「AIコンサル 群馬」で検索しても、出てくるのは全国向けの比較記事や求人情報、ITスクールの紹介ばかりで、実際に相談できる会社がどこなのか分からない。前橋・高崎・太田をはじめ、群馬県の中小企業の経営者から、そんな声を聞きます。

そこでこの記事では、公式サイトで実在とサービス内容を確認できた相談先だけを、群馬県内の会社と群馬対応のオンライン型に分けて5社紹介します。あわせて、無料で使える公的窓口、費用相場、契約前に確認したい質問など、相談先選びで失敗しないための判断材料をまとめました。

先に選び方の結論をお伝えすると、群馬では「県内の会社かどうか」だけで絞り込まないことが大切です。県内の相談先はまだ数が限られるため、無料の公的窓口と、地域を問わないオンライン型まで含めて比較したうえで、自社の段階に合う相手を選ぶのが現実的です。

なお、東京・関東圏全体の相談先事情は、東京でおすすめの「AIコンサル」7選!大手から顧問型まで比較で別途まとめています。

結論。群馬の中小企業が相談できるAIコンサル5社一覧

群馬県の中小企業が相談できるAIコンサル・AI導入支援会社は、高崎の伴走型2社と、群馬対応のオンライン型3社の計5社が候補になります。

まず全体像です。詳細は次章で1社ずつ紹介します。

会社名所在地形態向いている会社
株式会社Pentagon東京都千代田区顧問(オンライン)何から始めるか決まっていない段階から相談したい
株式会社KANMASU群馬県高崎市研修・DX伴走支援県内の会社に現場から伴走してほしい
steerplus群馬県高崎市AI研修・自動化伴走研修と業務自動化をセットで進めたい
株式会社Mikage東京都新宿区研修(群馬対応)まず少人数の実践研修から始めたい
株式会社Uravation東京都文京区顧問(オンライン)チャット中心に低コストで相談したい

掲載しているのは、執筆時点で公式サイトから実在とサービス内容を確認できた会社のみです。掲載は広告ではなく、順序は優劣を意味しません。

群馬でおすすめのAIコンサル5選

高崎には対面も交えて伴走できる会社が複数あり、研修から始めたい場合と顧問型で継続したい場合とで、群馬対応のオンライン型を含めた5社から選べます。

1. 株式会社Pentagon「AI顧問ハカドルくん」(東京都千代田区・群馬対応)

株式会社Pentagon(東京都千代田区麹町)は、中小企業向けのAI顧問サービス「ハカドルくん」を月額制で提供しています。月2回のオンラインミーティングとチャット相談が基本で、毎回宿題を出しながら、相談と相談の間に実務が前に進む形をとっています。現在の顧問先は東京都・神奈川県の会社が中心ですが、支援は基本リモートのため、群馬県の会社でも同じ内容で対応できます(訪問など交通費が発生する場合は別途料金です)。

ChatGPTを何に使えばよいか決まっていない段階から、業務の整理と社内定着まで継続的に相談したい会社に向いています。

2. 株式会社KANMASU(群馬県高崎市)

株式会社KANMASUは、高崎市に本社を置く生成AI・DX支援会社です。社名の「かんます」は群馬の方言で「かき混ぜる」を意味し、デジタルと人の双方をかき混ぜて変革を定着させる、という姿勢を掲げています。生成AI研修(3か月の伴走支援プラン)に加えて、BPR・RPA・BPOといった業務改善支援まで扱っており、地方企業や自治体の現場に寄り添う支援を打ち出しています。料金は公式サイトに記載がないため、問い合わせで確認してください。

県内の会社に、対面も交えて現場から伴走してほしい会社に向いています。

3. steerplus(群馬県高崎市)

steerplusは、高崎市のAI法人研修・伴走支援の会社です。AIの基礎から上級までの研修に加えて、Microsoft 365 CopilotやGASを使った業務自動化まで踏み込むのが特徴で、研修後も3か月間の伴走サポート(相談・訪問支援)が用意されています。助成金申請のサポートにも対応しており、製造業・建設業・サービス業など地方企業の現場を想定した支援を掲げています。料金は公式サイトに記載がないため、相談時に確認してください。

社員研修と業務自動化をセットで、現場が自走できる状態まで進めたい会社に向いています。

4. 株式会社Mikage(東京都新宿区・群馬対応)

