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コーポレートサイト制作を成功させるには?進め方や外注先選びを解説

コーポレートサイトは企業や組織の顔とも言うべき存在です。新会社設立や新規事業のスタートに伴い、認知拡大などの役割を担うコーポレートサイトは、ブランディングの中でも重要性が高いツールです。

そんなコーポレートサイトの制作を外部に依頼する際には、どのようなポイントがあるのでしょうか。

この記事ではコーポレートサイトを制作する手順から、外注先の選び方のポイントまで詳しくご紹介します。

コーポレートサイトとは?

コーポレートサイトは、会社の公式プロフィールとも言える「会社のWebサイト」です。どのような会社で、どのような商品・サービスを扱っているのかなどの情報を掲載します。

コーポレートサイトに自社情報を載せることで、会社の認知拡大を図ることが可能です。認知拡大の結果、会社のブランドイメージが向上すれば、より多くの見込み客を獲得することができます。

コーポレートサイトが持つ役割とは?

コーポレートサイトは会社が公式に管理するサイトですが、製品やサービスに特化したサービスサイトや、ECサイト、求人サイトなどとは異なる性質を持ちます。コーポレートサイトは一般的に「情報を発信、公開するためのサイト」です。企業理念やプレスリリース、IR情報、会社概要などの情報開示がメインとなります。

コーポレートサイトを公開する大きな役割は、信頼性を高めることにあります。信頼性はビジネスにおいて重要なポイントで、現在では多くの会社が信頼性を求めてコーポレートサイトを設置しています。その結果、Webサイトのアドレスを教えるだけで、自社の概要を簡単に知ってもらうことが可能になりました。

つまり、コーポレートサイトは「会社の名刺」にもなり得る大切なツールと言えるのです。

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コーポレートサイトを作るべき理由とは?

コーポレートサイトの作成は会社にとってさまざまなメリットがあります。ここからは、主なメリットを4つご紹介します。

企業のブランディングにつながる

一般的に、相手のイメージは第一印象で決まると言っても過言ではありません。コーポレートサイトは、見込み客が初めて見る可能性の高いサイトです。従って、自社が見込み客に見せたいイメージを踏まえてコンテンツを展開すれば、企業のブランディングに役立てることができます。コーポレートサイト自体が広告にもなり、イメージの向上につながる可能性があるのです。

中小企業の場合、企業イメージを向上させることは簡単ではありません。しかしコーポレートサイトがあれば、制作に多少のコストはかかりますが、比較的安価で効率良くブランディングし、イメージの向上を図ることが可能です。

カスタマーサポートが円滑に進む

コーポレートサイトにお問い合わせフォームを設けることで、カスタマーサポートが円滑に進むメリットもあります。従来は顧客からのお問い合わせを電話や書面で対応していたため、時間がかかるデメリットがありました。しかし、インターネットが普及した昨今においては、商品やサービスに不満や不明点があれば、ユーザー自身がインターネットを使用して解決方法を探す方法が一般的になりました。

このとき、Q&Aやマニュアルなどを用意したコーポレートサイトがあれば、ユーザーは問題を自己解決することができます。コーポレートサイト内にサポート体制を整えておくことで、ユーザーはストレスなく、企業側は対応負荷を減らして問題解決が可能です。

また、お問い合わせについても、現在はリアルタイムで対応するチャットサポートがメインとなっており、人によるチャットだけでなく、AIを利用したチャットボットなども普及しつつあります。

新規顧客やビジネスチャンスの獲得につながることも

ネットで疑問の解決方法を探すことが一般的になりつつあるとご紹介しましたが、ビジネスチャンスの観点でも同じことが言えます。

疑問の解決方法をネットで探すのと同じように、企業も取引先や発注先、サービスを提供する会社の情報などをネットで検索して探すようになりました。そこで、情報を更新しているコーポレートサイトが検索からヒットして閲覧されれば、信頼性を与えられるうえ、ビジネスにつながる可能性も生まれます。

