ニュースアプリの開発方法や外注のポイントとは?費用相場も解説

スマートフォンの普及以降、ニュースは基本的にスマホアプリを使って読んでいるという方も多いでしょう。ニュースアプリの配信サービスも増えていることから、新しくニュースアプリ開発を考えている企業もあるのではないでしょうか。

この記事では、ニュースアプリの企画・開発を進める際の流れを解説します。制作会社の選び方や費用相場に関しても併せてご紹介するので、ぜひご覧ください。

ニュースアプリとは?

さまざまなジャンルのニュースをパソコンやスマートフォン向けに発信するアプリのことを、ニュースアプリといいます。発信するニュースのジャンルやアプリ独自のサービスなど、近年ではさまざまなメーカーからニュースアプリが制作・配信されています。

さまざまな種類のニュースアプリが配信されている

定期的にニュースを配信する他にも、記事に対して読者がコメントをつけられるようになっていたり、ユーザーが必要とするニュースを自動で分析・配信してくれたりするなど、ニュースアプリにはさまざまな追加機能が搭載されています。

自社サイトをアプリ上で展開するオウンドメディア型、ユーザーにとって重要なニュースをピックアップするキュレーション型など、多数の種類があることも特徴です。

中には商品やサービスの割引クーポンを配布しているメディアもあり、独自のキャンペーンを打ち出すことで他社との差別化を図るものも増えています。

また、近年は特定のジャンルや地域に特化したニュースアプリも近年増えつつあるようです。特定のユーザー層に向けた集客方法として広く用いられ、ユーザー間で情報交換を行えるなどファンコミュニティを醸成する機能も搭載されています。

独自性が高い情報を発信するニュースアプリは、継続利用されやすいというメリットがあります。

そんなニュースアプリのビジネスモデルは、広告収入や月額会員への登録などが一般的です。広告機能を開発、搭載するには一定の費用がかかりますが、ニュースアプリによる収益獲得を目指す場合には欠かせない機能のひとつです。

ユーザーの属性やアクティビティに応じて表示する広告を変えたり、バナーや動画など複数の広告を使い分けたりすることで収益向上を狙っているものもあります。

ニュースアプリに必要な機能とは?

ニュースアプリを新しく開発する際には、ニュースの自動検索やピックアップ機能など、複数の機能を組み合わせて制作する必要があります。

ここからは実際にどういった機能が必要になるか、実装する場合の一般的な費用相場についても紹介します。

提供したいサービスによって必要な機能は大きく異なる

配信するニュースのカテゴリや広告の種類など、どういったニュースアプリを制作するかによって必要な機能は大幅に異なります。

例えば、常に最新情報を発信するようなメディアであれば、ニュースの自動検索やSNS連携、プッシュ通知などの機能が必要です。話題性が高いニュースをSNSで共有できるようになれば、ニュースの拡散と共に制作したニュースアプリの知名度や評判が向上する効果も見込めるでしょう。

一方、いつ読んでも楽しめるようなストック型コンテンツが中心であれば、カテゴリー機能やタグ機能など、目的の情報にアクセスしやすくなる機能が欠かせないでしょう。

また、広告以外にアフィリエイトリンクなどからの収益も得るなど、ビジネスモデルに応じた設計も必要です。アプリ内広告で収益を得るのであれば、多くの広告が目に入るように設計したり、アプリ内課金を目的とするのであれば、有料版の魅力を伝え、課金のための適切な導線を設けたりと、方法はさまざまです。

その他にも、ファンコミュニティを活性化させたい場合にはアプリ内に掲示板機能をつくる、コメント・チャット機能をつくるなど、サービス特性に応じた機能が必要です。

このように目的に応じて最適解が異なるため、まずは目標を明確にしたうえで必要な機能を洗い出してみましょう。

ニュースアプリに搭載されている主な機能は?

