメッセージ

Guideline 3.1.2 - Business - Payments - Subscriptions
We noticed that one or more of your auto-renewable subscriptions is marketed in the purchase flow in a manner that may mislead or confuse users about the subscription terms or pricing. Specifically:

- Your auto-renewable subscription displays the monthly calculated pricing for your subscription more clearly and conspicuously than the billed amount.

- The billed amount of your auto-renewable subscription is not clearly and conspicuously displayed to the customer.

自動更新サブスクリプションを実装している場合、コンバージョン率を考慮し、月額の金額を目立つように表示していました。月額換算の料金を目立たせて表示していたことにより、実際の請求額(月額×12など)がわかりづらく、ユーザーが誤認するとの指摘でした。対応としては、月額換算よりも実際の請求額を明確に、目立つように表示することです。

理由⑤ UI/UXデザインの問題

App Store審査ガイドラインに基づくリジェクトメッセージ

Guideline 4.0 - Design
We noticed that several screens of your app were crowded or laid out in a way that made it difficult to use your app.

1画面に要素を詰め込みすぎて、リジェクトされました。

以下の対応することで解決しました。

  • 不要な要素を削る
  • 文字のサイズを少し大きくする
  • リンク型のクリック部分を、ボタンに変更する

見た目の洗練さだけでなく、使いやすさ・可読性を重視したUI設計が求められます。

理由⑥ ビジネスモデルの不適合

App Store審査ガイドラインに基づくリジェクトメッセージ

Guideline 3.2.1 - Business - Other Business Model Issues - Acceptable
We found that your app facilitates loan or credit applications from multiple third-party financial institutions.Guideline 3.2.1(viii) of the App Store Review Guidelines requires that any app offering financial services must be submitted by the financial institution performing such services. Therefore, apps that offer loan or credit applications from multiple third-party financial institutions cannot be made available on the App Store.

金融系のサービスを提供するアプリは、そのサービスを提供する機関から提出されなければならない、という内容です。

金融サービスを提供する場合、そのサービス主体がアプリを提出する主体である必要があります。例えば、複数の金融機関の商品を紹介・取扱うアプリは、審査で却下されます。アプリの提供元が金融商品を提供する機関であることが必要です。金融系のアプリを開発する際は、細心の注意が必要となるので、覚えておきましょう。

理由⑦ 不要な個人情報の取得

App Store審査ガイドラインに基づくリジェクトメッセージ

Guideline 5.1.1 - Legal - Privacy - Data Collection and Storage
We noticed that your app requires users to register with personal information that is not directly relevant to your app's core functionality. Specifically, the following fields are required but do not appear to be directly relevant to your app's core functionality:
- date of birth
- gender


ユーザー登録時に、アプリの機能と関係のない個人情報(例:性別、誕生日など)を必須にしている場合は、リジェクト対象となります。
対処法

  • 必須といえない場合は、入力項目をオプションにしておく
  • どうしても必須な場合は、その理由を審査時に説明・異議申し立てする


アプリのコアな機能に関係がないのに、生年月日や誕生日を必須項目として扱っていたため審査に落ちました。実際にサービス上、必須である場合は、異議を申し立てることで解決しますが、必須といえない場合は、入力項目をオプションにしておく必要があります。

理由⑧ 実装機能に関する情報不足

App Store審査ガイドラインに基づくリジェクトメッセージ

Guideline 2.1 - Information Needed
During review, we noticed that your app utilizes the Apple Pay API. However, we were unable to verify any integration of Apple Pay within your app.