コーポレートサイトは会社の情報発信ツールなので、サイトからの問い合わせをきっかけに案件につながることも珍しくありません。

採用に活用できる

昨今、日本国内では少子化が進んでおり、労働力の確保が問題になっています。優れた人材を確保するのは、どの企業にとっても大変なことです。就職活動をすることになった人は、誰もが会社のコーポレートサイトをチェックするのではないでしょうか。コーポレートサイトは会社の顔とも言え、会社についてのさまざまな情報を掴むことのできるサイトです。

求人サイトよりも魅力的なコーポレートサイトに仕上げて採用に活用することで、企業側は会社の理念に同調してくれる優秀な人材を得るチャンスを拡げることができます。求人サイトは掲載に費用がかかるうえ期間も決まっていますが、コーポレートサイトなら費用や期間の定めなく、いつでも募集要項を掲載できることもメリットの一つです。

コーポレートサイト制作の流れ

ここからはコーポレートサイト制作の流れを重要なポイントごとにご紹介します。コーポレートサイトは一般的にWebサイト制作会社に外注して制作を行いますが、企業側が決定しなければならないポイントがいくつかあるため注意が必要です。

コーポレートサイトの目的・KPIを設定する

コーポレートサイト制作において最も重要なポイントは、まずサイトの目的を明らかにすることです。明確な目的を設定せずに制作してしまうとブランドイメージの向上はおろか、アピールポイントのズレから思った効果が期待できない可能性もあります。そのため、目的とターゲット、そして達成したい目標をきちんと設定することが非常に重要です。

コーポレートサイトでアピールする内容は、ターゲットが見込み顧客なのか取引先なのか株主なのかで大きく異なります。多くの場合ではアピールしたターゲットに優先順位を設け、それに応じて提供するコンテンツの方針を決定します。

そして具体的な施策の実施や解析・改善を促すためにも、KPI(重要業績評価指標)の設定は必須です。KPIは設定した目的・目標に対して目標達成過程の進捗を数値で表すもので、設定することで訪問率やダウンロード数といった進捗状況が見えやすくなります。

コーポレートサイトが達成したい目的とターゲットに応じたKPIを設定することで、課題が可視化され、具体的な改善策を立てやすくなるでしょう。

コーポレートサイト内のコンテンツを企画する

コーポレートサイトに掲載するコンテンツは、ターゲットにアピールできる、もしくはターゲットが望む情報であることが基本です。また、これらのコンテンツを公開する仕組みをどうするのか、将来的にコンテンツを追加する場合にはどうするのかといった要件も、サイト制作では重要な条件です。この工程は後からでは変更が難しい場合が多いため、あらかじめコンテンツ企画の精度を高めておく必要があります。

コンテンツ企画においては、株主に向けてはIR、既存顧客に向けては技術仕様書、求職者向けには採用情報といったように、ターゲット向けのコンテンツを企画・掲載します。また、外注先がこの段階から共同で作業を進めてくれる場合もあります。

コーポレートサイトの設計

コーポレートサイトの設計段階からは、Webサイト制作会社などの外注先が制作を主導していくことが多い傾向にあります。しかし、設計を外注先に投げたままにしてしまうと認識のズレが発生しやすくなります。そのため、双方が細かくコミュニケーションを取り合いながら、共通認識を持って制作を進めていくことが大切です。

設計の段階ではコーポレートサイトの設計図にあたるワイヤーフレームの制作が行われます。ワイヤーフレームにはWebサイトとしての基本となる情報や具体的なコンテンツ構成などがレイアウトされています。ワイヤーフレームでサイト構造をビジュアル化することによって、発注先との認識のズレ防止や、掲載情報の取捨選択に役立てることができます。

コーポレートサイトの制作・開発

Webデザイン制作では、ワイヤーフレームを設計図としてWebデザイナーがデザインを行います。デザインはビジュアルを美しくすることだけが目的ではなく、ページ内でどのような印象を与えるかといった、心理的な誘導を設計する作業でもあります。

そして、次の段階ではデザインされたWebページをブラウザに表示させるためのコーディング作業が行われます。この段階に入れば、外注先から何か作業を求められることはほとんどありません。言い換えれば、コーディング作業に入るまでには変更・修正の要望を出しておかなければなりません。コーディング作業から設計・デザインの段階の作業まで工程を戻してしまうと、余計な工数が発生してしまいます。

