お店の販促に活躍!店舗アプリを開発する方法とは?

店舗型のビジネスを運営する際、プロモーションに力を注ぐことは必要不可欠です。とはいえ、単に販促・集客といっても看板広告やチラシ、各種SNSやブログなどさまざまな方法があり、集客をするためにどのような施策を打つべきか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

その中でもおすすめの方法の一つに、「店舗アプリ」を導入する方法があります。近年はスマートフォンが普及したこともあり、アプリケーションを活用することで、より多くのユーザーに効率よくプロモーションが行えるようになりました。今回は販促や集客、売上拡大に役立つ、店舗アプリについてご紹介します。

店舗アプリとは?

店舗アプリとは、小売店や飲食店などの店舗型ビジネスに特化したスマートフォンアプリです。集客は販促に向くほか、既存顧客の囲い込みにも効果的で、より効率的な販促が見込めます。

ツールやサービスによっても異なりますが、一般的には以下のような機能が搭載されています。

・クーポン機能
・プッシュ通知機能
・スタンプカード機能
・顧客管理機能

店舗アプリでは、昔からよく実施されているような、スタンプによる特典付与や割引、お得なクーポンの配布を行うことができます。その他に、マーケティングに役立つプッシュ通知機能や顧客管理機能が搭載されているものもあります。

また、業務効率化に役立つ機能も多いので、業務コストを削減できることも魅力の一つです。

では、店舗アプリの主な機能について、さらに詳しく確認してみましょう。

店舗アプリの主な機能

先ほどご紹介した4つの機能から解説します。

まずは、クーポン機能です。

アプリをダウンロードしている人だけが利用でき、有効期限内であればお店で利用できるクーポンが配布されます。アプリクーポンは単純なディスカウント施策だと思われがちですが、アプリダウンロードを促進する効果も持っています。

店舗アプリの施策を行う際、まずは多くの人にアプリをダウンロードしてもらう必要がありますが、場合によってはアプリダウンロードそのものが停滞してしまうこともあります。しかし、「アプリをダウンロードすればクーポンを活用できる」「アプリでお得に買い物ができる」というメリットを提示すれば、ダウンロードのハードルを下げられるでしょう。

次に、スタンプカード機能です。

この機能のメリットは、従来のスタンプカードサービスにあった煩わしさを一挙に解消している点にあります。

例えば、紙のスタンプカードだと来店時に忘れてしまったり、紛失してしまったりすることが多々あります。また、「お財布がかさばってしまう」「現金支払いの場合にしか対応していない」といったこともあるでしょう。

しかし、アプリであれば持ち忘れや紛失の心配はありませんし、キャッシュレス決済にも対応しやすいです。お財布ケータイなどを使い、スマートフォンで決済をしているような人であれば、お財布を持ち歩くことなくクーポンをお得に活用できます。その他、会計時の煩雑な作業やスタンプカードを作成するコストを削減できる利点もあります。

続いて、プッシュ通知機能です。

この機能は、今ご紹介したクーポンやスタンプカードなどを通知させるもので、店舗アプリの中でも非常に重要度の高いものです。お店の新着情報やキャンペーン情報を通知させることもできます。

今まではメールマガジンを使ってこうした情報を配信する手法が主流でしたが、実はメールマガジンの開封率はおよそ1~2割と言われています。一方、Webプッシュ通知での開封率は平均3~4割ほどで、メールマガジンの約4倍の効果があるとされています。

一方で、Webプッシュ通知の機能を活用する際には、注意しなければならないこともあります。

一刻も早く、多くの情報を届けたい一心でプッシュ通知を多用すると、通知の量が多くなり、逆にイメージを悪くしてしまう恐れがあります。そのため、プッシュ通知の頻度やタイミングをよく吟味し、上手に活用することが大切です。

例えば、開封率の高い時間帯を狙ってピンポイントに通知したり、シーズナルなコンテンツを配信したりして、ユーザーフレンドリーな配信を心がけましょう。そうすることで、販促や顧客育成が期待できます。

ちなみに、プッシュ通知は幅広い活用方法があり、例えば当社では「モバイル端末の位置情報を読み取って店舗に近づいたらプッシュ通知を行う」という機能を開発した実績があります。

さて、このような機能を活用して施策を実施した後には、しっかりと分析を行うことが大切です。

店舗アプリの中には顧客分析・顧客管理ができるような機能を盛り込んだものもあります。ユーザー単位で購買金額を確認できたり、ページの閲覧数・クーポンの利用頻度などを確認できたりします。

