「AIコンサル 神奈川」「AI導入支援 横浜」で検索しても、出てくるのは全国向けの比較記事や、地名を差し込んだだけのページが中心で、自社に合う相談先が見えてこない。横浜や川崎、県央の中小企業の経営者から、そんな声を聞きます。

この記事では、公式サイトで事業内容を確認できた会社だけに絞って、神奈川県の中小企業が実際に相談できるAIコンサル・AI導入支援会社を6社紹介します。あわせて、無料で使える県内の公的窓口、費用相場、失敗しない選び方まで解説します。

関東圏全体でのAIコンサルの探し方は、東京でおすすめの「AIコンサル」7選!大手から顧問型まで比較でまとめています。

結論。神奈川の中小企業が相談できるAIコンサル6社一覧

神奈川の中小企業が相談できるAIコンサルは、県内(横浜・川崎)の4社に加え、神奈川を主要エリアとする東京の2社を含めた6社が候補になります。

今回、公式サイトで実在と事業内容を確認できた6社の早見表です。

会社名所在地特徴
株式会社Pentagon(AI顧問ハカドルくん)東京都千代田区(顧問先は神奈川・東京中心)現役エンジニア経営者による月額制AI顧問
TWELFTH神奈川県横浜市神奈川の中小企業向け生成AIアドバイザリー・内製化支援
Office Mizuki神奈川県横浜市法人AI研修と外部AI担当者。料金を公式に明示
株式会社エリアドライブ神奈川県横浜市Web制作会社によるAI活用設計・社内教育
株式会社Galirage神奈川県川崎市生成AIシステム開発・コンサル。大手支援実績が豊富
株式会社DeC東京都渋谷区(横浜・川崎を最優先エリアと明記)建設・介護・運送など業種特化のAI業務自動化

大切なのは、どこが一番かではなく、自社の相談テーマ(研修か、業務整理か、開発か)と合うかどうかです。各社の詳細と「向いている会社」を順に見ていきます。

神奈川でおすすめのAIコンサル6選

6社はそれぞれ得意領域が異なるため、「顧問・研修・制作・開発・業種特化」のどれを求めるかで選ぶのが失敗しないコツです。

紹介内容は各社公式サイトの記載にもとづきます(2026年8月時点)。料金は公式サイトに記載がある場合のみ掲載しています。最新情報は各社サイトでご確認ください。

1. 株式会社Pentagon「AI顧問ハカドルくん」(東京都千代田区・神奈川対応)

AI顧問ハカドルくんは、現役エンジニアの経営者が代表を務める株式会社Pentagon(東京都千代田区麹町)の月額制AI顧問サービスです。月2回のオンラインミーティングとチャット相談を基本に、毎回次回までの宿題を決めて業務整理からAI活用の定着までを伴走します。現在の顧問先は神奈川県と東京都の会社が中心で、神奈川の会社も基本はリモートで支援が回っています(訪問など交通費が発生する場合は別途料金)。実際の顧問先では、SEOの基礎からAIを使った記事制作までをオンラインで支援し、ホームページ経由の問い合わせ獲得につながった例があります。料金と支援範囲は月5万円のAI顧問で相談できることで公開しています。

向いている会社: ChatGPT活用や業務整理を、費用を抑えつつオンライン中心で継続的に進めたい会社。

2. TWELFTH(横浜市)

TWELFTHは、神奈川県の中小企業向けに生成AI活用支援を行う横浜の会社です。課題解決・業務改善・生産性向上を支援する「生成AIアドバイザリー」のほか、画像・文章生成AIを使ったクリエイティブ制作、社内でAIを使いこなす組織づくりを支援する内製化支援プログラムを提供しています。

向いている会社: 県内の地域密着の相談先で、業務改善から内製化まで伴走してほしい中小企業。

3. Office Mizuki(横浜市)

Office Mizukiは、横浜市を拠点に法人向けAI研修と「外部AI担当者」サービスを提供する事業者です。Microsoft 365 CopilotやGemini、ChatGPT、Claudeなど主要ツールの法人プラン選定から運用までをカバーし、社内にAI・IT専任者を置くほどではない従業員10〜200名程度の会社を対象と明記しています。公式サイトには法人AI活用顧問が月10万円から、法人AI研修が1回税込10万円からと料金が掲載されており、費用感を事前に把握しやすいのが特徴です。

向いている会社: CopilotなどMicrosoft系ツールを軸に、対面研修から顧問まで頼みたい会社。

4. 株式会社エリアドライブ(横浜市)