一般的なニュースアプリには、ニュースの自動検索機能やカテゴリー機能、広告機能やサイト内検索といった機能が搭載されています。また、定額制の会員システムや有料記事などを配信している場合、アプリ内で購入・決済が行える機能が搭載されているケースも多いです。

その他にも、天気情報・路線情報・動画コンテンツや、移動中や外出先などで無理なく閲覧できるよう事前にダウンロードできる機能が搭載されたものもあります。一度ダウンロードしたニュースはオフライン環境でも読めるようになるため、通信状況が悪くなった場合も続けて見られます。

これらをふまえて機能を大別すると、「主軸となるコンテンツ」と「ユーザビリティを高める機能」のふたつに分けることができます。

<アプリの主軸となるコンテンツ>

・記事の配信や閲覧に関する機能

・動画の自動再生機能

・コメント/掲示板機能

・SNS連携機能

・購読/会員登録機能など

<ユーザビリティを向上させる機能>

・通知機能

・ブックマーク機能

・閲覧履歴の記録/表示機能

・タブ/カテゴリー機能、またはタブ/カテゴリーの並び替え機能

・エリア設定

・天気設定

・ダウンロード機能

ニュースアプリ制作にかかる一般的な費用相場は?

アプリ制作にかかる費用は、依頼する制作会社や作業内容、納期などによって大きく異なります。

特にiOSとAndroidは開発環境がそれぞれ異なっており、アプリ開発に必要な知識も異なります。iOS・Androidの両対応アプリは開発工数が増えやすく、費用が高くなりがちです。

また、制作費用は開発を担当するエンジニアやプログラマーの月給、アプリ開発にかかる時間、サーバーの維持管理費などによっても変わります。

そんなニュースアプリ開発の相場ですが、シンプルな作りのアプリであれば、iOS・Android対応で総額250万円~300万円が開発費用の相場になります。

機能別にみると、例えば広告機能が10万円~25万円、サイト内検索機能は5万円ほどが相場価格です。

アプリ開発費用の多くを占める人件費では、大手企業のプログラマーの場合は1人月50万円~100万円、初級エンジニアの場合は1人月60万円~100万円ほど相場価格です。作業日数や搭載する機能に応じて開発費用は異なるため、金額を抑えたい場合は搭載する機能を減らす必要があります。

また、ログイン機能やアプリ内購入機能などを備えたニュースアプリの場合、総額500万円からが開発費用の相場になります。メールアドレスとパスワードを用いたログイン機能は10万円~20万円、アプリ内購入機能は20万円ほどが相場です。

その他、リリース後の保守運用にも費用がかかることを考慮して考えましょう。ニュースアプリはサーバーのレンタルやアップデート、バグ修正などで管理費がかかるため、予算を決める際には保守管理費を見積もっておくことが欠かせません。アプリ開発を外注で進める場合、保守費用の扱いは忘れずに確認しておきましょう。

ニュースアプリを開発するには?

自社のニュースアプリを新規開発する場合、取り扱うジャンルや搭載する機能などの決定から始める必要があります。

続いては、ニュースアプリの新規開発方法やリリースまでの流れを解説します。

一般的には制作会社に制作を発注する

アプリ制作における開発業務は、制作会社に発注するケースが一般的です。制作会社にはアプリ開発の技術を持ったエンジニアが所属しているため、企画内容に沿ったアプリを作りたい場合には制作会社を活用することをおすすめします。

特に、広告機能やSNS連携といったシステムを多く取り入れる場合は、開発工数や人手などが増えるので、外部の制作会社を活用することが一般的です。

あくまで全体的な傾向ですが、品質重視でアプリ開発を行う場合は大手の制作会社を、コストを抑える場合は中小企業の制作会社を選ぶケースが多いようです。ただ、中には特定分野に精通している中小規模の制作会社もあるため、目安程度に考えておきましょう。

