
教育系システム開発とは?種類・費用・アプリ活用まで解説
教育系システム開発とは、生徒管理・学習管理(LMS)・保護者や生徒との連絡・授業の運営などを、塾やスクール、教育サービスの運営に合わせて作ることです。管理側のシステムに生徒・保護者向けのスマホアプリを組み合わせる構成が増えており、当社の開発経験では、シンプルな構成で300〜500万円・3〜5ヶ月、学習管理や動画配信を備えた本格的な構成で800〜1,500万円・6〜10ヶ月が目安です。既存のLMSやパッケージで足りる部分はそのまま使い、自社の指導方法に合わない部分だけを作ると、費用を抑えられます。
生徒の情報はExcel、授業の記録は塾向けのシステム、保護者への連絡はLINEと紙。教室長が月末に転記作業をしている。オンライン授業や自習の管理も始めたいが、パッケージは自社の指導スタイルに合わず、カスタマイズの見積もりは高い。この記事は、そうした悩みを持つ学習塾・スクール・教育サービス事業者の経営者や運営責任者に向けて、教育系システムの種類、アプリと組み合わせるメリット、既存LMSと独自開発の選び方、費用と期間、開発の進め方を解説します。
◆この記事の要点
- 主な種類:LMS・eラーニング、先生と生徒(保護者)のコミュニケーション、校務支援(生徒・成績・出欠などの管理)、授業支援の4つ
- アプリとの組み合わせ:生徒や保護者はスマホのアプリ、運営側はWebの管理画面という構成なら、PCや専用ソフトがなくても使え、データも一か所にまとまる
- 既存LMSか独自開発か:標準的な配信と受講管理で足りるなら既存LMS。指導方法そのものがサービスの価値になっているなら独自開発。既存LMSを残してアプリだけ作ることもできる
- 費用の目安(当社の開発経験):シンプル300〜500万円/本格的800〜1,500万円/大規模2,000万円以上
- 当社の立ち位置:教育システムの専業ではなく、Webシステムとスマホアプリの開発会社。塾・スクール・教育サービス事業者のシステムとアプリが中心で、学習を続けてもらうための画面設計を得意としている
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筆者は株式会社ペンタゴンの代表として、スタートアップから大手企業まで10年以上、アプリとWebシステムの開発に携わってきました。オンライン家庭教師のマッチングアプリや英語の音読学習アプリ、個別指導塾の生徒管理アプリの開発を支援し、自社でも学習アプリを開発・運営しています。この記事では、塾やスクール、教育サービスを運営する事業者が、自社に合ったシステムを作る場合の考え方に絞って書きます。
教育系システム・アプリ開発をPentagonに依頼するメリット
当社に依頼するメリットは、運営側が使う管理システムと、生徒や保護者が使うアプリを、同じチームで一つのサービスとして設計できることです。教育のサービスは、管理画面が使いやすくても生徒がアプリを開かなければ成果につながりません。逆に、アプリが楽しくても講師の入力が面倒なら運用が止まります。当社は両方の画面を並べて設計し、学習を続けてもらう仕組みまで含めて作ります。
管理システムとアプリを一つのデータ設計で作る
生徒用のアプリ、講師用の画面、運営者の管理システムを別々の会社に頼むと、データの持ち方がずれて、つなぎ込みに費用と時間がかかります。当社は企画の段階で「誰が、どの画面で、何を入力し、誰が見るか」を一枚にまとめ、データの設計を先に決めてから各画面を作ります。生徒の学習記録が、そのまま講師の画面と保護者への連絡に使われる、という流れを最初から組み込めます。
学習を続けてもらうためのUI/UX設計
自社で学習アプリを開発・運営してわかったのは、教育アプリの成否を分けるのが継続率だということです。特に翌日と7日後に戻ってきてもらえるかが立ち上がりを左右するため、当社ではこの2つを重要な指標として改善を続けています。ポイントやバッジ、家族からの応援といったゲーミフィケーションも、続ける理由を作るための手段として設計します。
