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現場管理アプリ「作ったのに誰にも使わない」5つの原因と対策を紹介

更新日:2026年2月24日 公開日:2026年2月23日
監修者:山本 真矢

現場管理アプリは「開発した=成功」ではありません。現場で日常的に使われて初めて、業務効率化・品質向上・情報共有といった導入効果が生まれます。しかし実際には、導入から数週間〜数ヶ月で形骸化し、「気づいたら誰も使っていない」「結局、紙や電話に戻った」という状況に陥るケースは珍しくありません。マッキンゼー・グローバル・インスティテュートの調査(2017年)によると、建設業は全産業の中でデジタル化が最も遅れている業界の1つとされており、デジタルツールの定着が他業界以上の課題となっています。

まずは現場管理アプリの開発費用・作り方を知りたい方は「現場管理アプリの作り方をプロが解説!」をご覧ください。

本記事では、株式会社ペンタゴンで代表を務める筆者が、現場管理アプリが定着しない5つの原因と、それを防ぐための開発・導入のポイントを解説します。「すでに作ったが使われていない」という方にも、立て直しのヒントをお伝えします。

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「現場管理アプリを作ったが使われない」状態からの立て直しもペンタゴンにご相談ください

ペンタゴンでは、現場管理アプリの新規開発だけでなく、「作ったが使われない」状態からの立て直し・リニューアルのご支援も行っています。

◆弊社にて対応可能なことの例

  • 定着しない原因の分析と改善提案
  • 現場のヒアリングに基づいたUI/UX再設計
  • 運用ルール・導入フローの整備サポート
  • スモールスタートによる段階的な展開支援

「すでに開発したがうまくいっていない」という状況でも、お気軽にご相談ください。

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定着するアプリの条件は2つだけ

現場管理アプリが定着するためには、2つの要素が揃っていることが必要です。逆に言えば、どちらか一方でも欠けていると、確実に使われなくなります。IPAの「DX白書2023」では、DX推進において「システムの使いやすさ」と「社内の運用ルール整備」が成否を分ける2大要素であると指摘されています。参考:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX白書2023」

① 使いやすいUI/UX

手袋をしたまま操作する・屋外の明るい場所でスマホを見る・移動しながら入力するという、オフィスとは異なる環境での使用が前提です。「1アクション1タップ」を基本に、入力ステップを極限まで減らした設計が求められます。「高機能だが使いにくい」アプリは現場では通用しません。どんな機能を追加すべきかご検討中の方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

現場管理アプリに必要な機能は?業種別おすすめ機能をプロが解説

② 運用ルールの整備と周知

いくら使いやすいアプリを作っても、「誰がいつ何を入力するか」というルールが整備されていなければ機能しません。導入前に現場リーダーを巻き込んでルールを作り、全員に周知することが定着の前提条件です。

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現場管理アプリが定着しない5つの原因

ガートナーの調査では、DXプロジェクトの約70%以上が期待した成果を出せずに終わるとされています。その主な原因は「使われないシステム」です。以下の5つの原因を事前に認識し、設計・導入に活かすことが重要です。参考:Gartner, "Top 10 Data and Analytics Trends" 

原因①:入力負荷が高い

最も多い失敗原因が「入力が面倒すぎる」です。入力項目が多い・選択肢が多すぎる・写真の添付手順が複雑——こうした設計では「使うより紙のほうが楽」と判断され、どんなに機能が揃っていても使われなくなります。

対策:

  • 入力項目を「必須」と「任意」に明確に分ける
  • テンプレート・定型文で文字入力を最小化する
  • 写真は1タップで撮影→添付できる設計にする
  • 自動入力・前回値引き継ぎで手間を省く

現場スタッフが「このアプリは楽だ」と感じるまで、入力UXを徹底的に磨くことが定着の第一歩です。一般に、入力ステップが3ステップ増えるごとに離脱率は大幅に上昇するとされており、入力フローの簡素化は定着率向上の最重要施策の1つです。

原因②:現場の例外処理に対応できない

計画通りに進まないことが多い現場では「やり直し」「差し戻し」「イレギュラー対応」が日常的に発生します。しかしこれらに対応する機能が設計されていないと、「アプリでは対応できないから手で記録する」という運用に戻ってしまいます。

対策:

  • 承認フロー・差し戻し・修正履歴の機能を設計に含める
  • イレギュラー時のコメント欄・フリーテキスト入力を用意する
  • 実際の業務フローをヒアリングし、例外ケースをすべて洗い出してから設計する

「想定通りのケース」だけでなく「想定外のケース」を設計に含めることが重要です。

原因③:協力会社・外部メンバーが使えない

建設・製造・物流では多数の協力会社が関与するケースが一般的です。「元請だけ入力・協力会社は見られない・使えない」という設計では、情報共有の仕組みとして機能しません。協力会社が情報を入力できない設計では、元請だけが入力を抱え込む結果になります。

対策:

