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【初心者】アプリ開発に必要なMacのメモリは8GBで十分?

こんにちは。株式会社Pentagon代表の山本です。アプリ開発エンジニアとして10年以上活動しています。

この記事では、これからアプリ開発をはじめる初心者の方に向けて、アプリ開発に必要なMacのメモリについて解説したいと思います。

「そもそもメモリって何?」という方でもわかりやすく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

結論からお伝えすると、メモリとは、どれだけPCが作業をこなせるかというパワーを示すもので、アプリ開発に必要なMacのメモリは、M系チップのMac(2021年以降に発売されているもの)であれば、8GBあれば十分です。実際に、私は8GBのメモリで開発をしていますが、Macのパフォーマンスに特に問題はありません。

それでは詳しく解説していきます。

Macのメモリについての基本知識

Macのメモリは、コンピューターがデータを一時的に格納するための重要な要素です。アプリ開発においても、十分なメモリ容量が必要です。メモリは、アプリケーションの起動や実行速度に影響を与えるため、適切なメモリ容量を確保することが重要です。また、Macのメモリの種類と容量には、8GB、16GBなどさまざまなオプションがあります。アプリ開発には最低限のメモリ容量が必要ですが、より快適な開発環境を求める場合は、より大容量のメモリが推奨されます。

Macのメモリの役割と重要性

適切なメモリ容量を持つことで、アプリの起動や実行速度を向上させることができます。メモリの容量が不足すると、パフォーマンスが低下し、アプリの開発作業に支障が出る場合があります。したがって、アプリ開発者は十分なメモリ容量のパソコンでアプリを開発することが重要です。

Macのメモリの種類と容量

Macのメモリは、主に2つの種類があります。一つはRAM(ランダムアクセスメモリ)であり、もう一つはストレージ(ハードディスクドライブまたはソリッドステートドライブ)です。RAMは、実行中のアプリケーションやデータを一時的に保存する役割があります。一方、ストレージはデータの永久的な保存に使用されます。Macのメモリ容量は通常、8GB、16GB、32GB、または64GBなどの範囲で表されます。アプリ開発者は、自分のプロジェクトの要件に応じて適切なメモリ容量を選択する必要があります。

最低限必要なMacのメモリ容量

アプリ開発において、Macの最低限必要なメモリ容量はプロジェクトの規模やアプリの複雑さによって異なりますが、一般的には少なくとも8GB以上が推奨されます。メモリ容量が不十分な場合、開発中のアプリを起動させるのに、時間がかかったります。

特に、iPhoneアプリ開発ではXcodeというツールを使いますが、Xcodeで開発中のアプリを起動させる(ビルドする)のに、大量のメモリを消費します。xibやstoryboardを利用する開発では特にビルドまでに時間がかかります。他にも、Googleが提供するFirebaseと呼ばれるプラットフォームを使う場合、ライブラリのインストールに時間がかかることもあります。

M系のチップ vs Intel製のチップ

Macには、Intelのチップを搭載したものとM系のチップを搭載したものの2種があります。

M系チップとは、Appleが設計した、Macコンピューター用に特別に設計されたプロセッサです。これらのチップは、従来のIntelチップに代わって、2020年からMacBook、iMac、Mac miniなどの製品に搭載されています。

M系のチップは、Intelのチップに比べて、処理が高速であるため、8GBの少ないメモリでも十分快適にアプリを開発することができます。

より快適なアプリ開発のために推奨されるMacのメモリ容量

大規模なプロジェクトやリソースを使用する場合は16GB以上のメモリが求められることもあります。メモリ容量が大きければ大きいほど、効率的にアプリ開発をすることが可能です。ただ、プログラミング初学者が大規模なアプリを開発することはないため、初学者にはM1のMacbook Air 8GBメモリで事足りると考えています。

アプリの複雑さとメモリ容量の関係

複雑なアプリでは、大量のデータや処理を同時に扱う必要があります。そのため、メモリ容量が不足していると、PCのパフォーマンスが低下したり、動作に遅延が生じたりする可能性があります。複雑なアプリを開発する場合は、十分なメモリのPCで開発することが重要です。