店舗アプリを作る目的・メリット

店舗アプリを作る目的やメリットについて、ここで改めて確認してみましょう。

店舗アプリのメリットは大きく分けて3つです。

一つ目は、リーチの確実性です。

ご紹介したように、メールマガジンと比べてプッシュ通知の開封率はかなり高い傾向にあります。また、通知できる対象もアプリダウンロードをしているユーザーに一括して行えるため、かなりの数のリーチが見込めます。

二つ目はリピーターの促進が見込める点です。

異業種参入や市場の激化が進み、今や多くの産業では既存顧客へのアプローチが重要になっています。「企業の売上の8割は、2割の優良顧客からもたらされる」ともいわれており、優良顧客を増やす取り組みは全ての企業において喫緊の課題です。

店舗アプリではプッシュ通知やクーポンを活用して接触回数を高め、新規顧客を自然に優良顧客へと育成することができます。自社への興味関心が高まれば、アップセルやクロスセルも狙いやすくなるため、顧客単価も向上するはずです。

三つ目は業務効率化に貢献する点です。

店舗型業務に特化したアプリを使うことで、ダイレクトメッセージの作成や顧客管理、決済業務も簡略化できます。

店舗アプリを活用することで、顧客はもちろん、社内的にもポジティブな影響が生みだせるのです。

店舗アプリ施策の注意点

ここからは、店舗アプリ施策を行ううえでの注意点をご紹介します。注意点は「ダウンロード」「UI/UX」「通知頻度」の三つです。

最初に、ダウンロードに関することですが、そもそも施策を行うにはユーザーにダウンロードをしてもらう必要があります。また、仮にダウンロードが完了したとしても、その後にアンインストールされてしまう可能性もあります。

そのため、まずはクーポンや初回特典といったボーナスでユーザーを獲得し、その後もユーザーにストレスを与えない運用を意識するよう意識しましょう。

次に、アプリのUI/UXです。いくらお得なクーポンやポイント機能があっても、操作性や視認性が悪ければユーザーは離脱してしまいます。

開発の要件定義やプロトタイプを製作した段階で、使いやすいものであるかどうかを確認しておきましょう。

当社ではUI/UXを重視したアプリ開発だけでなく、既存アプリの改修も行っています。実際に、起動時に約20秒も読み込みが発生していた店舗アプリについて、当社にてさまざまなチューニングを施し起動時間を3秒にまで短縮した事例がございます。

最後に、情報の通知頻度です。過度なプッシュ通知はアンインストールされる可能性を高めてしまいます。頻度の目安としては、プッシュ通知の回数を週一回以内に留め、プッシュ通知の表示設定を切り替えられるようにするなどの工夫が必要です。

ただし、ユーザー側が積極的に最新情報を得たい場合もあるため、設定によってコントロールできるなどの機能を盛り込むのも効果的です。

これらのポイントに留意した設計と運用を行いましょう。

店舗アプリの例

では、実際の店舗アプリの例をジャンル別にチェックしてみましょう。

飲食店の場合、公式アプリ内でさまざまなクーポンを提供しているケースが多くあります。全ユーザーに一律で同じクーポンを配布する場合もありますが、顧客の年齢や性別、居住地、子どもの有無などの情報に基づいてパーソナライズされたクーポンを配布する場合もあります。実際に、配信後わずか1カ月半ほどで100万ダウンロードを達成した事例もあるようです。

小売業の場合は、ポイントカードをアプリ化したり、アプリログインの際にログインボーナスを発行したりしてリピート率の向上を図るなどの使い方がされているようです。その他にも、ECサイトと連動したポイント付与などを行われています。

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店舗アプリを作るには?

店舗アプリを作る手段として、自社開発と外注があります。それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。

自社で作る方法と開発を外注する方法、どちらがおすすめ?

自社で作る場合のメリットは、簡単なアプリであれば安く開発できる点です。一方で、社内に開発人材がいないと実現が難しい側面もあります。

ただ、最近はアプリ開発用のプラットフォームが充実していることもあり、高度なスキルが必ずしも必要になるというわけではありません。OSがアップデートした際にも、プラットフォーム側で対応してくれるため安心です。

こうしたサービスを活用すれば、一から開発する場合と比べると自由度は低いですが、簡単に短時間で実用的なアプリを自社開発できます。

自社開発のデメリットとしては、人材を確保しなくてはならないことが挙げられます。

開発だけでなく、企画やデバッグ・テストまですると相当な人数が必要になります。エンジニアやデザイナーなど、大がかりになればなるほど新たにプロジェクトマネージャーを立てるなど人員を割かなければなりません。

