アプリストアで選ばれる条件とは?実際に見られるポイントTOP10【N200調査】
東京のアプリ開発会社Pentagonは、200人を対象に実施した調査で、ユーザーがインストール判断時に実際に重視しているポイントをランキング化しました。1位は「無料かどうか」で89.9%が重視。
本記事では、ストアページ最適化(ASO対策)の優先順位を、ユーザーの実データで示します。
※本調査データの引用・転載は、出典として「株式会社Pentagon調べ」および当記事URLの明記をお願いいたします。
インストール判断の重視度ランキングTOP10
「アプリをインストールするかどうか判断するとき、以下の要素をどのくらい重視しますか?」という質問に対しては以下のような結果となりました。( 重視率=「とても重視」+「やや重視」の合計 )

| 順位 | 要素 | 重視率 |
|---|---|---|
| 1位 | 無料かどうか(価格) | 89.9% |
| 2位 | レビュー平均点(星の数) | 86.4% |
| 3位 | ダウンロード数・人気度 | 77.9% |
| 4位 | レビュー件数 | 76.4% |
| 5位 | アプリの説明文 | 71.4% |
| 6位 | スクリーンショット画像 | 46.2% |
| 7位 | アプリの容量(サイズ) | 39.7% |
| 8位 | 開発元(会社名・ブランド) | 35.7% |
| 9位 | 最終更新日(更新頻度) | 34.7% |
| 10位 | アプリアイコンのデザイン | 23.6% |
上位5つ(価格〜説明文)はすべて70%超。 一方、下位5つ(スクショ〜アイコン)は20〜46%にとどまります。このデータが、ASO施策の優先順位を明確にしてくれます。ASO対策のポイントについては後ほど詳しく説明します。
最初に目が行く要素は「価格→レビュー→人気度」の順
「同じ機能のアプリが複数あった場合、最初に何を見て判断しますか?」という質問に対しては以下のような結果となりました。

| 順位 | 最初に見る要素 | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | 無料かどうか | 31.7% |
| 2位 | レビュー平均点 | 26.1% |
| 3位 | レビュー件数 | 19.1% |
| 4位 | ダウンロード数 | 13.1% |
| 5位 | スクリーンショット | 5.0% |
| 6位 | 説明文 | 3.5% |
| 7位 | 開発元 | 1.5% |
上位3つ(価格・レビュー平均・レビュー件数)で76.9%。ユーザーの4人に3人が、この3要素で最初のふるい落としをしています。
詳細分析!調査結果からわかるASO対策のポイント
1位: 無料かどうか(重視率89.9%)
「とても重視」が68.3%と、全10項目で唯一の過半数。価格は最も強力なフィルターです。
ASO対策におけるポイント: 無料プランの存在をストアページの冒頭で明確に伝える。「基本無料」「○○機能は無料で使える」等の情報は説明文の最初に配置。
2位:レビュー平均点(重視率86.4%)
「何点以上なら安心か?」を聞くと
- 4.0以上が安心ラインと答えた人:66.3%
- 4.5以上を求める人:9.0%
- 気にしない人:わずか3.5%
ASO対策におけるポイント:4.0以上の維持が最優先KPI。3.9と4.0の差は、数字以上にユーザーの心理的安心感に影響する。
3位:ダウンロード数・人気度(重視率77.9%)
「多くの人が使っている=信頼できる」という社会的証明が強く機能しています。
ASO対策におけるポイント:ダウンロード数が多い場合はストア説明文やスクリーンショットで積極的にアピール。「○万人が利用」等の表記が有効。
4位:レビュー件数(重視率76.4%)
レビュー10件未満に抵抗を感じる人は、全体の85.4%
27.1%の人が「インストールしない」と回答。
ASO対策におけるポイント:リリース初期のレビュー獲得が最重要課題。アプリ内でのレビュー誘導タイミングを設計段階から計画する。
5位:説明文(重視率71.4%)
「とても重視」20.6% + 「やや重視」50.8%で、71.4%が説明文を重視している。スクリーンショット(46.2%)より25ポイント高い。
