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【まとめ】アプリのプロモーションで実践すべき有効な手法8選

大人はもちろん、今や学生から小さなお子さんまで幅広い世代が活用しているスマートフォン。従来の携帯電話よりもさらに使いやすく、Webや各種便利機能などが活用できます。中でも従来のガラパゴスケータイと大きく異なるのは、スマホアプリが使うことができるという点です。アプリには多種多様なジャンルのものがあり、普段の生活に役立つものから仕事に使えるもの、趣味やエンターテイメント系のものまでさまざまです。

こうした背景もあり、今や誰もがスマホとアプリを利用するようになりました。そしてそれに伴い、多くの企業がアプリ開発を行っています。とはいえ、アプリ全盛の今、一つのジャンル内に同じようなアプリがいくつも存在していることもあります。そうした中でユーザーに見つけてもらうには、効果的なプロモーションが欠かせません。

そこで今回は、アプリのプロモーションに有効な手法を8つご紹介します。

アプリの認知拡大には適切なプロモーションが必要

アプリケーションサービスを成功に導くためには、適切なプロモーションが欠かせません。

現在はリリースされているアプリの数が増えたこともあり、一つのジャンルの中でも競争率が高くなっています。あるデータによると2017年のある一月だけで、Apple Store・Google Playで約20万本を記録しており、このことから現在はこれ以上の数のアプリがリリースされていることが想定されます。

こうした理由から、より多くのユーザーに自社のアプリを選んでもらうためにはプロモーションが肝心なのです。

アプリのプロモーション手法8選

ここからはアプリのプロモーション手法をご紹介します。プロモーションの方法はいくつかありますが、ここでは主要な方法を8つピックアップして解説します。

自社サイトや自社メディアの活用

一つ目は、自社サイトやメディア、ブログを活用した方法です。主にSEOを意識した記事制作などを行う方法で、すでに強い発信力を持ったメディアを持つ企業に向いています。

例えば、「アプリ おすすめ」やお悩み系キーワードにアプリをかけ合わせたキーワードで検索上位に表示されるよう、良質なコンテンツを作ることなどが挙げられます。また、すでに発信力を持ったメディアであれば、ニュースリリースのような形で記事を作成するのも効果的でしょう。このように、検索結果上でユーザーを集客する手法はユーザー側のニーズが顕在化しているケースが多いため、確度の高いユーザーが集まりやすい利点があります。

ドメインパワーが弱い場合は?

ドメインパワーがまだ弱い場合は、ほかのプロモーション施策もあわせて行うことが得策でしょう。サイトの評価を上げるには、ある程度の時間が必要なため、初動の集客を補完するような他の施策と組み合わせながら実施するのがおすすめです。ちなみに、影響力のある媒体にプレスリリースのような形で記事を掲載する方法も効果的です。この方法であれば、自社メディアに影響力がなくてもある程度リーチさせることができます。

Web広告

Web広告を活用して集客する方法もあります。Web広告と言ってもさまざまな種類があり、リスティング広告やバナー広告、動画広告などが挙げられます。まずはより適切なプロモーションができるよう、自社のターゲットとなるユーザーのペルソナを明確にしておくことをおすすめします。

ターゲットの性別や年齢はもちろん、想定するユーザーが利用する媒体はどのようなもので、どの時間帯の閲覧が多いのかなど、具体的に決めていきましょう。その上で施策を定めることが大事です。

Web広告は使い分けが大事?

目的によって広告を使い分けることも必要です。例えば、リスティング広告は先ほど紹介したメディアの施策と同じく、ユーザーが検索するキーワードに紐づいて表示されるため、購買意欲の高いユーザーを集客しやすい特徴があります。一方でディスプレイ広告は画像や動画を利用できるので、認知拡大やブランディングに向くとされています。より適切なアプローチを行うためにそれぞれの手法の特徴を踏まえつつ、サービスのフェーズに合った方法を吟味してみましょう。

アプリストア上の広告

アプリストア上に、広告を出す方法もあります。

例えば、AppleのSearch AdsやGoogle Play ストア内検索広告などが該当します。Search AdsはiOS10のアップデートから始まった比較的新しい手法です。アプリに関連するキーワードを入札することで、該当するクエリが検索ワードとして利用された際に、広告が表示される仕組みになっています。このサービスの導入初期に行った調査では、Search Adsで表示された広告をクリックした顧客の約半数がアプリをダウンロードしていたとの結果も出ているようです。そのため、成約率は比較的高い手法といえるでしょう。

Google Playの検索広告は競争率が高い?