アプリ開発者におすすめされるメモリ容量の目安

アプリ開発者では、複数の開発ツールやエミュレータを同時に使用し、開発をします。例えば、iOSとAndroidアプリを開発する場合、PC上で、スマートフォンを仮想的に動かして動作確認をします。iOSシミュレータ、Androidエミュレータと呼ばれます。このときにメモリを消費するので、Macに十分なメモリや性能がないと、複数のシステムやソフトウェアを動かすのに時間がかかってしまい、Macの動作が遅くなるわけです。

Macのメモリ増設方法と注意点

メモリが足りない場合、メモリを増設することができるMacもあります。

※最近のMacはメモリを増設できないので注意してください。

Macのメモリを増設する方法は比較的簡単です。まず、Macのモデルに合わせて互換性のあるメモリを選びます。次に、Macの裏側にあるメモリスロットに新しいメモリを挿入します。ただし、注意点もあります。まず、正確なメモリの仕様とMacのサポートを確認しましょう。また、メモリを取り扱う際には、静電気を放電させるために適切な対策を取ることも大切です。

メモリ増設の手順と方法

Macのメモリ増設は、以下の手順で行うことができます。

  1. Macの電源を切り、裏側のカバーを取り外します。
  2. 現在のメモリを取り外します。静電気対策を施し、メモリをグリップして引き出します。
  3. 新しいメモリを対応するスロットに挿入します。方向を確認し、しっかりと押し込みます。
  4. メモリがしっかりと取り付けられたことを確認し、カバーを元に戻します。
  5. Macの電源を入れ、新しいメモリが認識されていることを確認します。

Macのメモリ増設時に留意すべきポイント

Macのメモリ増設時にはいくつかの留意点があります。まず、正しいメモリの種類を選ぶことが重要です。メーカーの指定に従い、互換性のあるメモリを選びましょう。また、デバイスをオフにしてから作業を行い、静電気対策を忘れずに行いましょう。最後に、メモリの容量やスピードなどの仕様を確認し、Macの最適なパフォーマンスを引き出せるようにしましょう。

結論:おすすめのMacはM1 Macbook Air

https://www.apple.com/jp/macbook-air-m1/

アプリ開発において、適切なMacのメモリ容量は非常に重要です。十分なメモリ容量があることで、アプリ開発者はスムーズな作業環境を確保し、効率的にアプリを開発することができます。ただ、メモリの容量を増やすとMacの金額も高くなります。コスパを考えると、M1 Macbook Air 8GBであれば、10万円程度で購入できますので、初学者におすすめです。もちろんそれ以上のメモリを搭載したMacを購入しても問題ありません。

よくある質問と回答

Q: アプリ開発において、最低限必要なメモリ容量はいくつですか?

A: アプリ開発において、最低でも8GB以上のメモリ容量が推奨されます。これにより、複数の開発環境やアプリケーションを効率的に実行することができます。

Q: Macのメモリ増設はどのように行えばいいですか?

A: Macのメモリ増設は比較的簡単に行うことができます。まず、正しいメモリの種類と容量を確認し、互換性のあるメモリモジュールを購入します。次に、Macのケースを開けて増設スロットにメモリモジュールを取り付けます。※ただし最近のMacではメモリを増設できない仕様になっているので、購入時にメモリを増やす必要があります。

Q: Macのメモリを最適化する方法はありますか?

A: Macのメモリを最適化するには、いくつかのベストプラクティスがあります。不要なアプリケーションやプロセスを終了させ、メモリを解放することや、開かれているタブやウィンドウを減らすことが有効です。また、定期的なメンテナンスや要らないファイルの削除も効果的です。

Q: Macを購入する際、メモリ以外に気をつけるべきことはありますか? 

A: CPUも確認しましょう。 CPUとは 、コンピュータの中枢として機能し、プログラムの実行やデータの処理を行います。性能が高いCPUを選ぶことで、処理速度やパフォーマンスを向上させることができます。

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