当社が開発を支援した「Welldone!」は、子どもの習慣化を家族がチームになって応援するアプリです。タスクとポイントの管理に、家族を招待する仕組みを組み合わせています。
AIを取り入れた教育アプリの開発経験
当社はAIを使った教育アプリの開発にも取り組んでいます。自社の学習支援アプリでは、AIが学習教材を自動で作り、フラッシュカードやクイズとして学べる仕組みを作りました。当社が開発を支援した英語の音読学習アプリ「Onki」では、写真に撮った英文の文字起こしと、ネイティブ音声での読み上げを実現しています。
AIは教材づくりの手間を減らし、一人ひとりに合わせた出題を可能にする一方で、出力に誤りが混ざることがあります。教育の現場で使う以上、講師や運営者が内容を確認できる画面を必ずセットで設計します。
Figmaで画面を先に見せ、AI駆動開発で要件定義に時間を使う
当社は、Figmaで画面を先に作り、実際に触ってもらいながら要件を決めていきます。講師や教室長に画面を見てもらうと、「この項目は授業中には入力できない」「保護者に見せる言葉はもっとやわらかく」といった意見が、開発に入る前に出てきます。
実装は、Figmaの設計をもとにしたAI駆動開発で進めます。コーディングにかかる工数が大きく減るので、その分を要件定義と、先生や生徒に使ってもらう検証、テストに回せます。途中で仕様を変えたくなったときにも柔軟に対応できます。

教育系の開発実績
当社が開発を支援した教育系のアプリ・システムには、次のようなものがあります。
- オンライン家庭教師マッチングアプリ「Teach」:保護者が相性の合う先生を探し、予約できるアプリ。先生のレコメンド、予約とスケジュールの管理を備え、初期開発に約1年をかけました(Teachの開発実績)
- 英語音読学習アプリ「Onki」:英文の読み上げ、シャドーイング、虫食い暗記で英語を学ぶアプリ。企画からキャラクターデザイン、ストア審査の代行まで約5ヶ月で担当しました(Onkiの開発実績)
- 習慣化アプリ「Welldone!」:子どもの習慣づくりを家族で応援するアプリ。初期開発は約8ヶ月で、現在も運用保守を続けています(Welldone!の開発実績)
- AIで学習教材を作る学習支援アプリ(自社アプリ):AIが作った教材をフラッシュカードやクイズで学び、学習の進み具合を管理するアプリ(学習支援アプリの開発実績)
- 個別指導塾向けの生徒管理アプリ(iPad・非公開):生徒の登下校をiPadで登録し、当日の学習状況を記録すると、保護者にメールが届く仕組み。生徒の一覧と当日の記録を1画面に収め、授業の合間でも入力が止まらないようにしました
当社に向いているご相談、向いていないご相談
当社は教育システムの専業ベンダーではありません。力になれる範囲を、先にお伝えします。
| 向いているご相談 | 専業ベンダーとの比較をお勧めするご相談 |
| 塾・スクールの生徒管理や保護者連絡を、自社の運営に合わせて作りたい | 自治体や教育委員会の校務支援システムを一括で導入したい |
| 生徒・保護者向けのアプリと管理システムをまとめて作りたい | 数十校規模の学校をまたぐ学籍・成績の基盤を構築したい |
| 既存のLMSを残して、学習を続けてもらうアプリを作りたい | 入札や公的な調達の手続きを前提にした開発 |
| AIを使った教材づくりや出題を、自社のサービスに組み込みたい | LMSの機能をすべて一から作り直したい |
右の列にあたる場合でも、全体は専業のパッケージで構築し、生徒や保護者が使うアプリの部分だけを当社が担当する組み方はできます。
教育系システムのおもな種類
教育系システムは、大きく「LMS・eラーニング」「先生と生徒のコミュニケーション」「校務支援」「授業支援」の4種類に分かれます。どれも単体の製品がありますが、塾やスクールでは複数を一つのサービスとしてまとめたい場面が多く、そのときに自社の運営に合わせて作る価値が出てきます。

| 種類 | 主に使う人 | 主な機能 |