アプリ開発の流れ

アプリ開発を始める際には、最初にどういったアプリを制作するか企画を立てることが必要不可欠です。

開発業務を外部委託する場合、アプリの概要や搭載する機能などを提案依頼書としてまとめる工程が必要になります。発注先に対して提案依頼書を提出することで、具体的な制作スケジュールや費用、工数の見積もりを受けやすくなるでしょう。

発注先との間で企画内容の共有、および制作依頼に対する承諾を得られたら、アプリのデザインやシステム設計に関する打ち合わせを進めていきます。この段階は使用するプログラミング言語や完成時のデザインといった要素を決定し、アプリ開発の予算やスケジュールにも直接影響する工程です。

アプリの企画設計が完了した後は、設計情報に基づいてプログラミングを行い、動作確認やバグの修正などを行いながら、スケジュールに沿ってアプリ開発を進めていきます。

最後にアプリの動作テストなどを実施した後、最終確認としてクライアントによる受入テストを実施します。依頼内容に沿った動作をするか、リリースへ向けて不具合がないかを最終確認する重要な工程です。受入テストで問題がなければ、リリースへ向けてストア申請を実施して、通過後に順次公開という流れになります。

なお、ストア申請からアプリ公開までには1~2週間程度かかります。アプリ開発を外部委託する場合、開発からストア申請までをまとめて依頼することが多いです。

ニュースアプリの開発で押さえておくべきポイント

外注でニュースアプリ開発を行う際には、開発スキルの高さや外部委託できる業務などを見て発注先を選ぶことが重要です。ニュースアプリの開発を進める上で、行うべきことや知っておきたい知識をご紹介します。

あらかじめ企画を具体化しておく

ニュースアプリに搭載したい機能やデザインといった企画内容を事前にまとめておくと、発注先との交渉や打ち合わせなどをスムーズに進めやすくなります。

自社が作りたいアプリの具体的なイメージを事前に固めておくことで、仕様書の作成や確認を行いやすくなるなど、いくつかのメリットも見込めます。対応するプラットフォームや搭載する機能によって必要な知識や工数は大きく異なるので、アプリの企画内容は早い段階で具体化しておきましょう。

また、制作会社が得意とする分野と依頼内容が大きく異なっていると、アプリの開発速度や品質が低下するリスクが高くなります。結果的に制作費用にも影響する要素なので、このステップは欠かさず行いましょう。

発注先選びではアプリの開発実績をチェック

過去のアプリ開発実績は、制作会社の得意とするジャンルや開発スキルの高さなどを判断できる重要なヒントです。例えばモバイル向けニュースアプリを制作する場合、iOSあるいはAndroidのニュースアプリの開発実績を持つ制作会社を選んだ方が安心でしょう。

ただし、開発実績が古い場合は当時のエンジニアが在籍していなかったり、新しいプログラミング言語に対応していなかったりするなどの可能性も考えられます。制作会社のWebサイトで公開されている実績をもとに、開発スキルを正確に判断することが大事です。

定期的に実績を積み重ねているのか、最新の実績があるか否か、モダンな言語やフレームワークを活用できているかなど、よく確認してみましょう。もしアプリストアに公開されているアプリがある場合は、実際にダウンロードしてみるのも良いかもしれません。

保守運用体制も要確認

リリースしたアプリの品質、安全性などを維持し続けるには、OSアップデートへの対応や機能追加、修正といった保守運用を行うことが必要になります。

ニュースアプリはユーザーの関心を継続的に引きつけることが重要になるため、保守運用は欠かせません。例えば、アクセス数の増加によってサーバーに負荷が集中している場合、サーバー負荷を軽減する対策を行う必要があります。

適切な保守運用を行うには専門知識を持った人材が必要になるので、保守運用業務を自社と委託先のどちらが行うかを明確化しておくことが大事です。

まとめ

ニュースアプリを新規開発する際には、取り扱うニュースのジャンルや更新頻度、全体的なデザインなどを明確に決めることが重要です。開発業務を外部委託する場合、どういったニュースアプリを作成するか、まずは自社できっちりと固めておき、外注先に細かく共有しておきましょう。

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