Google Play検索広告は競争率が高い状況のようです。そもそもGoogle Playは全世界約190ヵ国、10億台のAndroidデバイスで表示されていることもあり、登録されているアプリは150万にも及びます。そのため、こうした環境の中で自社のアプリを上位表示させることは非常に困難です。

なお、Google Playに広告を出す際には「Google Playストアに表示されるアプリの名前を入れること」「どの端末でもテキストの意味が通るように、文章を一行ずつ完結させること」の2点が公式で推奨されています。もしGoogle Play内に広告を出す場合には、あらかじめGoogle広告のヘルプページで推奨されている要素を確認しておきましょう。

ASO対策

ASOは「App Store Optimization」の頭文字をとった略称で、アプリストア最適化のことです。端的にいえば、アプリストア内で検索してもらいやすいように、最適化する取り組み全てを指します。ASO対策をきちんと行っておくことで、よりユーザーに見つけてもらいやすくなり、結果的にダウンロード率の向上が見込めます。

ASO対策の具体的な方法としては、タイトルやアプリ説明文の見直し、アプリアイコンの改修などが挙げられます。なお、良いレビューが多いサービスが上位表示されやすい傾向があるという情報もあります。SEOの概念と同じく、良質なコンテンツを磨きつつ、よりユーザーに伝わりやすいよう整備しておくことが、ASOの一番の近道なのかもしれません。

以下の記事では、ASO対策で効果を上げる6つのポイントをご紹介しています。

関連記事:ASO対策で成果を上げる6つのポイントとは?

SNSでの認知拡大

続いて、SNSで認知を拡大する方法です。この手法を活用すれば、施策が上手くいった場合には爆発的な拡散が期待できます。サービスによって適切な媒体は異なりますが、拡散力のあるTwitterと組み合わせる方法などは、非常に強力です。昨今はTwitterを活用して、アプリのリリース前から事前申込み受付などを行い、ある程度のユーザーを確保したうえでリリースをするケースも増えています。特にゲーム系アプリなど、開発にある程度の費用がかかるようなサービスの場合には、こうした初動のユーザー確保は非常に重要でしょう。

SNSの活用に潜むリスク

SNSの拡散性を利用すれば、迅速かつ広範囲なリーチが見込めますが、一方で注意点もあります。SNSでは一度炎上してしまったり、何かトラブルが起きてしまったりすると悪い口コミも伝わりやすく、最悪の場合にはサービスそのものの評価が底まで落ちてしまう可能性もあります。先ほど紹介したASOなどでは特に顧客からの評価が重視されるため、SNSマーケティングでトラブルが生じると他の施策を活用してもなかなか挽回できないという難しさもあります。

さらにSNS集客はあまり再現性がなく、必ず成功するとも限りません。各種SNS広告を使ってリーチさせる方法などもありますが、サービスとの親和性を見極めて慎重に活用することをおすすめします。

既存会員へメルマガ配信

すでに自社の製品・サービスを利用している既存顧客に対して、リーチする方法もあります。主な手法として、メールマガジンによるアプリの周知やダウンロード促進などが挙げられます。既存顧客ということもあり、高い確度が見込める方法ですが、この手法にはもう一つ利点があります。それは上手くいけば既存顧客とのさらなる関係性強化につながるという点です。

近年は既存顧客へのアプローチの重要性が、多くの業界で叫ばれています。著名なパレートの法則に代表されるように、顧客の内の2割の優良顧客が多くの売上に寄与していることも多くのデータから判明しています。メールマガジンは、こうした顧客との関係性強化に役立つ強力なツールです。

また、メールツールなどを活用すれば顧客をセグメント化し、パーソナライズした内容を配信することも可能です。上手に活用できれば、既存顧客の引き上げや失注顧客を呼び覚ますこともできます。

