
【2026年】Swiftが得意なアプリ開発会社おすすめ5選|外注の選び方をiOS歴10年のプロが解説
Swift開発の外注先選びで最も重要なのは、「SwiftUIとUIKitをなぜ使い分けるのか」を説明でき、リリース後のOSアップデート追随まで伴走してくれる会社を選ぶことです。開発時の見た目や価格だけで選ぶと、リリース1年後のOS対応で行き詰まるケースを、私たちは何度も見てきました。
この記事は、Swift 3.0がリリースされた2016年からiOSアプリ開発に携わってきた株式会社Pentagon代表取締役の山本真矢が監修しています。当社にはiOSアプリ開発歴10年以上のエンジニアが在籍し、上場企業の経路検索アプリ(累計100万ダウンロード)の開発・運用保守も支援しています。その実務経験をもとに、Swiftが得意なアプリ開発会社の見極め方と、おすすめの会社を解説します。
2026年のSwift開発事情|外注前に知っておくべき3つの変化
Swiftを取り巻く環境はこの数年で大きく変わりました。2023年以前の情報をもとに外注先を選ぶと判断を誤るため、まず現在地を押さえておきましょう。
SwiftUIが新規開発の主流になった
2019年に登場したUIフレームワーク「SwiftUI」は、現在では新規アプリ開発の第一候補になっています。従来のUIKitに比べて宣言的に画面を記述でき、開発スピードの面で有利です。
ただし、複雑なカスタムUIや古いOSバージョンのサポート、既存アプリの改修ではUIKitの知識が今も必要です。実務では両方を行き来する場面が多く、「なぜこの画面はSwiftUIで、この画面はUIKitなのか」を説明できるかどうかに、開発会社の力量がはっきり表れます。商談の場でこの質問をぶつけてみることをおすすめします。
Swift 6で「安全な並行処理」が言語標準になった
2024年リリースのSwift 6では、データ競合(複数の処理が同じデータを同時に書き換えて壊すバグ)をコンパイル時に検出する仕組みが言語標準になりました。さらに2025年のSwift 6.2では並行処理がより書きやすく改善され、Androidサポートのプレビューも始まるなど、言語としての適用範囲が広がり続けています(出典: Swift.org「Swift 6.2 Released」)。
重要なのは、既存アプリをSwift 6の世界へ移行するには相応の設計スキルが必要だという点です。監修者の山本は、Swift 2からSwift 3への移行期(2016年)に大量の破壊的変更へ対応した経験がありますが、Swiftはこうした「言語自体の進化への追随」が定期的に発生します。バージョン移行の実務経験がある会社かどうかは、長く使うアプリほど効いてきます。
毎年のOSアップデート追随が「前提」になった
iOSは毎年6月のWWDCで新機能が発表され、9月に新OSがリリースされます。iOS 26では「Liquid Glass」と呼ばれるデザイン刷新があり、多くのアプリがUIの見直し対応を迫られました。アプリは「作って終わり」ではなく、毎年のOSアップデートに追随し続けることが前提の時代です。
当社が運用保守を支援している上場企業の経路検索アプリ(累計100万ダウンロード)では、新OSの正式リリース前にベータ版での動作検証を行い、問題があれば先回りして改修しています。ユーザー数の多いアプリほど、OSリリース当日に不具合を出すわけにはいかないためです。外注先を選ぶ際は、リリース後にこうした追随対応を誰がどの体制で行うのかを必ず確認してください。
Swift実務者が開発会社を見極める5つの基準
ここからは、iOS開発の実務者としての経験をふまえた、Swiftが得意な開発会社の見極め基準を5つ紹介します。ホームページの実績一覧を眺めるだけでは分からない部分こそ、商談で確認する価値があります。
1. 技術選定の「理由」を説明できるか
SwiftUIかUIKitか、ネイティブ(Swift)かクロスプラットフォーム(Flutter)か。優れた開発会社は、あなたのアプリの要件に沿って選定理由を具体的に説明できます。逆に「当社はSwift一筋です」「全部Flutterで作ります」のように手段が先に来る会社は、自社の得意技にあなたの要件を合わせている可能性があります。