| LMS・eラーニング | 生徒、講師、運営者 | 教材・動画の配信、テスト、受講状況と成績の管理 |
| 先生と生徒のコミュニケーション | 生徒、保護者、講師 | お知らせ配信、メッセージ、欠席連絡、面談の予約 |
| 校務支援 | 運営者、教室長、講師 | 生徒情報、出欠、成績、時間割、請求の管理 |
| 授業支援 | 講師、生徒 | 課題の配布と回収、授業中の小テスト、オンライン授業 |
LMS・eラーニング
LMS(学習管理システム)は、教材や動画を配信し、誰がどこまで学んだかを記録するシステムです。eラーニングはこの仕組みを使ったオンライン学習のことで、映像授業、確認テスト、修了の判定までを管理します。運営者は受講状況を一覧で確認し、つまずいている生徒に声をかけられます。動画の視聴時間ではなく、テストの結果やつまずいた問題まで記録すると、指導に使えるデータになります。
先生と生徒のコミュニケーション
お知らせの配信、先生と生徒・保護者のメッセージ、欠席や遅刻の連絡、面談の予約などを扱います。LINEや紙の連絡帳で運用している塾も多いですが、誰が読んだかを確認できない、生徒の記録とつながらない、講師の個人アカウントでやりとりが発生する、といった問題が起きやすい部分です。システムにすると、連絡の履歴が生徒ごとに残り、講師が替わっても引き継げます。
校務支援
生徒の基本情報、出欠、成績、時間割、月謝の請求など、教室や学校の運営を支える管理業務のシステムです。学校向けには専用のパッケージが多くありますが、個別指導や少人数のスクールでは、授業の組み方や料金体系が独自なため、パッケージの項目に運営を合わせる手間が生まれがちです。当社が開発を支援した個別指導塾のiPadアプリのように、登下校の記録から保護者への連絡までを一続きにすると、講師の入力の手間が大きく減ります。
授業支援
課題の配布と回収、授業中の小テストや投票、デジタル教材の表示、オンライン授業など、授業そのものを支えるシステムです。生徒が手元の端末で答えた結果がその場で講師の画面に集まると、理解できていない生徒に授業中に気づけます。オンライン授業は、ビデオ通話の仕組みに出欠の記録や録画の配信を組み合わせて作ります。
教育系システムとアプリを組み合わせるメリット
運営側はWebの管理システム、生徒や保護者はスマホのアプリという組み合わせにすると、誰もがいつも持っている端末で使えて、データも一か所にまとまります。以下の4つが、Webのシステムだけで作る場合との違いです。

PCや専用ソフトがなくても使える
生徒や保護者に「パソコンでこのサイトにログインしてください」と頼んでも、なかなか使ってもらえません。スマホにアプリを入れるだけで使えれば、通学の電車やすきま時間にも学習できます。講師も、授業の合間にスマホやタブレットから出欠や学習の記録を入力できるので、事務作業のために職員室のPCに戻る必要がなくなります。
システムとアプリでデータを一元管理できる
生徒がアプリで学んだ記録、講師が入力した授業の記録、保護者とのやりとりが、同じデータベースにまとまります。運営者は管理画面で教室ごとの状況を見られ、月末の転記や集計の作業がなくなります。退塾につながりそうな兆し(ログインの減少や課題の未提出)にも早く気づけます。
カメラ・マイクなどスマホの機能を学習に使える
スマホのカメラで教科書の英文を撮って読み上げる、マイクで自分の発音を録音して確かめる、プリントを撮影して提出する、といった使い方ができます。当社が開発を支援した「Onki」では、写真の英文を文字にして、ネイティブの音声で読み上げる機能を作りました。Webの画面だけではやりにくい学習を、アプリなら自然な操作で実現できます。
学習を続けてもらう仕組みを作れる
アプリなら、プッシュ通知で学習の時間を知らせる、連続学習の日数を表示する、ポイントやバッジで達成感を出す、保護者が子どもの頑張りを見て声をかける、といった仕組みを組み込めます。続ける理由をアプリの側で用意できることが、Webだけのシステムとの一番の違いです。
教育系システムは既存LMSの活用と独自開発のどちらがよい?