コーポレートサイトの公開・運用

コーポレートサイトは公開すれば自然と閲覧数が増えるということはなく、SEO対策などを施しGoogle検索などからユーザーの流入を増やす施策が必要になります。

公開して間もないサイトはGoogleなどの検索エンジンに巡回される回数が少なく、検索順位が適切ではない場合があります。こうした場合には、Googleサーチコンソールなどのツールを用いて状況を見つつ、検索エンジンに最適化したりコンテンツを追加したりする必要があります。

また、検索エンジンからの自然流入の他にも、ニュースメディアやSNSからの流入経路を増やす施策も重要です。

コーポレートサイトでは運用フェーズに応じた施策を実施し、その結果を分析・解析してさらに新しい施策を実行するサイクルが重要です。そのためには、まず定期的なコンテンツの更新が必要です。社内に蓄積されたリソースをどのように運用していくか、コーポレートサイトを運用する方針をしっかりと定めておかなければなりません。

コーポレートサイトの制作依頼先を選ぶポイント

コーポレートサイトを含めたWebサイトを制作する会社は数多く存在しています。ここからは数あるWebサイト制作会社の中から、コーポレートサイトの制作依頼先を選ぶポイントについてご紹介します。

制作実績

自社と似た業界・業種の制作実績や、目的・ターゲット・コンセプトに近い制作実績のある依頼先は非常に安心感があります。特に似たような業界・業種の経験・ノウハウがある場合には、制作したコーポレートサイトのニーズをあらかじめ読み取ってくれます。そのため、制作そのものがスムーズになることはもちろん、目的達成に効果があるコーポレートサイトの実現が可能になります。

また、先にお伝えした通り、コーポレートサイトは公開後の運用が重要です。運用後のフォロー体制がしっかりしているかどうかの点でも、制作会社の過去の実績は良い判断材料になるでしょう。

提案内容・提案力

コーポレートサイトで達成したい目的に応じた提案が行われているか、ユーザーの利便性に最適化された提案がされているかなど、制作会社を選ぶ際にはデザインの良し悪しだけではなく提案力をチェックすることがポイントです。提案力や課題解決能力が高いWeb制作会社は、企業側のニーズを正確に把握し、さらに潜在的なニーズを掘り起こしてコーポレートサイト制作をサポートします。

こうした提案を受けるためには、先にご説明したコーポレートサイト制作で重要な要素である、目的とターゲットを明確にしておくことが前提条件です。

担当者とのコミュニケーション

ここまでご説明してきた通り、コーポレートサイトの制作はWeb制作会社との共同作業になる場面が多くあります。このとき、制作会社側が自社ビジネスのニーズを正しく理解したうえで、コミュニケーションを図ってくれているかどうかは重要なポイントです。

優れたデザイン力と実績がある制作会社であっても、適切なコミュニケーションが取れず共通認識がズレたままでは、効果のあるコーポレートサイトは制作できません。コーポレートサイトは企業を代表するWebサイトです。その目的を自分自身のことのように捉えられる担当者であれば、円滑なコミュニケーションによって、意図通りのコーポレートサイトを構築することができるでしょう。

見積内容は問題ないか

見積書には制作依頼内容に基づいた金額が記載されます。コーポレートサイト制作の工程ごとに、いくらのコストが必要か、内容に間違いがないかを確認します。見積書の内容によって予算が増減する場合には、制作会社と交渉を行います。このとき、納期の変更や掲載するコンテンツを整理することによって、コーポレートサイトのクオリティが下がらないかよく確認する必要があります。

コーポレートサイトはブランドイメージを左右するWebサイトなので、予算を理由に品質を落とすのは望ましくありません。企業と制作会社の双方が納得できるように相談を行いましょう。

まとめ

コーポレートサイトではブランディング効果を高めていかなければなりません。そのためにも、最適な外注先との共同作業によって制作を成功させ、その後の運用も円滑に進めていく必要があります。

SEO対策などに特化したWeb制作会社を選ぶことで、コーポレートサイト制作の成功はもちろん、最適化されたサイト運用のサポートも期待できるでしょう。

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