株式会社エリアドライブは、横浜市中区のWeb制作会社で、AI活用支援サービスを提供しています。「AIで変えられるところ、まだ早いところ、正直にお伝えします」という方針を掲げ、業務に合わせたAI活用の設計・開発・導入から、従業員向けAI教育、社員が自走できるようになるまでの伴走支援に対応しています。

向いている会社: ホームページ運用やWeb施策と合わせて、AI活用を1社にまとめて相談したい会社。

5. 株式会社Galirage(川崎市)

株式会社Galirageは、川崎市中原区に本社を置く生成AI特化の会社です。生成AIシステム開発、コンサルティング、アドバイザリーなどを展開し、公式サイトではプライム上場企業20社以上への支援実績を掲載しています。エンタープライズ向けの色が強い会社ですが、県内に本社を置く生成AI専業として技術力の水準が高い選択肢です。

向いている会社: 相談にとどまらず、生成AIを組み込んだシステム開発まで視野に入れている会社。

6. 株式会社DeC(東京都渋谷区・横浜/川崎対応)

株式会社DeCは、東京都渋谷区の会社ですが、横浜・川崎を最優先エリアと明記し、神奈川県の中小企業の業務効率化をオンライン伴走で支援しています。AI業務自動化のコンサルティングに加え、建設業向けの見積自動化、介護業向けのシフト調整、運送業向けの配車最適化など、現場系業種に特化したソリューションを掲げているのが特徴です。

向いている会社: 建設・介護・運送など、現場を持つ業種で業務自動化を進めたい神奈川の会社。

神奈川でのAIコンサルの選び方。産業構造と5つの確認点

神奈川で相談先を選ぶときは、「県内かどうか」より「自社の業種・テーマと合うか」「現役で手を動かしているか」で見極めるべきです。

神奈川県は、京浜工業地帯を抱える横浜・川崎の製造業、横浜港・川崎港を中心とした物流、厚木・相模原など県央の内陸工業、そして建設・不動産・医療介護・小売といった都市型サービス業が集まる地域です。現場を持つ会社が多い産業構造のため、相談が具体化しやすいAI活用テーマも業種ごとに傾向があります。

業種AI活用のテーマ例
製造業ベテランのノウハウの文書化(技能伝承)、作業手順書・検査記録の作成支援
物流・運輸問い合わせ対応の整理、配送関連の書類・帳票作成、マニュアル整備
建設見積書・提案書のたたき台作成、現場報告書の要約、安全書類の作成支援
医療・介護記録業務の下書き作成、申し送り文書の要約
小売・サービス販促文・SNS投稿の作成、FAQ整理、業務マニュアルの整備

注意したいのは、現場を持つ会社ほど「AIで現場作業そのものを自動化する」構想から入って挫折しやすいことです。まずは書類・報告書・問い合わせといった事務まわりから始めて、社内にAIを使う土台を作る方が定着します。

そのうえで、相談先は次の5点で確認してください。

  • 現役でAIを実務に使っているか(資料で説明するだけの人ではないか)
  • ツールありきではなく、業務の棚卸しから入ってくれるか
  • 月額費用と支援範囲が明確か
  • オンラインで継続的に相談できる体制か
  • 得意領域が自社の相談テーマと合っているか(研修・業務効率化・開発など)

横浜・川崎から東京都心は電車で30分前後の距離です。今回の6社に東京の会社が2社入っているように、神奈川は「東京の専門家を普段はオンライン、必要なときだけ対面で使う」形が無理なく成立する地域です。県内に絞り込むより、実務力で選んだうえで訪問の要否と条件を個別に確認する方が、選択肢が大きく広がります。AIコンサルの類型ごとの見極め方は、AIコンサル会社のおすすめ9選!費用相場と失敗しない選び方で詳しく整理しています。

神奈川県内の無料で使える公的相談窓口

神奈川県内には、AI・デジタル化の入口相談を無料でできる公的窓口が複数あり、民間コンサルに依頼する前の情報整理に活用できます。

県内で確認できる主な公的窓口は次の通りです。

窓口概要
神奈川産業振興センター(KIP)県の中小企業支援機関。中小企業診断士やITコーディネーター等によるDX支援アドバイザーの無料派遣があり、デジタル化の現状整理から相談できる
神奈川県よろず支援拠点国が設置する無料の経営相談所。売上拡大からIT活用まで、専門家に何度でも無料で相談できる
KISTEC(神奈川県立産業技術総合研究所)生成AI活用促進事業として、県内中小企業向けに専門家派遣(1社3回程度)を無料で実施。課題整理から解決策の方針提示まで支援
IDEC横浜(横浜企業経営支援財団)横浜市の中小企業支援財団。経営・IT・法務などの専門家に相談できるワンストップ経営相談窓口がある
川崎市産業振興財団川崎市の中小企業支援機関。ワンストップ型の経営相談窓口や専門家派遣の仕組みがある

