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アンケートアプリの開発にかかる費用は?成功のためのポイントも解説

近年は「アンケートアプリ」という、ちょっとした時間でお小遣い稼ぎができるアプリが人気となっています。一般的なタイプは「簡単なアンケートに答えるだけでポイントが蓄積していき、ポイントをギフトコードや賞品に交換できる」というものです。そのほかにも、発売前の新商品などが送られてくる「モニターアンケート」や座談会形式でアンケートを行うこともあります。この記事では、そんなアンケートアプリについての概要や既存のアプリの特徴紹介、アプリ開発における必要な機能などを解説します。

アンケートアプリとは?

アンケートアプリとはユーザーがアンケートに答えることでポイントを蓄積して、貯まったポイントを現金や賞品、他社ポイントなどと交換できるアプリです。待ち時間などのちょっとした時間で簡単にポイントを貯めてお小遣い稼ぎになるため、近年人気となっています。選択式のアンケート以外に、商品モニターや座談会式のモニターアンケート、ミステリーショッパーなどで沢山のポイントを貯められるものもあります。

なお、アンケートアプリを利用する際は個人情報の扱いなどに注意しましょう。アンケートアプリによっては情報を不正に利用するものも存在します。実際にアプリを利用する場合は、プライバシーマークなどの有無を確認してから利用することをおすすめします。

主なアンケートアプリの例

アプリストアでアンケートアプリを検索すると様々なアプリが表示されます。ここでは数あるアンケートアプリでも特に人気のある「powl」「スマートアンサー」「マクロミル」を例に挙げます。どのような機能・サービスが提供されているのか、どのような特徴がユーザーを引き付けているのかをチェックしていきましょう。

・powl

株式会社POMobileが開発・運営している、可愛らしいイメージキャラクターのフクロウが印象的なデザイン性の高いアンケートアプリです。powlでは2択型・チャット型・モニター型のアンケートが設けられており、2択アンケートは1問1ポイント・チャット型アンケートは1問2~3ポイントが受け取れます。ログインポイントも用意されているため、ログインするだけでも少しずつポイントを貯めることが可能です。

貯めたポイントはギフトコードやスタンプ、他社ポイントなどと交換することができます。ちょっとした時間に2択やチャットで直感的に回答できるのが、このアプリの魅力といえるでしょう。

・スマートアンサー

株式会社フォリウムが運営している、「Z世代」とも呼ばれる10代~30代に特化したアンケートアプリです。運営歴が長いため信頼性も高いという魅力があります。このアプリでは回答画面にアニメーションが使われており、ほかのアンケートアプリと異なる独自の楽しさもあります。

アンケートに答えて蓄積したポイントは、ギフトコードや他社ポイントなどに交換可能です。アンケートだけでなく飲食店やドラッグストアなどのクーポンも配信されています。「おしごと機能」というシステムが設けられており、広告視聴などをこなすと「おしごとコイン」が貯まっていきます。

おしごとコインを10枚貯めれば1ポイントに交換できます。他社のアンケートの利用登録をすれば配信されるアンケートの数が大幅に増えるため、コツコツ貯められる点も特徴です。

・マクロミル

株式会社マクロミルが運営しているアンケートアプリです。マクロミルのサービス自体は2000年から続いており、2012年にはスマートフォン版サイトをリリースしました。「プライバシーマークの認証を受けている」「SSLを導入している」「JMRA(日本マーケティングリサーチ協会)の正会員を務めている」などの特徴があります。数あるアンケートアプリのなかでもトップレベルで個人情報の保護に務めている会社です。

アンケートは事前アンケート・本アンケート・商品モニター・インタビュー調査などを実施しています。アンケートの更新頻度も高く、次の更新まで待つ機会が多くありません。1ポイント=1円でギフトコードや現金振込、他社ポイントに交換できるなど、安心してお小遣い稼ぎができる点も特徴です。

アンケートアプリに必要な機能とは?