標準的な教材の配信と受講管理で足りるなら、既存のLMSを使うほうが早く安く始められます。指導の方法そのものがサービスの価値になっている場合は、独自開発が向いています。その中間として、既存のLMSを残したまま、生徒が使うアプリだけを独自に作る方法もあります。

| 比較の観点 | 既存LMSの活用 | 独自開発 |
| 向いているケース | 社内研修や資格講座など、教材を配信して受講を管理できれば足りる | 独自の指導方法やカリキュラムが強みで、それをサービスとして提供したい |
| 初期費用 | 小さい(利用料が中心) | 大きい(開発費が必要) |
| 始めるまでの期間 | 短い(数週間〜) | 長い(3ヶ月〜) |
| 画面や機能の自由度 | 製品の範囲内 | 自由に設計できる |
| 学習を続けてもらう工夫 | 製品の機能に依存する | 通知やゲーミフィケーションを自社向けに作れる |
| 他のシステムとの連携 | 製品が対応している範囲 | 自社の会員や決済、管理システムとつなげられる |
| 長期の費用 | 生徒数に応じて利用料が増えることが多い | 保守費とサーバー費がかかる |
判断のポイントは、LMSの機能そのものに差別化の要素があるかどうかです。教材の配信は既存の製品で十分でも、生徒が毎日開きたくなる画面や、自社の指導方法を反映した記録の仕方は製品では作れないことがよくあります。その場合、配信と受講管理は既存のLMSに任せ、生徒の学習体験の部分だけをアプリとして作れば、費用を抑えながら自社らしさを出せます。当社はこの組み方にも対応しています。
一方、生徒数が少なく、まだ指導の方法を試している段階なら、まず既存のLMSで始めて、運営の中で「ここが合わない」と分かった部分から作るほうが失敗が少なくなります。作るかどうかの判断も含めてご相談ください。
教育系システム・アプリ開発の費用・期間
当社の開発経験では、シンプルな構成で300〜500万円・3〜5ヶ月、学習管理や動画配信を備えた本格的な構成で800〜1,500万円・6〜10ヶ月、複数のユーザー向けの画面や生成AIを組み込む大規模な構成で2,000万円以上・10ヶ月以上が目安です。費用を最も大きく左右するのは、誰のための画面をいくつ作るかです。
| 規模 | 費用の目安 | 期間の目安 | 構成の例 |
| シンプル | 300〜500万円 | 3〜5ヶ月 | 保護者への連絡と出欠の管理、教材の配信など機能を絞ったアプリと管理画面 |
| 本格的 | 800〜1,500万円 | 6〜10ヶ月 | 学習管理、動画配信、テストと成績の記録、プッシュ通知、課金を備えたアプリと管理システム |
| 大規模 | 2,000万円以上 | 10ヶ月以上 | 生徒・講師・運営者のそれぞれに画面を用意し、生成AIによる出題や教材づくり、外部システムとの連携まで含む構成 |
たとえば、生徒・講師・塾の運営者の3者が使うサービスでは、生徒用のアプリが800万円、講師用のアプリが600万円、運営者の管理システムが400万円で、合計1,800万円という見積もりになることがあります。同じ機能でも、使う人が増えるほど画面と権限の設計が増えるためです。
開発の前に行う要件定義は、1〜2ヶ月・100〜200万円が目安です。要件定義だけを先に依頼することもできます。
費用を左右する要素
- 使う人の種類:生徒だけか、講師・保護者・運営者の画面も必要か。種類が増えるほど画面と権限の設計が増える
- 動画の配信:録画の配信か、ライブ授業か。ライブ授業やビデオ通話は外部サービスの利用料も含めて見積もる
- AIの組み込み:教材の自動生成や個別の出題は、AIサービスの利用料と、講師が内容を確認する画面の開発が加わる
- 課金と決済:月謝や講座の購入をアプリで扱う場合、アプリストアの課金ルールに合わせた設計が必要になる
- 既存システムとの連携:今使っているLMSや会員管理、請求のシステムとつなぐ範囲
- 対応する端末:iPhone・Android・タブレット・Webのどこまで対応するか。スマホとタブレットを同時に作る場合は、スマホ単体の約1.2〜1.3倍が当社の目安
費用を抑えたい場合は、最初は生徒向けのアプリと最低限の管理画面に絞って始め、使われ方を見ながら講師向けの機能などを足していく方法を勧めています。最初からすべてを作らないほうが、本当に必要な機能に予算を使えます。
Pentagonによる教育系システム・アプリ開発の流れ
要件定義・設計・開発・テスト・リリースの順に進めるのは一般的なシステム開発と同じです。当社が特に時間をかけるのは、講師や生徒に画面を触ってもらって確かめる工程です。教育のサービスは、新学期や講習の開始に合わせてリリースしたいという事情が多いため、スケジュールは使い始めたい時期から逆算して組みます。