当社はSwiftによるネイティブ開発とFlutterの両方を手掛けているため、案件ごとに中立に比較して提案しています。どちらを選ぶべきかの判断基準はアプリ開発でSwiftを使うべき?iOS専用の弱点と選び方をプロが解説で詳しく解説しています。
2. リリース後の運用保守体制があるか
iOSアプリは毎年のOSアップデート追随が必須です。加えて、App Storeの審査ガイドラインも頻繁に更新されるため、アップデート申請が突然リジェクトされることもあります。
当社では審査ガイドラインの事前チェックを開発工程に組み込み、審査リジェクト事例を独自に収集・分析しています。審査難易度が高いとされる出会い系マッチングアプリの審査通過実績もあります。「保守契約の中でOSアップデート対応と審査対応をどこまでやってくれるのか」は、契約前に必ず書面で確認すべきポイントです。
3. 費用の内訳と相場観を示せるか
当社が2023年2月に実施したインターネット調査では、アプリ開発にかかった費用はおおよそ半数が300万円以上という回答でした。実際に当社で開発するアプリも1,000万円前後の規模になるケースが多くあります。
相場から大きく外れて安い見積もりには、テスト工数の圧縮や経験の浅い体制など、必ず理由があります。安さ自体は悪ではありませんが、「なぜ安いのか」を説明できない会社は避けるべきです。費用相場の詳細は見積書公開!アプリ開発費用の相場とは?内訳を開発会社が全部見せますにまとめています。
4. UI/UX設計から入れるか
Swiftで技術的に正しく実装されていても、使いにくいアプリはユーザーに削除されます。重要なのは見た目の美しさではなく、ユーザー体験から逆算した設計ができるかどうかです。
当社では企画段階からデザイナーがプロジェクトに参画し、プロトタイプで操作導線を検証してから実装に入ります。デザインの考え方はスマホアプリ企画者向け「UI/UXデザイン」の作り方5ステップをご覧ください。
5. 契約前に「壁打ち」ができるか
アプリ開発の外注は数ヶ月から1年以上の長い付き合いになります。契約前の無料相談で、要件の壁打ちにどこまで付き合ってくれるかは、その会社の提案力を見極める絶好の機会です。
当社では、新規事業の壁打ち・アプリの価値定義・プロジェクト憲章の策定までを無料コンサルティングとして提供しています。
Swiftが得意なアプリ開発会社おすすめ5選【2026年版】
ここからは、Swiftを使ったiOSアプリ開発を安心して任せられるおすすめの開発会社を5社紹介します。規模も得意領域も異なるため、「こんな方におすすめ」を目安に比較してください。
| アプリ開発会社 | こんな方におすすめ | 特徴 |
| 株式会社Pentagon | 新規事業でアプリを立ち上げたい/企画段階から伴走してほしい | ・代表が2016年からSwiftを書く実務者 ・UX主導型でデザイナーが企画から参画 ・上場企業アプリの運用保守実績 |
| フェンリル株式会社 | 大規模・大手ブランドのアプリを作りたい | ・400社600本以上のアプリ制作実績 ・デザインと技術の融合を掲げる大手 ・Swiftコミュニティへの協賛実績 |
| ゆめみ(アクセンチュア) | 大企業のDX・アプリ内製化を進めたい | ・マクドナルド等の大規模アプリ支援実績 ・2025年12月にアクセンチュアと統合 ・エンジニアの技術発信文化が強い |
| 株式会社インプル | クロスプラットフォームも含めて比較したい | ・React Native/Flutterが主軸でSwiftにも対応 ・札幌本社+ベトナム開発体制 ・ノーコードの自社製品も展開 |
| 株式会社MagicPlus | 地方の会社に幅広い制作をまとめて任せたい | ・iPhone/iPadアプリをSwiftで開発と明記 ・Web制作から動画まで幅広く対応 ・鳥取本社の総合制作会社 |
なお、Swiftに限らずアプリ開発会社全体から幅広く比較したい方は、プロが選ぶ実績豊富な「スマホアプリ開発会社」おすすめ12選もあわせてご覧ください。
株式会社Pentagon

株式会社Pentagonは、2018年設立のスマートフォンアプリ開発を中心とする開発会社です。本記事の監修者である代表の山本は、Swift 3.0がリリースされた2016年からiOSアプリ開発を続けており、社内にはiOSアプリ開発歴10年以上のエンジニアも在籍しています。
