ランニングアプリ開発|100人調査でわかった必須機能と費用・会社の選び方
結論から言うと、ランニングアプリの開発で最優先すべきは「正確な計測」と「目標まであと少しと分かる進捗表示」の2つです。当社が2026年8月にランニング習慣のある100人へ実施した独自調査では、ユーザーの走る量を実際に増やしていた要因の72.1%が「進捗の可視化」でした。逆に言えば、機能を欲張らなくても、この2つさえ確かなら「走りたくなるアプリ」は作れます。本記事では、この調査データをもとに、ランニングアプリ開発で優先すべき機能、実装の難所、費用と期間の目安、開発会社の選び方までを解説します。
本記事では、アプリ開発会社「株式会社ペンタゴン」で代表を務める筆者が、ランニングアプリの開発について解説します。ランニングアプリやヘルスケア領域のアプリ開発を検討中の方は、ぜひ株式会社ペンタゴンまでご相談ください。
【結論】この記事の要点
ランニング習慣のある100人に当社がアンケートを取ったところ、「走りたくなるアプリ」の条件が見えてきました。
- 走る量を増やしていたのは「目標まであと少し」と分かる進捗表示でした。行動が変わった人の72.1%がこれを理由に挙げています。
- その進捗表示を支えるのは正確な計測です。GPSの精度に投資したぶんが、そのまま動機づけの強さになります。
- 41.0%は音楽アプリと一緒に走っています。音楽と共存できる音声設計・バッテリー設計が、使われるアプリの条件です。
- アプリのおかげで走れた経験を持つユーザーは、課金にも前向きでした(支払意向がある層の69.2%)。行動を変える設計は収益化の近道でもあります。
【独自調査】100人に聞いてわかった「走りたくなるアプリ」の条件
どんな機能があれば、ユーザーは実際に走り出すのか。それを確かめるため、当社はランニング習慣のある100人へ独自にアンケート調査を実施しました。まずは、そこから見えた設計のヒントを共有します。
| 調査名 | ランニングアプリ利用実態調査 |
| 調査期間 | 2026年8月10日〜8月11日 |
| 調査方法 | インターネットアンケート |
| 調査対象 | 直近1年にランニング習慣がある人 |
| 有効回答数 | 100名 |
| 調査主体 | 株式会社ペンタゴン |
回答者は30代31.0%、40代32.0%が中心で、89.0%が週1回以上走る習慣を持つ層です。一方で直近1年にマラソン大会へ出場した人は23.0%にとどまり、大半は競技者ではなく「習慣として走る人」でした。
1. 走る量を増やしていたのは「目標まであと少し」と分かる進捗表示
当社の調査では、アプリがきっかけで走った経験のある人の72.1%が、進捗と達成の可視化を理由に挙げました。該当する43人に、最も効果が大きかったものを1つ選んでもらった結果です。
| 最も効果が大きかった要因 | 割合(n=43) |
|---|---|
| 週間・月間の目標距離まであと少しだった | 39.5% |
| 自己ベストを更新できそうだった | 14.0% |
| 連続記録(ストリーク)が途切れそうだった | 9.3% |
| アプリからの通知・リマインド | 7.0% |
| バッジ・称号が獲得できそうだった | 7.0% |
| 自分の記録へのいいね・コメント | 4.7% |
| 記録のグラフ・カレンダーが埋まっていくのが見えた | 2.3% |
| フレンドの走行記録が流れてきた | 2.3% |
単独最多は「週間・月間の目標距離まであと少しだった」の39.5%。それに自己ベスト、ストリーク、バッジ、グラフと続き、「積み上げてきたものが見える」要素が上位を占めました。走らせる力の中心はここにあります。

自由記述でも、同じ構造の体験が繰り返し語られました。
月末の前日にアプリを開いたら、目標にしていた「50kmまであと3km」という表示が出ていました。グラフもほぼ埋まっていて、最後の1本だけ空白になっていたので、「ここまで頑張ったのに、このまま終わるのはもったいない」と感じて、夜に少し疲れていたけれど追加で3kmだけ走りに行きました。
40代・週2〜3回