一方、外注のメリットは、自社にIT人材がいなくても開発を進められる点です。

開発にあたってエンジニアを新たに雇う必要がありません。また、依頼先がアプリ開発の専門家なので、アプリの質もある程度担保され、機能追加なども柔軟でしょう。アプリをリリースするまでの手続きやセキュリティ、リリース後の運用面も安心です。

外注のデメリットは、イメージのすり合わせ作業が難航したり、予想以上にコストがかさんだりする恐れがある点です。

自社開発も外注も一長一短ですが、一般的には外注製作がほとんどです。「ある程度開発費がかかっても、しっかりとしたアプリを作りたい」「自社に開発リソースがない」という場合は、外注の開発依頼がおすすめです。

自社の予算や開発するアプリの規模感、搭載したい機能などを加味して、決定するようにしましょう。

店舗アプリ開発の一般的な費用

では、気になる開発費はどの程度を見込んでおくのが適当なのでしょうか。

一般的にアプリ開発にかかる費用は人件費と開発期間によって算出されますが、これら人件費・開発期間は作業内容によって異なります。

例えば、すでに導入しているシステムの一部を組み替えて開発するような場合と、新規にフルスクラッチで開発する場合ではかかる労力も異なります。また、業態に合わせた細かな箇所のチューニングや、オプション機能の追加によっても工数は変わります。

また、外部の制作会社に依頼する場合、システムエンジニアのスキルによって単価が異なります。一般的には、初級SEで60~100万円、中級SEで80~120万円、上級SEが120万円~160万円程度の相場です。

また、プログラマーは1人当たり50~100万円が相場とされています。アプリ開発の場合は、デザイナー料金なども発生するため、開発には数百万の費用がかかるケースも珍しくありません。

盛り込む機能によって費用は変動

アプリの開発費用は搭載する機能によって変わるので、一概には言えません。しかし、搭載する機能によって相場は存在します。

ログイン機能ひとつ取ってみても、メールアドレスとパスワードの形式でログインする機能が25~50万円程、SNS連携ログインの形式で10~25万円程度が一般的な費用の相場です。

その他にも、電子決済機能で約10~50万円、プッシュ通知で約10~100万円、メッセージ機能で20~40万円程と、どの機能も幅のある相場となっています。

盛り込む機能はもちろん、機能のグレードや細かい仕様によっても変わるので、要件定義と見積もりはしっかり行うようにしましょう。

アプリ開発を依頼する場合のポイント

それでは、実際にアプリ開発を依頼する際のポイントを、2つの項目に絞ってご紹介します。

作りたいアプリを明確に

大前提として、外注先に正確なイメージが伝わるよう、作りたいアプリを事前に明確にしておく必要があります。

イメージが曖昧だと、納品されたアプリが納得のいくものに仕上がらない可能性が高くなります。機能に過不足があったり、微妙に異なるデザインで仕上がったりするなど、認識のズレがアプリの出来栄えに直結してしまいます。

そのため、まずはアプリのコンセプトを決めることからはじめると良いでしょう。例えば、「ポイントを溜めることで再来店してくれるお客様を増やすため」「割引クーポンにより集客力アップを狙うため」など、機能に絡んだより具体的な想定をしておくことがおすすめです。

さらに、ボタンの配置やポップアップの内容、フォントの種類・サイズなど、UI/UXの面もある程度決めておくと良いでしょう。想定するユーザーに合ったデザインはどういうものなのか、しっかり考えておく必要があります。例えば、年配の方をターゲットにしたアプリを開発するならフォントのサイズを大きくしておくといったような配慮が必要です。

もちろんこれらについて、全て自社で決定しておく必要はなく、ノウハウを持った外注先の開発会社と相談しながら行うことも可能です。

店舗アプリの開発実績も要チェック

店舗アプリを開発している会社はたくさんありますが、会社ごとに大きな差があることを念頭に置きましょう。

アプリ開発会社のWebサイトには、これまでの開発実績や事例が掲載されているので、まずは確認してみましょう。多くの開発実績があれば、それだけ安心して任せることができます。

また、iPhoneアプリ・Andoroidアプリ両方の実績があるかもチェックしたいポイントです。特に関心を引くアプリがあれば、AppStoreやGooglePlayからダウンロードしてみて、操作性や機能性を確認してみるのも大切です。

まとめ

今回は店舗の販促に役立つ店舗アプリについてご紹介しました。

スマートフォンが普及している中、集客アップのためには店舗アプリの活用は欠かせません。アプリ開発のメリット・デメリットを踏まえて、ぜひ自社に合った開発を行いましょう。

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