アンケートアプリにおいて必要となる機能を、回答者向けに絞ってご紹介します。

・会員情報の変更、退会機能

アンケートを受け取り回答を送るために必要な情報などを登録して、必要に応じて変更したり退会の手続きをしたりするための機能です。

・アンケート機能

アンケートを表示してユーザーが回答するための機能です。アプリの顔ともいえる機能のため、多くのアプリがアンケート機能の使いやすさやデザインなどに工夫を凝らしています。

・所持ポイントの確認、利用機能

アンケートに答えた報酬として蓄積したポイントを確認したり、賞品と交換したりするための機能です。交換する賞品によっては外部と連携する必要もあります。

・口座登録機能、個人情報認証機能

アンケート報酬を口座振り込みで受け取る形式のアプリも存在しており、振込先の口座を登録する際に求められる機能です。口座登録に伴う個人情報資料のアップロードや画像認証の機能なども役立ちます。

・セキュリティポリシーやガイドラインなどの表示、問い合わせ機能

アンケートで集めた情報の取り扱いに関する規則などを表示する機能です。大半のアンケートは個人情報を扱うため、この機能があればユーザーが安心してアプリを利用できます。

アンケートアプリの費用相場

アンケートアプリを開発するうえで、アプリの種類や開発にかかるコストが重要です。

アプリ開発にかかるコストは、一般的に「日数×人数×月額単価」で計算します。開発に必要な費用や日数は、アプリの種類によって異なります。シンプルな機能で構成されたアプリであれば、200万円~300万円ほどかかり、短期間で開発可能です。

一方「独自の機能を組み込む」「読み込みスピードを考慮する」のような工夫を凝らすアプリでは、開発期間が長くなる傾向があります。例えばポイント機能をつけたり、報酬をもらえるアプリの場合、必要な機能を搭載させると500~800万円ほどの費用となります。

アプリ開発の開発費用についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

【相場】モバイルアプリの開発費用はいくら?開発費を抑える方法も紹介

アプリの種類による違い

アプリには「Webアプリ」「ネイティブアプリ」「ハイブリッドアプリ」という3種類の仕組みが存在します。

Webアプリはブラウザ上で動くアプリです。インターネットに接続していればダウンロード不要で利用できます。

ネイティブアプリはスマートフォンなどにインストールするタイプのアプリを指します。読み込みはスピードが速く、ユーザーが継続的に利用しやすい点が特徴です。

ハイブリッドアプリはWebアプリとネイティブアプリの両方の性質をもっているアプリで、Webアプリよりも読み込みスピードが早く、更新や修正もしやすい魅力があります。

開発スピードはエンジニアによって異なりますが、基本的にはWebアプリやハイブリッドアプリの方がネイティブアプリよりも短い期間で開発が可能です。

ネイティブアプリ開発とは?Webアプリ,ハイブリッドアプリとの違いを比較解説

開発にかかる期間の目安

アプリの開発にかかる期間は、アプリの仕様や実装する機能などによって変動します。

シンプルなアプリならば1~3ヶ月で完成可能です。しかし、ゲームや位置情報を利用するもの、読み込みスピードなどにこだわるものなどは6ヶ月~1年以上かかることもあります。開発に見込まれる期間をあらかじめ確認しておきましょう。

ハイブリッドアプリやWebアプリは比較的短期間で開発できますが、頻繁に画面を切り替えるアプリには向いていません。読み込みスピードなどの快適さを追求する場合は、スクラッチ開発を選ぶのがおすすめです。

ちなみに、アプリ開発における費用はエンジニアの人件費が多くの割合を占めています。システムエンジニアに1ヶ月依頼する場合は100万円前後、個人のプログラマーに依頼する場合は1ヶ月40~70万円、大手企業のプログラマーは1ヶ月50~100万円が相場です。

アンケートアプリの開発は外注がおすすめ

アプリを開発するにはプログラミングの技術が必要ですが、知識のない人が1から勉強するには長い時間がかかります。

一方でアプリ開発を外注すれば、自社にエンジニアやプログラマーがいなくとも自社アプリの開発が可能です。第三者を挟むため費用が高くなる傾向がありますが、アプリ開発の専門家に開発を任せられます。安定して要望に沿ったアプリを納期にあわせて開発してくれるでしょう。

依頼先によっては、要件定義の段階からサポートしてくれることや、もっと良いアプリにするためのアドバイスがもらえることもあります。社内にアプリ開発の環境が整っていない場合は開発会社への依頼を積極的に考慮しましょう。

アンケートアプリ開発を成功させるポイントとは?