走った距離が4.5キロになっていて、何となく区切りの良い数字にしたくて、あと0.5キロぐらいなら走ろうと続けました。
30代・週1回
共通しているのは「残りが自分の手の届く量として提示された」という点です。通知で外から呼び出すのではなく、走っている最中や走り終えた直後に残量を見せることが、追加の一歩を生んでいました。「区切りの良い数字にしたい」という言及が複数あったことも、設計上のヒントになります。
なお、積み上げた記録を可視化して継続を促す設計は、ランニングアプリに限らずアプリ全般の継続率改善で有効とされる考え方です。Duolingoのストリーク施策をはじめとした他ジャンルの事例は、以下の記事でまとめています。
2. 「あと少し」の体験を支えるのは正確な計測
この「目標まであと3km」の体験を成立させる土台が、計測の正確さです。当社の調査でやる気が下がった経験を聞くと、最多は「記録が正しく取れず萎えた」13.0%で、通知のしつこさ(7.0%)の約2倍でした。
| やる気が下がった理由 | 割合(n=100) |
|---|---|
| 特にない | 70.0% |
| 記録が正しく取れず萎えた | 13.0% |
| 目標を達成できず記録が途切れた | 8.0% |
| 通知がしつこかった | 7.0% |
| 有料機能への誘導が多かった | 6.0% |
| 他人と比較して落ち込んだ | 3.0% |
裏を返せば、GPSの精度に投資したぶんは、そのまま動機づけの強さになって返ってきます。「あと3km」と表示するなら、その3kmが正しいことが大前提。記録がいつも正確に残るという信頼こそ、ユーザーが毎回アプリを起動してくれる理由になります。

3. 41.0%が音楽アプリと一緒に走っている
当社の調査では、普段のランニングで使っているアプリの1位は「音楽・ポッドキャストアプリ」41.0%で、Apple ワークアウト20.0%、Nike Run Club 13.0%を上回りました。
| 普段使っているアプリ | 割合(n=100) |
|---|---|
| 音楽・ポッドキャストアプリ | 41.0% |
| 使っていない | 26.0% |
| Apple ワークアウト(フィットネス) | 20.0% |
| Nike Run Club | 13.0% |
| Google Fit・Fitbit | 9.0% |
| adidas Running | 5.0% |
| Strava | 5.0% |
| Garmin Connect | 3.0% |
利用目的でも「音楽再生」63.4%が「距離・ペースの記録」47.3%を上回り、27.0%は音楽アプリだけを聴きながら走っています。つまりランニングアプリは、音楽アプリと一緒に使われることを前提に設計すると強くなります。音声フィードバックは音楽に重ね、GPSは音楽再生と並走してもバッテリーが持つように調整する。後述する設計ポイントは、この前提から導かれます。

また、デバイスは「スマホのみ」が最多で、スマートウォッチやGPSウォッチを持っている人は25.0%でした。スマホ1台で完結する設計にすれば、回答者の大半をそのままカバーできます。ウォッチ連携は後からの拡張で十分です。
4. 行動が変わったユーザーは、課金にも前向き
課金意向を全体で見ると「無料しか使うつもりはない」が64.0%を占めます。ところが、アプリで行動が変わった経験があるかどうかで分けると、景色が変わります。当社の調査では、「機能次第で払ってもよい」と答えた人の69.2%が、行動が変わった経験を持っていました(「無料しか使うつもりはない」層では31.3%)。

財布を開かせていたのは機能の多さではなく、「このアプリのおかげで走った」という実感です。つまり、行動を変える設計はユーザーのためになるだけでなく、収益化の一番の近道でもあります。
5. 成果は満足度ではなく「行動が変わったか」で測る
リリース後の成果指標にもヒントがありました。当社の調査(n=100)では、メインで使っているアプリの満足度は5段階平均3.70、4以上が60.0%と高評価です。一方で、満足度4以上をつけた人のうち、実際に走る量が変わった人は6割強(61.7%)でした。
| 満足度 | 回答数 | 行動が変わった人の割合 |