Apple Payが実装途中だったため、非表示にして審査に提出しました。そのため、Apple Payの機能はONになっているけど、機能が見当たらない、ということで質問されました。

対応としては、「現在実装中で将来のバージョンで使います。」と伝えることで解決しました。

理由⑨ バックグラウンド位置情報に関する審査落ち

審査対象:Google Play
該当ポリシー:機密情報にアクセスする権限または API に関するポリシー

位置情報のバックグラウンドアクセスをリクエストする機能をアプリに実装していたが、権限の正当性を示す動画の提示方法が不十分とされ、リジェクト。不服申し立てを3回ほど実施したが、動画のどの部分が問題かは明かされず、同一理由でのリジェクトが繰り返された。対処として、Android版ではバックグラウンド位置情報の取得機能を削除してリリースすることで審査通過。

理由⑩ 金融サービス表示に関する審査落ち

審査対象:Google Play
該当ポリシー:金融サービスに関するポリシー

「後払い機能」が、個人向けローンに該当すると判断されリジェクト。

  • 金利や返済期間、ローンの総費用の代表例をアプリ説明文に明記する必要あり。
  • また、「金融取引機能申告フォーム」で提供する金融商品を申告する必要がある。

上記対応で審査は通過。

理由⑪ 懸賞機能に関する審査落ち

審査対象:Apple App Store
該当ガイドライン:Guideline 5.3.2 - Legal - Gaming, Gambling, and Lotteries

アプリ内にWebViewで提供していた「懸賞応募機能」に関して指摘が入り審査落ち。

原因は以下の通り

  • - 原因①懸賞の公式ルールの表記がなかったこと
  • - 原因②Appleが懸賞のスポンサーでない旨の明示がなかったこと

利用規約に懸賞ルールと「Appleは関与していない」旨を明記して再提出し、審査通過。

リジェクト後の再申請(再審査)の流れ|AppleとGoogleの違い

リジェクトされても、正しく対応すれば多くは再申請で通過します。慌てて作り直す前に、まずはリジェクトメッセージに記載されたGuideline番号(例:4.8、1.2、3.1.2、5.1.1)を確認し、何が問題かを正確に特定することが重要です。

Apple(App Store)の再申請

  1. App Store ConnectのResolution Centerで、リジェクト理由とGuideline番号を確認する。
  2. 修正で対応できる場合:該当箇所を修正し、ビルドを差し替えて再提出する。
  3. 誤解・実装済みの場合:Resolution Centerで返信(Reply)し、スクリーンショットや動画、操作手順、テスト用アカウントを添えて状況を説明する。
  4. 指摘に納得できない場合:App Review Board への異議申し立て(Appeal)を行い、ガイドライン解釈の再判断を求める。

Google Play の再申請

  1. Play Consoleの通知で、違反したポリシー名と該当箇所を確認する。
  2. 該当機能の修正・宣言フォーム(権限/金融取引機能など)の提出を行い、新しいバージョンをアップロードして再審査をリクエストする。
  3. 判断に不服がある場合は異議申し立て(Appeal)フォームから申請する。ただし、前述の事例のように同一理由で繰り返しリジェクトされる場合は、該当機能の削除・縮小という判断が必要になることもあります。

ポイントは、Appleは「説明・異議申し立て」で覆ることが比較的多い一方、Googleは機械的・自動的な判定が絡み、不服申し立てが通りにくいケースがあるという違いです。落ち着いて該当箇所を特定し、的確に対応・再申請することが、結果的に最短での公開につながります。

審査には余裕あるスケジュールを

AppleやGoogleの審査対応は数日で完了することもありますが、修正が必要な場合は、1週間〜1ヶ月ほどかかることもあります。こちらの記事も合わせてご覧ください。

特に課金機能やマッチング機能のあるアプリは、審査が厳しくなる傾向にあるため、十分に準備しましょう。


今回ご紹介した内容を参考に、アプリの設計を進めていきましょう。もし「自社の事業向けアプリを作りたいけど、実際にアプリ開発の費用は、どれくらいになるのか?」「アプリ開発の外注を検討していて、一度相談したい」などお考えでしたら、アプリ開発会社の株式会社ペンタゴンをご検討ください。
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Posted by 山本 真矢

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