アプリ開発を成功させるうえで要件定義が重要です。なかでもマネタイズ設計はリリース後のためにも欠かせません。どのようなアプリを開発してほしいのか、開発者側にわかりやすく伝えることも大切です。外注する場合は依頼する会社によってアプリ開発の成否が変わるケースもあります。実際に開発会社を決める際は複数社に見積もりを依頼しましょう。

企画を作りこむことが最も重要

アプリ開発を成功させるには最初の企画が重要です。一例として、マネタイズ(資金回収)の設計も大切な役割を持っています。どれほど素晴らしいアプリを開発してもリリース後には保守運用に費用がかかるため、資金を調達する手段は必須でしょう。マネタイズ設計を行う際には「どのように資金を得るのか」といった計画は事前に定めておくことをおすすめします。

また、近年主流となっている無料アプリの場合は「広告」「アプリ内課金」「サブスクリプション」などの方法が用いられています。アンケートアプリの場合は広告を掲載する方法が適していて、広告を掲載するとユーザーが直接お金を出すことなくマネタイズできるようになります。ほかのマネタイズ方法と比較して、ユーザーが抵抗感なくアプリを利用できるメジャーな方法です。

広告にもリワード広告・インタースティシャル広告・バナー広告など様々な種類が存在します。アプリに最適なタイプの広告を選びましょう。

アプリの企画を作る際に押さえておくべきポイントをこちらの資料でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

アプリマーケティングの基礎を解説!これを知っているだけでC向けアプリの企画が劇的に変わる!

要件定義は正確に実施

マネタイズ設計を含むアプリの要件定義は、開発において最も重要な工程に数えられます。要件定義が充分に行われていないと、アプリを実際に開発する段階になっても、開発者側に正確な開発要件を伝えられません。うまく開発者側に伝えられないと、想定と異なるアプリが完成する可能性もあります。また、完成後のアプリに修正が必要になれば、その分余計な時間とお金がかかってしまうでしょう。求めている機能やアプリのターゲット、マネタイズ設計などをあらかじめ明確にしておくことが大切です。

アプリのコンセプトや機能の優先度、ユーザーがアプリを実際に利用した場合のイメージなども含めて伝えておくようにしましょう。もし、費用などの問題から実装する機能を減らすような場合でも、残しておきたい機能を明確にしておけば重要な機能は削除されません。

外注先はさまざまなポイントから選定

アプリ開発を外注する際は、実績や得意分野などのさまざまなポイントを見てから依頼先を決めましょう。アプリ開発会社にはそれぞれに得意分野があります。ゲーム系のアプリ開発が得意な会社や、ビジネス用のツール系アプリが得意な会社など、得意分野は幅広く存在します。開発したいアプリと依頼先の得意なジャンルが一致していれば、より良質なアプリを開発できるかもしれません。

また、依頼先の選択肢も大手・中小企業・フリーランス・クラウドソーシングなど幅広く考えられます。各種の外注先候補から依頼先を選ぶ際の判断材料のひとつとして、複数社に見積もりを送ってもらいましょう。見積もりの項目を確認して、工程ごとに必要な費用などを細かく記載している会社は安心して依頼できます。

まとめ

今回はアンケートアプリについてご紹介してきました。ユーザーがアンケートに答えることでポイントが蓄積されるアプリです。貯まったポイントはギフトコードや他社ポイント、賞品などに交換できます。短い時間でコツコツお小遣い稼ぎができるので、近年人気を集めているジャンルのアプリです。

アンケートアプリを開発する際はアンケートの表示機能だけでなく、所持ポイントの確認機能やセキュリティポリシー・ガイドラインの表示機能なども求められます。特にアンケート機能はアプリの顔であり、多くのアプリが独自の工夫を凝らしています。

今回ご紹介したように、アプリ開発では独自の工夫が施されたアプリにしたい場合は開発に時間がかかり、6ヶ月~1年以上かかるケースもあります。

理想的なアンケートアプリを開発できる人材が社内で確保できれば問題ありません。しかし、開発可能なプログラマーやエンジニアが社内にいない場合、自社内でアプリ開発を進めるのは困難です。自社開発を行えない場合は、アプリ開発の外注をおすすめします。

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