|---|---|---|
| 5 | 15 | 66.7% |
| 4 | 45 | 60.0% |
| 3 | 37 | 16.2% |
| 1〜2 | 3 | 0% |
「使いやすい」という評価と「走る量が増えた」という成果は、重なりつつも別の指標です。リリース後は満足度スコアと合わせて「アプリを見たあとに走る量が変わったか」を測ると、進捗表示や計測精度といった本当に効く部分へ改善リソースを集中できます。
なお本調査はn=100のインターネット調査であり、日本のランナー全体を代表するものではありません。回答はすべて自己申告に基づきます。
ランニングアプリ開発で優先すべき機能と、その順番
調査結果を踏まえると、ランニングアプリに載せる機能の優先順位は次のようになります。上から順に、これがない状態で下の機能を足しても効果が出にくい並びです。
| 優先度 | 機能 | 根拠 |
|---|---|---|
| 1 | 正確な距離・ペース計測 | やる気を下げる理由の1位が計測ミス13.0% |
| 2 | 週間・月間の目標と残り距離の表示 | 行動を変えた最大要因39.5% |
| 3 | 走行直後の振り返り画面 | 自由記述の大半が「走り終えて画面を見た」場面 |
| 4 | 音楽アプリと併用できる設計 | 利用アプリ1位が音楽41.0% |
| 5 | 自己ベスト・ストリーク表示 | 合算で23.3% |
| 6 | プッシュ通知 | 7.0% |
| 7 | ソーシャル機能 | 7.0% |
「あと少し」を見せる進捗表示の作り方
単に累計距離を出すだけでは足りません。調査の自由記述から読み取れる有効な形は、次の3条件を満たすものです。
- 残量で示す:「今月42km走った」ではなく「目標まであと3km」と、残りの数字を主役にする
- 手の届く量にする:残り3kmのように、その日のうちに埋められる粒度で提示する。目標が遠すぎると機能しない
- 見るタイミングを走行直後に置く:走り終えた直後の画面に残量を出す。この瞬間がもう一歩を引き出している
「区切りの良い数字にしたかった」という回答が複数あったことから、4.5kmのような端数を提示して丸めさせる見せ方も有効と考えられます。また、目標設定はユーザー自身に決めさせるほうが「手の届く量」に収まりやすくなります。
音楽アプリと一緒に使える設計にする
ユーザーの多くは音楽を聴きながら走っています。音楽の邪魔をしない設計にするだけで、41.0%を占める音楽派のランナーにそのまま受け入れてもらえます。実装上のポイントは次の3つです。
- 音声フィードバックを鳴らす際に音楽を停止せず、音量を一時的に下げて重ねる(オーディオセッションのダッキング設定)
- ロック画面やウィジェットから、アプリを開かずに進捗を確認できるようにする
- 走行中の操作を前提にせず、自動での計測開始・終了に寄せる
初期リリースは計測と進捗表示に集中できる
今回の調査で、いいね・コメント・フレンドのフィードといったソーシャル機能を「走るきっかけになった」と挙げた人は7.0%、プッシュ通知も7.0%でした。つまり、実装コストの大きいこれらの機能がなくても、走りたくなるアプリは成立します。これは初期費用を抑えたい発注者にとって朗報です。
初期リリースでは工数を計測精度と進捗表示に集中させ、ソーシャル機能はユーザーがついてから育てれば十分です。通知を入れるとしても、「今週の目標まであと3km」のように残り距離を知らせる内容にすれば、調査で効果のあった「あと少し」の体験をそのまま通知に持ち込めます。
ランニングアプリ開発で難所になる4つの技術ポイント
「正確に距離を測って表示する」という要件は、仕様書の上では1行ですが、実装では最も工数が読みにくい部分です。見積もり時に確認すべき論点を挙げます。
1. バックグラウンドでの位置情報取得
ランニング中は画面が消灯し、他アプリが前面に出ます。この状態で計測を継続するには、iOSではバックグラウンドでの位置情報更新の有効化と「常に許可」の取得、Androidではフォアグラウンドサービスの常駐と位置情報権限の取得が必要です。