株式会社Mikageは、東京都新宿区の会社で、群馬県の企業・自治体向けの生成AI研修ページを公開しています。ChatGPT・Geminiの活用研修とGoogle Workspace研修が柱で、座学3割・実演7割という実践重視の構成です。オンラインは全国対応、群馬県への出張研修も個別調整で対応としています。料金は1時間の研修10万円から(税抜)・5名から対応と公式サイトに明記されています。

導入の第一歩として、少人数で実践的な研修をまず受けてみたい会社に向いています。

5. 株式会社Uravation(東京都文京区・オンライン全国対応)

株式会社Uravationは、東京都文京区の会社で、月額制の生成AI顧問サービスを提供しています。公式サイトにはチャット型ライト月額5万円、チャット型スタンダード月額10万円、定例ミーティング付き伴走月額15万円からと料金が明記されており、最低契約期間は3か月です。定例はオンラインが基本で全国対応のため、群馬からも利用できます。

訪問は前提とせず、チャット相談を中心に低コストで「社外のAI専門家」を持ちたい会社に向いています。

群馬でのAIコンサルの選び方。産業と段階で決める

群馬の中小企業は、自社の業種でのAIの使いどころと、「まず整理したい段階か、継続的に実行する段階か」の2軸で相談先を選ぶと失敗しにくくなります。

群馬県は輸送用機器を中心とする製造業、温泉地を抱える観光業、全国有数の農業・食品が柱で、AIの使いどころは業種ごとに異なります。

業種群馬での例取り組みやすいAI活用テーマ
製造業太田市周辺を中心とする輸送用機器・部品加工見積書・技術文書の作成補助、検査記録や日報の整理、ベテランの技能・手順のマニュアル化
観光・宿泊草津・伊香保・みなかみ・四万などの温泉地多言語の問い合わせ対応、口コミの分析と返信文作成、予約・案内業務の効率化
農業・食品嬬恋村の高原キャベツ、こんにゃくなどの特産品直販・EC向けの商品説明文づくり、販路開拓の営業文書、規格書類の作成補助
商業・物流新幹線と高速道が交わる高崎の結節性受発注メールの処理、請求・納品書類の作成、問い合わせ対応の標準化

注意したいのは、画像認識による外観検査や設備の予知保全といった「開発型」の投資は費用が大きく、データ収集から始める必要があるため、最初の一歩には向かないことです。どの業種でも、まず取り組みやすいのはChatGPTなどの生成AIを使った文書業務・事務業務の効率化で、ここで社内にAIを使う習慣ができてから開発型を検討する順番が失敗しにくい進め方です。AIコンサルの類型ごとの違いと選び方の全体像は、AIコンサル会社のおすすめ9選!費用相場と失敗しない選び方にまとめています。

そのうえで、候補の会社には契約前に次の質問をしてみてください。

  • 当社の業種・規模なら、最初にどの業務からAIを試すべきですか?
  • 補助金を使う前提の提案ですか?使わない場合の進め方はありますか?
  • 月額費用に含まれる支援範囲はどこまでですか?
  • 訪問が必要になった場合の対応と費用はどうなりますか?

答えが自社の業務に引き寄せた具体的なものか、補助金ありきの高額なシステム導入に誘導されていないかが、見極めのポイントです。

群馬県の公的な相談窓口と支援制度

民間のAIコンサルに依頼する前に、無料で何度でも使える「群馬県よろず支援拠点」と、県独自の「ぐんまDX技術革新補助金」を押さえておくと、費用を抑えて方向性を整理できます。

群馬県よろず支援拠点(前橋・太田)

国が設置した無料の経営相談所で、運営は公益財団法人群馬県産業支援機構です。前橋拠点(前橋市亀里町・群馬産業技術センター内)とおおたブランチ(太田市本町)があり、高崎でも定期的な相談サロンが開かれています。デジタル化の相談や、国のデジタル化・AI導入補助金に関する相談にも対応しており、「AIで何ができるのか、そもそも自社に関係あるのか」という段階の壁打ち相手として、最初に使わない手はありません。

ただし相談は都度の面談が基本で、社内にAIを定着させるまで数か月伴走してもらう使い方には向いていません。方向性の整理は公的窓口、継続的な実行は自社または民間の顧問型、という使い分けが両方の良さを活かせます。