  • 協力会社・外部メンバーも利用できる段階別の権限設計(閲覧のみ・入力可能など)
  • アカウント発行・招待フローをシンプルにする
  • 協力会社に過度な入力負担をかけない設計にする

国土交通省の調査(2023年版)によると、建設現場の工事では平均して複数の専門工事業者・協力会社が同時に関与しており、元請だけでなく協力会社も含めた情報共有体制の整備が不可欠です。参考:国土交通省「建設産業の現状と課題」(令和5年版)

原因④:管理側が確認・フィードバックをしない

現場スタッフが「入力しても誰も見ていない」と感じると、入力が形骸化します。入力側だけが頑張っても、管理側が活用しなければ意味が伝わりません。「管理する側の使い方」が定着の鍵を握っています。

対策:

  • 管理側のレビュー・承認フローをシステムに組み込む
  • 入力データを管理側がどう活用するかを導入前に定義する
  • 週次レポート・改善提案など定期的なフィードバックの運用ルールを決める

原因⑤:導入手順が雑で現場が置いてけぼりになる

「システム開発チームが決めて、現場には事後報告」という進め方は失敗の典型パターンです。教育が不十分なまま突然切り替えると、現場が混乱してアプリへの信頼が落ちます。「やっぱり前の方が良かった」という声が噴出し、元の運用に戻ることになります。

対策:

  • パイロット現場を1〜2か所に絞ってスモールスタートする
  • 現場リーダーを「アプリ推進担当」として早期から巻き込む
  • 操作マニュアル・FAQ・ハンズオン研修を用意する
  • 最初の1〜2週間は集中サポート期間として問題を素早く解消する

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現場管理アプリを定着させるための4ステップ

ステップ①:目的・KPIを絞って開発に臨む

「写真管理を効率化したい」「日報のデジタル化で転記ミスをなくしたい」など、解決すべき課題を1〜2つに絞ることで必要な機能が明確になります。目的が明確だと、現場への説明も「このアプリを使うとXXが解決されます」と伝えやすくなり、導入の理解が得やすくなります。

なお、KPIの例としては「日報の紙枚数削減率」「現場写真の整理時間(週次)」「管理者への報告所要時間」などが実用的です。

ステップ②:最も頻繁に使う機能のUXに集中投資する

日報入力・写真添付・ステータス更新など、毎日使う機能が快適であれば、アプリへの抵抗感が大幅に下がります。使用頻度の低い機能は後のフェーズで追加し、頻度の高い機能のUXに開発リソースを集中させましょう。

ステップ③:スモールスタート→フィードバック→改善を繰り返す

全現場への一斉展開は避け、まず1〜2か所のパイロット現場から始めましょう。実際の使用感・エラー・現場からの要望を集め、改善してから展開を広げることで全体への定着がスムーズになります。机上の要件定義より、実際に使ってもらったフィードバックの方が正確です。

ステップ④:現場リーダーを開発・導入の早期から巻き込む

開発・導入を管理側だけで進めず、現場リーダーを早い段階からプロジェクトに参加させることが重要です。「自分たちが作ったアプリ」という当事者意識が生まれることで、現場への普及が加速します。

よくある質問(FAQ)

Q:既存アプリが定着しない場合、作り直しと改修はどちらが正解ですか?

A:まず「定着しない原因の特定」が先決です。UI/UXが根本的に問題であれば再設計が必要ですが、運用ルールや教育不足が原因であれば改修とサポート整備で解決できるケースがほとんどです。ペンタゴンでは原因分析から対応策のご提案まで対応しています。

Q:現場スタッフがスマホに不慣れな場合はどうすればよいですか?

A:アプリのUI設計を「ガラケー世代でも操作できる」レベルに設計することが前提です。入力項目を絞り、大きなボタン・シンプルな画面遷移・音声入力の採用が有効です。また、導入時のハンズオン研修は全員必須で行うことを推奨します。

Q:現場管理アプリの導入でどのくらいの業務効率化が見込めますか?

A:業種・規模・現状の業務フローにより異なりますが、建設ICTを導入した場合、1件の施工管理業務における事務作業時間が30〜50%削減された事例が複数報告されています(国土交通省「ICT施工の普及促進に関する検討会」資料より)。ペンタゴンでは導入前に現状ヒアリングを行い、期待できる効果の試算もご提供しています。


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まとめ

◆定着しない原因と対策まとめ

原因対策のポイント
入力負荷が高い入力項目の削減・テンプレート活用・自動入力の徹底
例外処理に対応できない差し戻し・修正・フリーテキスト入力フローの設計
協力会社が使えない段階的な権限設計・アカウント招待フローの整備
管理側が活用しないレビュー・承認フローの組み込みと定期フィードバック
導入手順が雑スモールスタート・現場リーダーの巻き込み・研修整備

「作って終わり」ではなく「使われ続けるアプリ」を作るためには、開発段階から定着を意識した設計と導入計画が不可欠です。ペンタゴンでは、開発から導入支援・定着のフォローまで一貫してサポートします。

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Posted by 山本 真矢