Androidは端末メーカー独自のバッテリー最適化によってバックグラウンド処理が停止させられることがあり、特定機種でだけ記録が途切れるという不具合が起きやすい領域です。実機での長時間検証を、開発計画に必ず組み込んでください。
あわせて設計が必要なのが、初回起動時にこの権限をどう求めるかです。位置情報を「常に許可」してもらう説明をどの画面で出すかは初回体験(FTUE)の設計そのもので、ここでつまずくと計測が始まる前に離脱します。初回体験の考え方は以下の記事で解説しています。
2. GPSの誤差処理
GPSの生データをそのまま積算すると、ビル街やトンネル、樹木の下で座標が飛び、実際より長い距離が記録されます。精度の低い測位点を除外する、速度の異常値を弾く、加速度センサーの歩数と突き合わせるといった補正処理が必要です。
「距離が正確に出ること」は調査で最重要と分かった要件ですが、補正ロジックは仕様として明文化されにくく、見積もりから漏れやすい部分です。要件定義の段階で「どの程度の誤差を許容するか」「どう検証するか」まで決めておくことをおすすめします。
3. バッテリー消費
GPSを高精度で回し続けると電池を消費します。今回の調査でも大会中の不便な点として電池消費が挙がりました。測位間隔の調整や、停止判定中の測位頻度の引き下げなど、精度と消費のバランス設計が必要です。ここは「精度を上げる」と「電池を持たせる」がトレードオフになるため、どちらを優先するかを発注側で決めておくと開発がぶれません。
4. ヘルスケアデータ連携
iOSのHealthKit、AndroidのHealth Connectと連携すると、他アプリやウォッチで記録した運動データを取り込めます。ただし健康データの取り扱いには、プラットフォーム側の審査基準やプライバシー要件があります。取得目的の明示や、広告目的での利用禁止といった規約への適合が必要になるため、企画段階で確認してください。
大会・レース向けの機能は入れるべきか
結論として、まずは日常のランニングを支える機能に集中してよい、というのが調査から見える答えです。直近1年にレースへ出場した人は23.0%で、77.0%は大会に出ずに走っています。日常の習慣づくりを支えるだけで、大半のユーザーをカバーできます。
ただし大会運営者向けや、競技志向のユーザーを狙う場合は話が別です。参考値として、レース出場者23人が挙げた大会中の不満は以下のとおりでした(回答者数が少ないため参考値として扱ってください)。
- 自動ラップと大会の距離表示がズレる(26.1%)
- 画面の文字が見づらい(21.7%)
- グローブや汗で反応しない(17.4%)
- 走りながらの操作がしにくい(17.4%)
自由記述では「手動でのラップ補正機能がほしい」「大会公式の計測ポイントと連動してほしい」という要望が挙がりました。大会向けに作るなら、手動ラップ補正、大きく単純なボタン配置、汗や手袋を想定したタッチ領域の確保が具体的な要件になります。
ランニングアプリの開発費用と期間の目安
ランニングアプリの開発費用は、搭載する機能によって次のように変わります。
| 規模 | 費用の目安 | 構成例 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 小規模 | 〜800万円 | GPS計測、走行履歴、目標設定と進捗表示に絞った構成 | 3〜4か月 |
| 中規模 | 800万〜2,000万円 | 上記に加えHealthKit・Health Connect連携、グラフ分析、通知、会員機能 | 4〜6か月 |
| 大規模 | 2,000万円〜 | ウェアラブル連携、ソーシャル機能、課金、大会連携、データ分析基盤 | 6か月〜 |
当社の実績としては700万円前後の案件が最も多い帯です。ジャンルを問わないアプリ開発費用の相場と、当社が実際に提出した見積書の内訳は以下の記事で公開しています。
加えてリリース後は、OSアップデート対応や不具合修正のための保守費用(月額10〜50万円程度)が継続的に発生します。ランニングアプリはOSの位置情報まわりの仕様変更を受けやすいため、この保守枠は削らないことをおすすめします。運用保守費の内訳は以下でくわしく解説しています。