ぐんまDX技術革新補助金

群馬県の補助金で、県内中小企業によるデジタル技術を活用した生産プロセスの改善やビジネスモデル変革の取り組みを支援します。令和8年度は補助上限1,000万円・補助率2分の1で、公募は4月から5月に実施されました。年度ごとに公募されるため、最新の公募状況は群馬県の公式ページで確認してください。

注意点として、既存ソフトウェアを導入するだけの内容は対象外とされています。市販のAIツールを入れたい場合は、この補助金ではなく国のデジタル化・AI導入補助金の方が候補になります。制度の中身と使い方は、デジタル化・AI導入補助金を中小企業のAI活用に使う方法で詳しく解説しています。

AIコンサルの費用相場。群馬と東京で差はあるか

AIコンサルの費用は、群馬だから安い・東京だから高いという地域差はほぼなく、支援範囲で決まります。

月額型の目安は次の通りです。

月額料金の目安主な支援内容
月3万円から5万円月1回の相談、チャット相談、簡単な壁打ち
月5万円から10万円業務整理、ツール選定、社内ルール相談
月10万円から30万円複数部門の支援、研修、運用設計、資料作成
個別見積もりシステム開発、AIチャットボット構築、データ連携

今回紹介した5社でも、料金を公式サイトに明記しているのはMikage(研修1時間10万円から)とUravation(顧問月額5万円から)で、それ以外は個別見積もりです。金額の安さだけで選ばず、月額に含まれる相談回数・チャット対応・業務整理の範囲を比較してください。月5万円前後の顧問で実際に何を相談できるかは、月5万円のAI顧問で相談できること。料金と支援範囲を解説で具体的に紹介しています。

よくある質問

群馬県内にAIコンサル会社はありますか?

あります。本記事で紹介した通り、高崎市にはKANMASUやsteerplusといった、研修と伴走支援を提供する会社があります。ただし東京と比べると数は限られるため、県内に限定せず、群馬対応のオンライン型まで含めて比較するのがおすすめです。

5社のうちどこから相談すればよいですか?

自社の段階で選んでください。まず社員教育から始めたいなら研修型(steerplus・Mikage・KANMASU)、何から始めるか決まっておらず継続的に相談したいなら顧問型(Pentagon・Uravation)が起点になります。方向性の整理すらこれからという場合は、先に無料の群馬県よろず支援拠点で壁打ちしてからでも遅くありません。

東京の会社に頼むと、対面での対応はできませんか?

オンライン中心が基本ですが、群馬は高崎から東京まで新幹線で約50分という距離にあり、普段はオンライン・節目だけ対面というハイブリッドが成り立ちやすい地域です。訪問の可否と交通費の扱いは会社ごとに異なるため、契約前に確認してください。工場の設備と連携するAI開発のように現場確認が不可欠なテーマは、訪問対応できる相談先を選ぶのが確実です。

群馬のAIコンサル費用は東京より安いですか?

月額の顧問型やオンライン支援では、地域による価格差はほぼありません。費用を決めるのは所在地ではなく支援範囲です。金額の安さだけで選ばず、月額に含まれる相談回数・チャット対応・業務整理の範囲を比較しましょう。

補助金を使ってAIコンサルに依頼できますか?

制度と支援内容の組み合わせによります。県のぐんまDX技術革新補助金は開発型の取り組みが対象で、既存ソフトウェアの導入だけでは対象外です。研修や導入支援には国のデジタル化・AI導入補助金が候補になります。まずはよろず支援拠点や依頼先の候補に、自社のやりたい内容が対象になるかを確認するのが確実です。

まとめ

群馬でAIコンサルを探すなら、高崎の伴走型2社と群馬対応のオンライン型3社の計5社を軸に、無料の公的窓口も組み合わせて、自社の段階に合う相手を選ぶのが現実的です。

群馬は、太田の製造業、温泉地の観光業、全国有数の農業と、AIの使いどころが豊富な地域です。まず群馬県よろず支援拠点で無料の壁打ちをして方向性と補助金の要否を整理し、実行段階では今回紹介した5社のような相談先を、県内かどうかにこだわらず支援範囲で比較する。この進め方なら、東京の企業と同じ水準のAI活用支援を群馬にいながら受けられます。

自社の場合はどの業務からAIを試すべきか知りたい方は、30秒でできる無料AI活用診断をお試しください。群馬県の中小企業の状況に合わせて、最初の一歩を整理するところからお手伝いします。

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