支援メニューや受付状況は変わるため、利用前に各機関の公式サイトで最新情報を確認してください。

公的窓口の強みは、無料で中立的な立場から話を聞けることです。「AIで何ができるのか見当もつかない」段階なら、まずここで頭を整理する価値があります。補助金や支援制度の情報が集まりやすいのも公的窓口です。AIツール導入に使える補助金の全体像は、デジタル化・AI導入補助金を中小企業のAI活用に使う方法でも解説しています。

一方で、公的相談は回数や時間に区切りがあり、担当する専門家を自社で選べるとは限りません。方向性の整理には向きますが、「毎月伴走してもらいながらChatGPT活用を社内に定着させる」といった実務フェーズは、先に紹介した民間のAIコンサル・AI顧問の領域になります。公的窓口で頭を整理してから民間を実務力で選ぶ。この順番なら費用の無駄がありません。

AIコンサルの費用相場。神奈川と東京で差はあるか

月額型のAIコンサル費用は神奈川と東京でほぼ差がなく、金額を左右するのは所在地ではなく支援範囲です。

オンライン中心の支援では所在地によるコスト差が小さいため、「神奈川だから安い・東京だから高い」ということはほぼありません。月額型の目安は次の通りです。

月額料金の目安主な支援内容
月3万円から5万円月1回の相談、チャット相談、簡単な壁打ち
月5万円から10万円業務整理、ツール選定、社内ルール相談
月10万円から30万円複数部門の支援、研修、運用設計、資料作成
個別見積もりシステム開発、AIチャットボット構築、データ連携

地域ならではの確認点は1つだけです。工場や店舗への訪問を想定する場合、交通費・訪問費が月額に含まれるか別途かを契約前に確認してください。横浜・川崎エリアは都内からの訪問もしやすいため、訪問対応の条件は相談先によって差が出やすいポイントです。

よくある質問

神奈川の会社でも東京のAIコンサルに依頼できますか?

依頼できます。AI活用の支援はオンラインで完結することが多く、横浜・川崎から都心へは電車で30分前後のため、必要なときに対面しやすい距離でもあります。今回紹介した6社のうち2社は東京の会社ですが、いずれも神奈川の中小企業への支援を明記・実施しています。

6社のうちどこを選べばよいですか?

相談テーマで選んでください。研修と既存ツール活用ならOffice Mizuki、地域密着の伴走ならTWELFTH、Web施策と一体ならエリアドライブ、システム開発まで視野ならGalirage、現場系業種の自動化ならDeC、費用を抑えたオンライン中心の継続伴走ならAI顧問ハカドルくん、という整理が出発点になります。優劣ではなく得意領域の違いです。

公的窓口と民間コンサルはどちらに先に相談すべきですか?

AIで何ができるか見当もつかない段階なら、無料の公的窓口(神奈川県よろず支援拠点やKISTECの専門家派遣など)が先で構いません。方向性が見え、毎月伴走して実務を進めたい段階になったら、民間のAIコンサル・AI顧問を検討する流れが費用の無駄がありません。

工場や現場を見てもらいたい場合はどうすればよいですか?

初回や節目だけ訪問し、普段はオンラインで進めるハイブリッド型を検討してください。製造業や物流のように現場を見ないと課題が伝わりにくい業種でも、毎回の対面が必要なわけではありません。契約前に訪問の可否と費用(交通費が別途かどうか)を確認したうえで、定例はオンラインにすると相談頻度を保てます。

AI導入に補助金は使えますか?

AIを含むITツールの導入には、国のデジタル化・AI導入補助金などが活用できる場合があります。制度の対象や申請時期は変わるため、詳細はデジタル化・AI導入補助金を中小企業のAI活用に使う方法を参考にしつつ、公式の公募情報や公的窓口で最新情報を確認してください。

まとめ

神奈川の中小企業がAIコンサルを探すなら、県内4社と神奈川対応の東京2社の計6社を「自社の相談テーマとの相性」で比べ、無料の公的窓口も入口整理に併用するのが現実的です。

神奈川には、TWELFTH、Office Mizuki、エリアドライブ、Galirageといった県内の会社に加え、横浜・川崎を主要エリアとする東京の会社まで、性格の異なる相談先が揃っています。まず公的窓口やKISTECの無料派遣で方向性を整理し、継続的な伴走が必要になったら、現役で手を動かしているか、業務整理から入ってくれるか、費用と支援範囲が明確かで民間を選んでください。横浜・川崎から都心は30分前後。東京の専門家を普段はオンライン、必要なときだけ対面で使える距離の近さは、神奈川ならではの強みです。

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