比較的始めやすい方法ではあるので、まず試しにやってみるのもいいでしょう。

店舗でのプロモーション

店舗を使ったリアル型のプロモーション方法もあります。この方法は、特定エリアのユーザーをピンポイントで集客したり、小売り型のビジネスと紐づけたりすることでより効果を発揮します。実例としては、各種店舗のレジ横にポップアップを設置する方法や声掛け、デジタルサイネージや看板広告での周知などが挙げられます。

近年はOMO施策が流行しており、さらなるユーザー体験向上のために顧客とのタッチポイントを向上させる手法として期待されているようです。アプリをリーチさせつつ、その後の利用促進や顧客満足度の向上を図りたい場合にはぴったりの方法でしょう。

テレビ・ラジオ・雑誌などマスメディアの活用

最後に、テレビ・ラジオ・雑誌などのマスメディアを活用する方法も見逃せません。近年は、Web広告の台頭が目覚ましいですが、テレビ・ラジオ・雑誌などのマスメディアも依然として大きな影響力を誇っています。特に、アプリを利用するユーザーのペルソナがオンラインとの親和性があまり良くない場合や、リーチしたい年齢層が高い場合には、こうしたマスメディアによるプロモーションのほうが効果的かもしれません。

適切なプロモーション方法とは、届けるユーザーを的確に見据えることでもあります。今回は8つの方法をご紹介しましたが、今一度どの手法が自社のアプリにあっているのか、改めてよく考えてみましょう。

運用で重視すべき「リテンション」の重要性

アプリの売上やマーケティングを考える上で欠かせない「リテンション」という要素があります。

このリテンションとは、サービスを継続して利用した回数や、ユーザーのリピート率を数値化した指標です。リテンションは、既存顧客の維持率を示すリテンションレートというもので表されるのが一般的で、リテンションレートが高ければ高いほど顧客が離脱しにくいサービスだといえます。

実はあるデータによると、アプリをダウンロードしたユーザーの内の約3割が一度しかアプリを起動しないというデータもあるそうです。顧客を維持することはサービスの存続にも欠かせませんし、売上の拡大にも欠かせません。そのため、ユーザーに末永く使ってもらえるように、このリテンションに注視してアプリを改善していくことが大切なのです。

以下の記事でも、リテンションやリテンションレートに関して詳しく解説しています。ぜひ、こちらもあわせてチェックしてみてください。

関連記事:アプリのリテンションレート(継続率)の改善に必要なこととは?

結局大事なのは「良いアプリ」を作ること

では、そんな大切なリテンションを向上させるには何に注力すべきなのでしょうか。

テクニカルな方法もいくつかあるようですが、その中でも一番重要なのは、やはり「良いアプリ」を作ることです。具体的に「良いアプリ」とは、UI/UX設計に優れる、ターゲットに合うグラフィックデザインを用いてブランディングを実施するなど、カスタマーエクスペリエンスを追求したものといえます。たとえ、プロモーションをいくら頑張っても、大切なのはアプリそのものの魅力です。逆に、アプリの内容がないのにプロモーションが成功したとしても、その人気は長続きしないでしょう。

良いアプリを制作するためには、それだけの改善や工夫、設計段階からの作り込みが欠かせません。これからアプリを制作する、あるいはアプリはあるものの内容に不安があるという方は、ぜひ専門の制作会社に相談してみましょう。

Pentagonでは、各種企業様向けにモバイルアプリのデザイン・開発を行い、アプリを用いたビジネスをサポートしています。 iOS・Androidアプリの開発はもちろん、アプリのUI・UXデザイン・ロゴデザインも対応していますので、お困りの方はぜひお問い合わせください。

まとめ

今回はアプリのプロモーション方法をテーマに、8つの手法と運用で重視すべきポイントをご紹介しました。スマホが普及し、生活必需品になったことで、今やアプリも欠かせないものとなっています。

この記事でご紹介した内容を参考に、より良いアプリと、それに見合った適切なプロモーション方法を今一度見つめなおしてみてくださいね。

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