| ステップ | 内容 | 当社が工夫していること |
| ①目的と指標を決める | 「退塾を減らしたい」「講師の事務作業を半分にしたい」など、システムで実現したい状態を言葉にする | 継続率や入力にかかる時間など、効果を測る指標を最初に決める |
| ②運営の流れを整理する | 授業の前後に誰が何を記録し、誰に伝えているかを洗い出す | 生徒や講師へのアンケート、教室での聞き取りで、運営者が気づいていない手間を拾う |
| ③Figmaで画面を作り、検証する | 生徒・講師・運営者それぞれの画面を作り、実際に触ってもらう | 授業中や移動中など、使う場面を想定して操作できるかを確かめる |
| ④AI駆動開発で実装・テスト | Figmaの設計をもとに実装し、テストを行う | 浮いた工数を検証と品質改善に回す |
| ⑤リリース | アプリストアへの申請、運営者や講師への説明 | 新学期や講習の前に余裕を持ってリリースし、一部の教室から使い始める |
| ⑥運用と改善 | 使われ方のデータを見て改善を続ける | 翌日・7日後の継続率を見ながら、改善の打ち手を一緒に考える |
要件定義で重視しているのは、使う人本人の声です。運営者が考える課題と、講師や生徒が感じている手間は一致しないことがよくあります。当社では企画の段階でアンケートをよく行い、運営者も気づいていなかった手間や、生徒が続けられない理由を拾うところから始めます。
教育系システムの開発についてよくある質問
生徒向けと先生向けで別々のアプリ・画面を作れますか?
結論:作れます。生徒向けはスマホのアプリ、先生向けはタブレットやWebの画面、運営者は管理システム、というように使う人ごとに画面を分けて作るのが一般的です。同じアプリの中でログインした人によって画面を切り替える方法もあり、費用と運用のしやすさを比べてご提案します。
オンライン授業・ビデオ通話を組み込めますか?
結論:組み込めます。WebRTCなどの技術や外部のビデオ通話サービスを使い、アプリや管理システムの中でオンライン授業を行えるようにします。授業の予約、出欠の記録、録画の配信とつなげると、オンライン授業の運営がシステムの中で完結します。外部サービスの利用料は、利用時間や人数に応じて別にかかります。
既存のLMSを残したまま独自のアプリを開発できますか?
結論:できます。教材の配信や受講管理は今のLMSに任せ、生徒が毎日使うアプリだけを作る組み方です。LMSが外部とデータをやりとりする仕組み(API)を公開していれば、受講の記録をアプリに表示したり、アプリでの学習をLMSに戻したりできます。連携できる範囲は製品によって違うため、最初に確認します。
教育システムはWebだけで開発することもできますか?最初はWebで始めて後からアプリ化もできますか?
結論:どちらもできます。管理システムや、パソコンで受講する講座であればWebだけで十分な場合もあります。最初はWebで始めて、生徒の利用が増えてからアプリを作る進め方も可能です。その場合は、後からアプリを足せるようにデータとAPIを設計しておくと、作り直しを避けられます。
システムとアプリを同時に開発したほうが費用を抑えられますか?
結論:多くの場合、抑えられます。データの設計、ログインや権限の仕組み、サーバーを一度にまとめて作れるため、別々に作って後からつなぐより無駄が少なくなります。別の会社に分けて頼むと、つなぎ込みの調整に費用がかかりがちです。ただし、予算が限られている場合は、片方を先に作って段階的に広げる方法も検討します。
要件が固まっていなくても相談できますか?
結論:相談できます。「保護者への連絡を楽にしたい」「生徒が家でも勉強を続けられるようにしたい」といった、やりたいことの段階からで大丈夫です。当社では、実現したい状態を言葉にし、効果を測る指標を決めるところから一緒に進めます。
まとめ
塾やスクールの運営の手間は、生徒・講師・保護者の情報が別々の場所にあり、そのあいだを人が転記してつないでいる部分に集まっています。運営側の管理システムと、生徒や保護者が使うアプリを一つのデータでつなげば、転記がなくなり、生徒が学び続ける仕組みも作れます。
標準的な配信で足りるなら既存のLMSを使い、自社の指導方法が価値になる部分を作る、という切り分けが費用を抑える近道です。費用はシンプルな構成で300〜500万円、本格的な構成で800〜1,500万円が目安です。当社は教育システムの専業ではありませんが、教育アプリの開発と自社アプリの運営で得た経験をもとに、管理システムとアプリをまとめてお手伝いできます。まずは今の運営で一番手間のかかっている作業から、お聞かせください。