今回の調査結果を踏まえるなら、初期リリースは小規模の構成でも成立します。まず計測と進捗表示に絞って世に出し、ソーシャル機能や課金は、ユーザーの行動が実際に変わったのを確かめてから足すほうが、無駄な開発費を払わずに済みます。
ランニングアプリの開発会社を選ぶときの確認ポイント
ランニングアプリは、位置情報を長時間扱うという点で一般的な業務アプリと性質が異なります。開発会社を選ぶ際は次の点を確認してください。
- バックグラウンド計測の実装経験があるか:画面消灯時やアプリ切り替え時の挙動をどう検証するかを具体的に説明できるか
- GPS誤差の補正方針を持っているか:「GPSで距離を測ります」で終わらせず、補正の考え方を提示できるか
- 実機検証の計画が見積もりに含まれているか:屋外での長時間テストは工数として計上されるべき項目です
- KPIから機能を絞る提案ができるか:要望した機能をそのまま積み上げるだけの会社は、初期費用が膨らみます
- リリース後の改善に伴走できるか:行動が変わったかどうかは、リリースしてデータを見るまで分かりません
当社では企画段階で想定ユーザーへのアンケート調査を実施し、KPIから逆算して機能を絞る提案を行っています。本記事の調査も、その進め方をランニングアプリ領域で実施したものです。
ランニングアプリ開発に関するよくある質問
ランニングアプリの開発費用はいくらですか?
GPS計測と目標・進捗表示に絞った構成であれば〜800万円、ヘルスケア連携やグラフ分析、通知を含む構成で800万〜2,000万円、ウェアラブル連携やソーシャル機能、課金を含む場合は2,000万円〜が目安です。別途、月額10〜50万円程度の保守費用がかかります。
ランニングアプリに必要な機能は何ですか?
最低限必要なのは、正確な距離・ペースの計測と、走行履歴の記録です。そのうえで当社の調査では、週間・月間の目標に対する残り距離の表示が、ユーザーの行動を変えた最大の要因(39.5%)でした。まずは計測と進捗表示に集中し、ソーシャル機能やプッシュ通知は利用者が定着してから足せば十分です。
ランニングアプリの開発期間はどのくらいですか?
計測と進捗表示に絞った構成で3〜4か月、外部連携や分析機能を含む場合で4〜6か月が目安です。ランニングアプリは屋外での実機検証に時間がかかるため、テスト期間は多めに見ておくのが安全です。
既存の大手アプリがある中で、新規参入する余地はありますか?
あります。当社の調査では、ランニング専用アプリを使っている人は46.0%にとどまり、27.0%は音楽アプリだけを聴きながら走っていました。走る習慣はあるのに専用アプリを使っていない人が過半数いるということです。目的や利用者を絞ったアプリなら、この層に入り込む余地は十分あります。
課金モデルは成立しますか?
成立します。鍵は「行動が変わる体験」です。当社の調査では、「機能次第で払ってもよい」と答えた層の69.2%が、アプリがきっかけで行動が変わった経験を持っていました。機能数を増やすより、まず「このアプリのおかげで走れた」という実感を作ることが、課金への一番の近道です。
まとめ
ランニングアプリ開発の要点を整理します。
- 走る量を増やすのは「目標まであと少し」と分かる進捗表示。行動が変わった人の72.1%が理由に挙げた
- 進捗表示の土台は正確な計測。GPS精度への投資が、そのまま動機づけの強さになる
- 41.0%は音楽アプリと一緒に走っている。音楽と共存する音声・バッテリー設計が前提
- 行動が変わったユーザーは課金にも前向き(支払意向層の69.2%)。行動を変える設計は収益化の近道
- 成果は満足度ではなく「アプリを見たあとに走る量が変わったか」で測る
- 費用は小規模〜800万円、中規模800万〜2,000万円、大規模2,000万円〜が目安。計測と進捗表示に絞った小規模構成で始められる
株式会社ペンタゴンでは、企画段階でのユーザー調査からKPI設計、開発、リリース後の改善まで一貫して支援しています。ランニングアプリやヘルスケア領域のアプリ開発をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。




