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Stripeとは?アプリ・Webサービスに導入すべき理由

こんにちは、株式会社Pentagonでアプリ開発をしている山崎です!

この記事では、Stripeの概要やStripeとPayPalの比較をし、どちらを導入すべきかについて検討し、またStripeのアカウント作成方法について解説しています。

対象読者は、モバイルアプリの開発を外部の会社に委託している方や、モバイルアプリの開発を外部に依頼しようと考えている方です。記事を通じて、Stripeの基本的な理解とアカウント作成の手順について知ることができます。

Stripeは、迅速で手軽に導入できる安全なオンライン決済機能を提供するサービスです。このサービスを活用することで、クレジットカードやデビットカードを用いた様々な決済をスムーズに実現でき、安全で信頼性の高い支払い処理が可能となります。

Stripeとは

Stripeは、素早く簡単に導入できる安全な決済機能を提供するサービスです。

2023年時点で、Stripeの時価総額は6兆6500億円となっています。この高い時価総額は、Stripeが多くの企業に信頼され、利用されていることを反映しています。

決済手段は、クレジットカードやデビットカード決済、銀行振込、ApplePay、GooglePay、コンビニ決済などがあります。

Stripe導入のメリット

Stripeを導入するメリットは、多様な支払い方法への柔軟な対応、強力なセキュリティ、簡単な導入プロセス、および開発期間の短縮が期待できるカスタマイズ可能なUI画面の提供、使いやすい管理画面が用意されていることなどです。

Stripe導入のデメリット

デメリットは、決済に手数料がかかること、返金になった場合に決済手数料が返金されないことなどです。

決済手数料は、プランによって異なりますが、標準プランの場合は、支払い金額の3.6パーセントかかります。

Stripeは安全なのか?

セキュリティに関して、Stripe は PCI 認証を受けた監査人によって監査されており、PCI サービスプロバイダーレベル 1 の認証を受けています。これは決済業界において最も厳しい認証レベルです。

Stripeは海外で提供されているサービスで、AmazonやGoogleだけでなく、TOYOTAやDeNAなどでも採用されています。これらの大手企業がStripeを導入することで、安全で効率的な決済処理を実現し、顧客満足度を向上させています。

稼働率に関しては、2023年12月28日現在、2023年9月29日から2023年12月28日までの90日間の稼働率は99.999パーセントです。これは、通常、年間においてほぼ完璧な稼働状態を意味します。高い稼働率は、サービスがほとんど停止することなく、安定して利用できることを示しています。特にオンライン取引や支払い処理などのサービスにおいては、高い稼働率が重要であり、ユーザー体験やビジネスの信頼性向上に寄与します。

競合他社: PayPal

[PayPal](https://www.paypal.com/jp/home)は、アメリカを中心に広く普及しているオンライン決済サービスです。PayPalの前身であるX.comの創業者は、イーロン・マスクです。

PayPalのアカウントを作成すると、クレジットカードや銀行口座を登録できます。

登録したカードや口座からPayPal残高に資金を入れ、その残高を使用してオンラインでの買い物や送金ができます。

また、PayPalアカウントを登録している店舗では、店頭での支払いも可能です。

2023年時点で、PayPalはオンライン決済市場のトップであり、市場全体の56%を占め、2位のStripeとは3倍以上の差があります(Stripeは21%)。

なお、2021年には後払い決済サービス[Paidy](https://paidy.com/)(ペイディ)を買収しました。

2023年現在、Stripeは全世界で4億3千万以上のアクティブアカウントを有しています。日本でも2021年時点でアクティブアカウント数が840万を記録しています。

オンラインカード決済サービスの手数料は3.20%+ 固定手数料40円がかかります。

PayPalの特徴として買い手保護制度が挙げられます。この制度では、商品を受け取っていない場合や注文と異なる商品を受け取った場合、購入価格と送料が全額払い戻される仕組みがあります。

一方で、デメリットとしては、PayPal決済を行う際にはユーザーがPayPalアカウントを作成する必要がある点が挙げられます。

StripeとPayPal、どちらを導入すべきかについては、両方導入するのがベストだと考えます。ただし、予算や開発期間を考慮して一方を選択する場合は、Stripeの導入をお勧めします。その理由は、Stripeはクレジットカードの情報を入力するだけで決済が可能だからです。PayPalの場合、ユーザーが決済の際にアカウントを作成する必要があるため、手続きが簡略化されているStripeの方が利便性が高いと言えます。

Stripeのアカウント作成方法

Stripeを導入するには、最初にモバイルアプリの開発を外部の会社に依頼している方

(以後、依頼者)がアカウントを作成する必要があります。

  1. 以下のリンクをクリックしてアカウント作成画面に進んでください。
    https://dashboard.stripe.com/register
  1. 必要な情報として、メールアドレス、名前、パスワードを入力し、またビジネスが設立された国または地域を選択してから、「アカウントを作成」をクリックしてください。
  1. メールアドレスの確認をしてください。
  1. 「オンラインや対面で支払いを受け付ける」を選択して「Continue with Payments」をクリックします。

5. 管理画面に移動してアカウント作成が完了します。その後、開発者にアカウントとパスワードを伝えることで、Stripeの実装が可能となります。なお、本番環境へ移行する際には追加の設定も必要です。

以上がStripeのアカウントを作成する手順です。

まとめ

Stripeを導入することで、多様な支払い方法への柔軟な対応、強力なセキュリティ、開発時間の削減、使いやすい管理画面などさまざまなメリットが得られます。ぜひ積極的に導入することを検討し、効率的で安全な決済プロセスを提供して、ユーザーの利便性向上に寄与しましょう。

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