Swiftによるネイティブ開発の実績としては、上場企業の経路検索アプリ(累計100万ダウンロード)の開発・運用保守を支援しており、毎年のOSアップデートへの追随や新OSベータ版での事前検証まで含めて対応しています。
特徴はUX主導型の開発スタイルです。企画段階からデザイナーが参画し、ロゴやキャラクターのデザインからSwiftでの実装、App Store審査対応、リリース後のグロースまでワンストップで支援します。月額費用でのアプリ開発にも対応しているため、初期投資を抑えたい新規事業にも向いています。開発実績は実績一覧をご覧ください。
| 社名 | URL | 設立 | 資本金 | 所在地 |
| 株式会社Pentagon | https://pentagon.tokyo/ | 2018年7月5日 | 700万円 | 本社: 東京都千代田区麹町1-4-4-2F 支店: 栃木県小山市大字小山84-5 |
フェンリル株式会社

フェンリル株式会社は、大阪・東京の二本社制をとる大手アプリ開発会社です。2008年のiPhone国内発売とともにスマートフォンアプリ開発を始めた老舗で、400社600本以上のアプリ制作実績を公表しています。
「Nintendo Switch Online」や「NHK ONE ニュース・防災」など、誰もが知る大規模アプリの開発を手掛けているのが最大の強みです。iOSエンジニアコミュニティのカンファレンス「try! Swift Tokyo」への協賛や技術ブログでの発信など、Swiftコミュニティとの関わりが深い点も、iOS実務者から見て信頼できるポイントです。
ナショナルブランド級の大規模アプリを、デザインと技術の両面から任せたい場合の有力候補です。その分、小規模案件では体制や費用感が合わない可能性はあります。
| 社名 | URL | 設立 | 資本金 | 所在地 |
| フェンリル株式会社 | https://www.fenrir-inc.com/ | 2005年6月13日 | 1億円 | 大阪本社: 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーB 14F 東京本社: 東京都品川区西五反田2-27-3 A-PLACE五反田4F |
ゆめみ(アクセンチュア)

ゆめみは、日本マクドナルドやケンタッキーフライドチキンの公式アプリ支援などで知られるアプリ開発ブランドです。2000年設立の株式会社ゆめみが前身で、2025年12月にアクセンチュア株式会社と統合し、現在は同社のブランドとして継続しています。
iOSエンジニアの技術発信が非常に活発な組織で、国内最大級のiOSカンファレンス「iOSDC Japan」への協賛や、技術書の刊行などの活動で知られています。アプリ開発だけでなく「内製化支援」を掲げているのが特徴で、自社にエンジニア組織を育てたい大企業に向いています。
アクセンチュアとの統合により、大企業のDX案件との親和性はさらに高まった一方、独立系の開発会社としての発注はできなくなった点は把握しておきましょう。
| 名称 | URL | 体制 | 所在地 |
| ゆめみ | https://www.yumemi.co.jp/ | アクセンチュア株式会社のブランド(2025年12月統合。旧・株式会社ゆめみは2000年設立) | アクセンチュア株式会社(東京都港区)内 |
株式会社インプル

株式会社インプルは、北海道札幌市を本社とするスマートフォンアプリ開発会社です。現在の主軸はReact NativeとFlutterによるクロスプラットフォーム開発で、SwiftやKotlinによるネイティブ開発にも対応しています。
ベトナム子会社を活用した開発体制や、店舗向けノーコードアプリプラットフォーム「OneStack」などの自社製品も展開しており、ISO 9001・ISMS認証を取得するなど品質管理体制も整っています。
「Swiftでのネイティブ開発と、クロスプラットフォーム開発のどちらが自社に合うか比較しながら決めたい」という方に向いている会社です。
| 社名 | URL | 設立 | 資本金 | 所在地 |