ASO対策におけるポイント:説明文はスクショより重視されている。機能の羅列ではなく「何ができるか」「どんな課題を解決するか」を簡潔に伝える。
6位:スクリーンショット(重視率46.2%)
全体の重視率は46.2%と中位ですが、別の質問で詳しく聞くと
「スクショを参考にする」人は75.9%(見て判断10.6% + ある程度参考65.3%)
◆スクショで最も見られるポイント
Q.スクリーンショット画像で、特にどんな点を見ていますか?(あてはまるものすべて)
| 順位 | 注目点 | 選択率 |
| 1位 | 画面全体のデザインの雰囲気 | 57.8% |
| 2位 | 操作画面がイメージできるか | 48.7% |
| 3位 | 文字の読みやすさ・情報の整理 | 40.7% |
| 4位 | 機能の充実度がわかるか | 32.2% |
| 5位 | 自分の好みのデザインか | 19.6% |
| 6位 | プロが作った感じがするか | 6.0% |
ASO対策におけるポイント: スクショは「機能説明」より「デザインの雰囲気」が見られている。美しく整理されたUIの画面を最初の2〜3枚に配置すべき。
8位:開発元(重視率35.7%)
重視率は低いが、58.8%が何らかの形で開発元を確認している(必ず確認する15.6% + 気になったときに確認する43.2%)。
◆信頼を感じる条件
Q. 開発元が信頼できると感じるのは、どんなときですか?(あてはまるものすべて)
| 選択肢 | 選択率 |
| 有名な企業・ブランドが開発している | 60.8% |
| 他にも人気アプリを出している | 47.2% |
| 公式サイトがしっかりしている | 46.2% |
| レビューで開発元の対応が評価されている | 32.2% |
| アプリストアの「デベロッパー情報」が充実している | 15.6% |
| 特に気にしない | 10.1% |
ASO対策におけるポイント:ストアのデベロッパーページに公式サイトへのリンクを設置。サイトの品質がアプリの信頼性に波及する。
10位:アイコンデザイン(重視率23.6%)
重視率は最下位。しかし、76.4%は「最終的にデザインが良い方を選ぶ」と回答しています。
ASO対策におけるポイント:アイコン単体の重要度は低いが、ストアページ全体の「デザインの質感」として無意識に影響している。アイコンだけ改善しても効果は薄く、スクショ・説明文と一貫したデザイン品質が重要。
ASO最適化の優先順位マップ
今回の調査結果から以下の優先度でASO対策に取り組むことが、初期リリース時のアプリで大切であることが判明しました。
| 優先度 | 施策 | 影響する重視率 |
|---|---|---|
| ★★★ 最優先 | 無料プランの訴求を明確に | 89.9% |
| ★★★ 最優先 | レビュー4.0以上の維持 | 86.4% |
| ★★★ 最優先 | レビュー初期10件獲得の仕組み | 76.4% |
| ★★☆ 高 | 説明文の改善(課題解決型に) | 71.4% |
| ★★☆ 高 | DL数・利用者数のアピール | 77.9% |
| ★☆☆ 中 | スクショを「雰囲気重視」で刷新 | 46.2%(参考率75.9%) |
| ★☆☆ 中 | デベロッパーページ+公式サイト整備 | 35.7% |
| ☆☆☆ 低 | アイコンデザインの改善 | 23.6% |
株式会社Pentagonは、アプリの企画からストア公開・改善まで一気通貫で支援しています。ASO戦略を含めたアプリ設計にお悩みの方は、ぜひご相談ください。
調査概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査名 | アプリのインストール導線と選定基準に関する調査(2026年) |
| 調査期間 | 2026年3月 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 有効回答数 | 200名 |
| 対象 | スマートフォンアプリを利用する20〜60代の男女 |
| 調査主体 | 株式会社Pentagon(https://pentagon.tokyo) |
※本調査データの引用・転載は、出典として「株式会社Pentagon調べ」および当記事URLの明記をお願いいたします。