| 株式会社インプル | https://www.impl.co.jp/ | 2011年6月23日 | 2,480万円 | 北海道札幌市中央区南3条西10丁目1001番地5 福山南三条ビル2階・5階 |
株式会社MagicPlus

株式会社MagicPlusは、鳥取県鳥取市に本社を構える総合制作会社です。iPhone/iPad向けアプリはSwift、Android向けアプリはKotlinで開発すると明記しており、ネイティブ開発を軸にしています。
アプリ開発のほか、Webサイト制作、業務システム開発、動画制作、ゲーム制作まで事業領域が広く、アプリと連動するWebシステムや管理画面までまとめて依頼できるのが強みです。
地方でコミュニケーションを取りやすい会社に、アプリ以外のデジタル制作も含めて任せたい場合の選択肢になります。
| 社名 | URL | 設立 | 資本金 | 所在地 |
| 株式会社MagicPlus | https://magic-plus.net/ | 2014年4月1日 | 非公開 | 鳥取県鳥取市吉成南町1-24-2 2F |
開発会社に相談する前に準備しておくこと
なぜ開発するのかを言語化する
開発会社に相談する際は、「なぜ開発するのか」「誰にどのような価値を提供するアプリなのか」を整理しておくと、精度の高い提案を受けられます。まだ固まっていなくても問題ありません。当社では事業戦略の設計段階からの壁打ちにも無料相談で対応しています。
品質・費用・納期の優先順位を決めておく
高品質なアプリには相応のテスト工数と実装コストがかかります。品質・費用・納期のどれを最優先するのかを社内で決めてから相談すると、開発会社側も現実的な提案がしやすくなります。すべてを最優先にはできない、という前提を共有できる発注者は、開発会社から見ても信頼できるパートナーです。
Swift開発の外注でよくある質問
スマホアプリとWebアプリ、どちらで作るべき?
結論:ユーザーに毎日使ってほしいサービスならスマホアプリ、検索から広く集客したいサービスならWebアプリが基本です。プッシュ通知やカメラ・位置情報などの端末機能を活かすならSwiftによるネイティブアプリが有利です。詳しくはスマホアプリとWebアプリの違いは?どちらを開発すべき?をご覧ください。
アプリ開発の外注で最も大変なことは?
結論:要件定義です。当社が2023年9月にシステム開発の外注経験者30名に実施したアンケート調査では、「開発の外注で最も大変だったこと」の1位は要件定義(約47%)、2位はテスト(約25%)でした。同じ調査で、外注を成功させるために重要なことについても「コミュニケーションと要件定義の明確化」が約31%で最多でした。
当社ではこの結果もふまえ、要件の漏れを防ぐために全画面をデザイナーが設計し、第三者視点でのテストを実施する体制をとっています。
開発会社への外注とエンジニア派遣(SES)、どちらを選ぶべき?
結論:社内に開発をディレクションできる人材がいるなら派遣・SES、いないなら開発会社への外注(受託開発)がおすすめです。派遣は単価を抑えられる反面、要件定義・設計・品質管理の責任は自社に残ります。開発会社への外注なら、企画から運用保守まで成果物に責任を持ってもらえます。Swiftエンジニアの派遣会社を探している方も、発注してから後悔しないために、まずこの判断基準の確認をおすすめします。当社のように準委任・ラボ型で柔軟に体制を組める会社もあるため、自社のリソース状況を先に整理しておきましょう。
まとめ|Swift開発の外注は「リリース後」まで見て選ぶ
Swiftが得意なアプリ開発会社を選ぶ基準は、技術選定の説明力・運用保守体制・費用の透明性・UI/UX設計力・契約前の壁打ちの5つです。特に、毎年のOSアップデート追随が前提になった現在、リリース後まで伴走してくれる会社かどうかが数年後の成否を分けます。
Swiftを使ったiOSアプリの外注を検討している方は、費用・審査対応・契約形態まで整理した「iOSアプリ開発の外注」もあわせてご覧ください。開発会社をより幅広く比較したい方にはプロが選ぶ実績豊富な「スマホアプリ開発会社」おすすめ12選もおすすめです。
株式会社Pentagonは、2016年からSwiftと向き合ってきた実務者として、企画の壁打ちから開発・運用保守まで一貫して支援します。




